2012年6月10日日曜日

宮城(偽装あり)、山形(偽装あり)、長野(偽装あり)、兵庫(偽装あり)のお米は買わないことだろう。

―――*原発廃止*―――
*即・原発を廃止しても、使用済み燃料や原子炉廃材の放射能と100万年!
*低線量被曝に関しては、ECRR(欧州放射線リスク委員会)の「2010年勧告」を基調にする。
*国家権力の横暴を許さず、主権者である国民の命と生活を守る政権の樹立を!
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☆Twitter・Blog・HPで知るマスコミが報道しないニュ-ス!
☆ブログ「武田邦彦 (中部大学) 」
原発短信・・・汚染米はどこに行った?
http://takedanet.com/2012/06/post_a64e.html

☆ブログ「ラ・ターシュに魅せられて」  ⇒ 例によって、気楽に読み流して下さいネ!
「消費税修正協議の結論が15日までに? やっぱりダメでした・・ってのも、ひとつの結論ですよ」 輿石東
http://latache1992.blog56.fc2.com/blog-entry-561.html

☆Nuclear F.C : 原発のウソ
揺れる「原発発祥の地」東海村 村長が反旗 日経
http://blog.livedoor.jp/ryoma307/archives/6299891.html

☆「メルマガ金原」No.975  (一部省略)
野田首相『大飯原発再稼働演説』と末弘厳太郎『役人学三則』(1931年)

 昨日(6月8日)の野田佳彦総理大臣による歴史に残る愚かな演説を、とにかく記録にとどめるために取り上げねばならないな、と思いつつ、どうにも気が進まなかったのですが、そこで思いついたのが、「解毒剤」とともに服用するという方法でした。

 まずは「毒」の方です。 昨日夕刻に開かれた総理記者会見です。
 首相官邸ホームページに映像と文字起こしが掲載されています。
  http://www.kantei.go.jp/jp/noda/statement/2012/0608.html
 FNNの映像も紹介しておきます。
  http://www.youtube.com/watch?v=Bn10ryj8AeA (11分38秒)
  ※ こちらでは、質疑応答は省略されています。

 文字起こしされたものを読むと、「演説(冒頭発言)」部分だけではなく、馴れ合い的な記者クラブ加盟社からの質問への答弁部分も含め、「官僚の作文」だろうということがありありと想像できます。そうでなければ、「国民生活を守ることの第1の意味は、次代を担う子どもたちのためにも、福島のうな事故は決して起こさないということであります。福島を襲ったような地震・津波が起こっても、事故を防止できる対策と体制は整っています。これまでに得られた知見を最大限に生かし、もし万が一すべての電源が失われるような事態においても、炉心損傷に至らないことが確認をされています。」などという嘘八百を真顔で読み上げることなど出来るはずがありません。
 この人の表情は、突き詰めて自分で考えることを放棄し、全てを操り手に委ねた者のそれです。

 さて、以上の「毒」を飲んだ後には、急いで次の「解毒剤」の服用をお薦めします。末弘厳太郎(すえひろいずたろう)という高名な法学者が、1931年に雑誌「改造」に発表した『役人学三則』というエッセイです。著作権切れのため、青空文庫で読むことができます。そんなに長いものではありません。  http://www.aozora.gr.jp/cards/000922/files/43242_17420.html
 
 末弘厳太郎氏は、明治21年(1888年)山口県出身。東京帝大法科大学院独法科を卒業後、大正3年(1914年)、東京帝大法科大学助教授に就任。1917年から20年にかけてシカゴ等に留学後、大正10年(1921年)、東京帝大法学部教授に就任。1942年から45年まで同大法学部長。昭和21年(1946年)退官。同22年(1947年)、中央労働委員会会長に就任。昭和26年(1951年)逝去。民法、労
働法、法社会学の分野に貴重な業績を残した他、『嘘の効用』(1922年)などの軽妙なエッセイの書き手としても知られた人でした。

 法律学を少しでも学んだ者にとっては、1922年の雑誌「改造」に掲載された『嘘の効用』は、「法の適用」「法の実現」とはどういうことかを考える上で、誰にとっても「蒙を啓かれる」素晴らしいエッセイ(というかほとんど一般向け論文の感があります)で、こちらも是非ご一読をお薦めしたいと思います。
  http://www.aozora.gr.jp/cards/000922/files/45642_28592.html
 留学から帰朝して間もなく、東京帝大法学部の教授に就任した翌年に書かれた『嘘の効用』は、大正デモクラシーという時代背景もあってか、非常に筆致が伸びやかです。
 しかし、その9年後に同じ雑誌「改造」に掲載された『役人学三則』は、一見軽妙なエッセイの体裁はとっていても、文章の背後に非常に重苦しい何かを感じると言っては、その後の歴史を知る後世の者の深読みに過ぎるでしょうか。

 官僚が作文した野田首相演説の「解毒剤」として、『役人学三則』の服用を推奨したのは、1931年に末弘教授が慨嘆していた日本の役人の病巣が、81年も経った今に至るも少しも改善しておらず、それどころか、いよいよひどくなっていることに注意を喚起したかったからですが、よく考えてみると、野田首相の「毒」にあたった症状は少しも改善せず、絶望のあまり、ますます悪化してしまうかもしれませんね。

 「絶望」の果てには必ず「希望」が見えると信じ、一人一人が、自らの良心に恥じない行動をするのみです。

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