2012年5月25日金曜日

原子力委員会が原発推進側だけを集め、使用済み燃料の処理方法の評価をまとめた報告書原案を事前に示した

―――*原発廃止*―――
*即・原発を廃止しても、使用済み燃料や原子炉廃材の放射能と100万年!
*低線量被曝に関しては、ECRR(欧州放射線リスク委員会)の「2010年勧告」を基調にする。
*国家権力の横暴を許さず、主権者である国民の命と生活を守る政権の樹立を!
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TwitterBlogHPで知るマスコミが報道しないニュ-ス!

☆小出裕章 (京大助教) 非公式まとめ

524 核燃料サイクル勉強会 推進側だけに原案・もんじゅ廃炉4つの選択肢・汚染水処理ゴミ・WHOの内部外部被曝推計について 小出裕章



☆ブログ「 みんな楽しくHappy♡がいい♪」

電気料金値上げと天下り電力選べぬ「地域独占のかべ」5/23古賀茂明氏・報道(内容書き出し)



☆中村隆市ブログ 「風の便り」

2012/05/25 WHOが日本全国の被ばく線量推計、福島で最大50ミリシーベルト



Nuclear F.C 原発のウソ

5/25 「原子力ムラ」が秘密会合 核燃サイクル評価を書き換え



「メルマガ金原」No.953  (一部省略)
またしても毎日新聞のスクープ・核燃料サイクルをめぐる秘密会議
  内閣府原子力委員会に設置された新大綱策定会議の事務局が、予定議案を資源エネルギー庁や電気事業者側に極秘で事前に示し、その結果、「(原子力と)地域社会との共生」という議案が外されていたというニュースを毎日新聞がスクープしたのが58日のことでした(メルマガNo.937参照)。
 そして、今日524日、原子力委員会の度し難い体質を暴くスクープ第2弾が毎日新聞に掲載されました。
 核燃サイクル原案:秘密会議で評価書き換え 再処理を有利
毎日新聞 201205240230分(最終更新05240257分)
 核燃サイクル「秘密会議」:まるでムラの寄り合い
毎日新聞 201205240230分(最終更新05240303分)
  全文は、上記サイトまたは添付のテキストファイルでお読みいただきたいのですが、以下には前者の記事の本体部分のみを貼り付けておきます。
(引用開始)
 内閣府原子力委員会が原発の使用済み核燃料の再処理政策を論議してきた原子力委・小委員会の報告案を作成するため4月24日、経済産業省・資源エネルギー庁、電気事業者ら推進側だけを集め「勉強会」と称する秘密会議を開いていたことが分かった。表紙に「取扱注意」と記載された報告案の原案が配られ、再処理に有利
になるよう求める事業者側の意向に沿って、結論部分に当たる「総合評価」が書き換えられ、小委員会に提出された。政府がゼロベースの見直しを強調する裏で、政策がゆがめられている実態が浮かんだ。
 小委員会は修正後の総合評価を踏襲して取りまとめ、23日、「新大綱策定会議」(議長・近藤駿介原子力委員長)に報告して事実上解散した。近く政府のエネルギー・環境会議に報告される。
 毎日新聞はA4判79ページの資料を入手した。表紙右上に「4/24勉強会用【取扱注意】」、表題は「原子力発電・核燃料サイクル技術等検討小委員会(第13回)」で、4月27日に論議される予定の報告案の原案だった
 秘密会議は4月24日午後5時過ぎから約2時間、原子力委の入る東京・霞が関の中央合同庁舎4号館で開かれた。鈴木達治郎・原子力委員長代理や内閣府原子力政策担当室職員のほかエネ庁原子力立地・核燃料サイクル産業課の森本英雄課長電力10社で作る電気事業連合会の小田英紀原子力部長青森県六ケ所村の再処理工場を経営する「日本原燃」の田中治邦常務高速増殖原型炉「もんじゅ」を運営する「日本原子力研究開発機構」幹部東京電力や日本原子力発電など電力会社社員ら約30人が参加。小委員会のメンバーは鈴木代理だけだった。
 小委員会では使用済み核燃料の「全量再処理」、「全量直接処分」、「再処理・直接処分併存(併用)」の3政策について議論していた。関係者によると、日本原燃幹部は秘密会議で六ケ所村再処理工場存続を要請。小委員会座長の鈴木代理が「プロジェクト(再処理工場)に影響を与えない併存が一番良い」と応じた。トラブル続きの再
処理工場の現状などから全量再処理は賛同を得にくい一方、全量直接処分では工場閉鎖につながるためとみられる。
 総合評価の表記は、仮にウラン価格が30倍に上昇しても全量直接処分が経済的に優位であることから、原案では「(再処理や併存より)総費用において優位」と言い切っていた。しかし、変更後は「ウラン価格が現状のままなら」などと条件付きで「優位になる可能性が高い」と後退する一方、併存について「全量再処理より経済的に多少有利」などと利点を強調する記述が増えていた。報告案は4月27日は時間切れで審議できず、5月8日に論議された。
 近藤委員長は「(報告案を配っているなら)度を越えている。私の監督責任にかかわる問題」と述べた。鈴木代理は「出席したかもしれないが、結果的に小委員会の議論に影響はなかった」と話した。【核燃サイクル取材班】
(引用終わり)  
  問題の小委員会は、原子力委員会に設置された「原子力発電・核燃料サイクル技術等検討小委員会」であり、「58日に論議された」「報告案」というのは、これでしょう。
  原子力安全委員会の好い加減さは国民各層にかなり知られてきたと思いますが(斑目春樹委員長のキャラクターもあって)、原子力委員会も負けてはいません。というか、その「悪質性」において際だっていると言ってもよいと思います。 このような、何の正統性もない機関が、我が国の将来の帰趨を決するような判断をしようというのですから、空恐ろしくなります。 もっとも、原子力委員会の上位にある野田内閣そのものに何の「正統性」もないのですから、何をか言わんやですが。 
 しかし、原子力委員会委員長代理の鈴木達治郎氏といえば、就任時には相当期待された方であったはずなのです。現在は更新されていない「池田香代子ブログ」で、鈴木氏と河野太郎議員、飯田哲也さんとの鼎談が取り上げられ、池田さんをして、「無批判な原発推進派ではない鈴木さんのような方が原子力委員会委員長代理になったこと
は、千載一遇の僥倖と言うべきです。鈴木さんの任期中(あと2年)のうちに、いい方向が出るよう、ひいては次期委員長になってくださるよう願わずにはいられませんでした」と言わしめた鼎談が行われたのが、20101213日のことでした。
 それから1年半後の結末がこれでは「あんまりだ」と思わざるを得ません。 もっとも、毎日新聞がスクープしたということは、同社に協力した「秘密会議(勉強会)」参加者がいた、と考えるのが自然であり、鈴木委員長代理自身が、自分の首を差し出すのと引き替えに原子力委員会に引導を渡したのでは?と推測するのはいくら何でも勘ぐり過ぎ(買いかぶり過ぎ)というものでしょうね。

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*今日の「最低気温17℃→最高気温21℃」 

今朝の定例の散歩(8:00~9:30)は、雨のため中止。

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