2012年9月30日日曜日
あらゆる面で放射能による影響を黙殺・隠蔽してきて、4~5年後、健康被害が顕著になり始めた時どうなる?
―――*原発廃止*―――
*即・原発を廃止しても、使用済み燃料や原子炉廃材の放射能と100万年!
*低線量被曝に関しては、ECRR(欧州放射線リスク委員会)の「2010年勧告」を基調にする。
*国家権力の横暴を許さず、主権者である国民の命と生活を守る政権の樹立を!
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9月30日 ちょっと気分転換に、ご紹介します。
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☆「メルマガ金原」No.1121 (一部省略)
第1回~第12回『暮らしの中の放射能』(伴英幸氏&辛淑玉氏)
原子力資料情報室共同代表・事務局長の伴英幸(ばん・ひでゆき)さんに、人材育成コンサルタント・人材育成技術研究所所長の辛淑玉(しん・すご)さんが聞く「放射線の影響を回避しながら生活するための,ウィークリーの暮らし情報番組」「暮らしの中の放射能」。
第1回をご紹介(メルマガNo.831)してから半年以上が経過しました。さすがに「ウィークリー」という訳にはいかず、最近は「マンスリー」も怪しくなってきているようですが、第12回までアップされています。
この辺で、今までにアップされた分をまとめてご紹介しておきます。なお、第6回がどうしても見つかりませんでした。何らかの事情で削除されたのかもしれません。もしも私の見落としで、「発見したよ」という方がおられたら、メールでお知らせいただければ幸いです。
2012年2月9日
第1回 公表データを読む
http://www.youtube.com/watch?v=5IpjwPHsX94 (16分27秒)
2012年年2月18日
第2回 水と魚について
http://www.youtube.com/watch?v=8lrm2_6B0oo (11分13秒)
2012年2月25日
第3回 汚染マップを見る
http://www.youtube.com/watch?v=iELYjFiNFV0&feature=relmfu (10分31秒)
2012年3月11日
第4回 杉花粉と放射性セシウム
http://www.youtube.com/watch?v=njhPviEKhFs&feature=relmfu (6分45秒)
2012年3月30日
第5回 水道水について
http://www.youtube.com/watch?v=c2q_HoWJ17c (16分35秒)
2012年5月2日
第7回 この夏、電力は大丈夫なのか?
http://www.youtube.com/watch?v=5OgLa6u-60Q (13分49秒)
2012年5月15日
第8回 内部被ばくは測れるのか?
http://www.youtube.com/watch?v=ca5ng7JBdmE&feature=relmfu (5分54秒)
2012年5月29日
第9回 食品中の放射性物質の新基準について
http://www.youtube.com/watch?v=HaSZQt33b-Q&feature=relmfu (7分50秒)
20012年8月7日
第10回 子どもと一緒に東北旅行言っていいのか?
http://www.youtube.com/watch?v=Uon20tSw9-U&feature=relmfu (13分01秒)
2012年8月21日
第11回 河川の汚染について
http://www.youtube.com/watch?v=lzRYF0Zr5xw&feature=relmfu (8分45秒)
2012年9月4日
第12回 がれきの広域処理について
http://www.youtube.com/watch?v=EgYnDlKINCg (16分58秒)
(付記)
番組がスタートした際の案内文を再掲します。
(引用開始)
とくに、放射線の影響が大きい東北、関東、首都圏の市民を対象に、
1.原発の現状
2.汚染の状況と対策
3.食品汚染の実態と対策
の3点を主な内容として原子力資料情報室共同代表・事務局長の伴英幸が語ります。第1回目の聞き手は、人材育成コンサルタント 人材育成技術研究所所長の辛淑玉(しん・すご)さんです。
【暮らしの中の放射能プロジェクト】
原子力資料情報室
東京経済大学の教員と学生の有志
OurPlanet TV
七つ森書館
協同センター・労働情報
その他、多くの労働組合の協力により創られています。
(引用終わり)
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2012年9月29日土曜日
「小児甲状腺がん事故無関係」危うい即断 チェルノブイリ翌年から増加 医師の菅谷松本市長が警鐘
―――*原発廃止*―――
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米軍・星条旗紙「普天間出入り避けよ」長期化に危機感/沖縄タイムス
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9月28日 厚労省:原発作業員の労災認定目安『胃がん・食道がん・結腸がんの被ばく線量は100ミリシーベルト、被ばくから発症までに5年』
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たね蒔きジャーナル最終回後 「ありがとう」を水野さんと千葉さん、スタッフへ~♪(動画紹介)
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9/29 「小児甲状腺がん事故無関係」危うい即断 チェルノブイリ翌年から増加 医師の菅谷松本市長が警鐘
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9/29 最初の小児甲状腺がんの症例の報に接して@広河隆一
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☆「メルマガ金原」No.1120 (一部省略)
村上春樹氏『魂の往き来する道筋』(9/28朝日新聞)
今日(9月28日)の朝日新聞(朝刊)を手に取られた方は、作家の村上春樹氏の特別寄稿『魂の往き来する道筋』を読まれたことと思います。
(抜粋引用開始)
このような好ましい状況(金原注:様々な文化交流の深化など)を出現させるために、長い歳月にわたり多くの人々が心血を注いできた。僕も一人の当事者として、微力ではあるがそれなりに努力を続けてきたし、このような安定した交流が持続すれば、我々と東アジア近隣諸国との間に存在するいくつかの懸案も、時間はかかるかもしれないが、徐々に解決に向かって行くに違いないと期待を抱いていた。文化の交換は「我々はたとえ話す言葉が違っても、基本的には感情や感動を共有しあえる人間同士なのだ」という認識をもたらすことをひとつの重要な目的にしている。それはいわば、国境を越えて魂が行き来する道筋なのだ。
今回の尖閣諸島問題や、あるいは竹島問題が、そのような地道な達成を大きく破壊してしまうことを、一人のアジアの作家として、また一人の日本人として、僕は恐れる。
(引用終わり)
朝日新聞を購読していない方も、「朝日新聞デジタル」に会員登録すれば読むことができます。
※ 会員には「無料会員」と「有料会員」がありますが、「無料会員」でも、1日に3本までは有料記事を閲覧することができます(私も無料会員登録しかしていません)。
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村上さんの記事はこちらのページから。
http://www.asahi.com/culture/update/0928/TKY201209270753.html
村上さんは、領土問題の本質について、以下のような意見を述べておられます。
(抜粋引用開始)
領土問題が実務課題であることを超えて、「国民感情」の領域に踏み込んでくると、それは往々にして出口のない、危険な状況を出現させることになる。それは安酒の酔いに似ている。安酒はほんの数杯で人を酔っ払わせ、頭に血を上らせる。人々の声は大きくなり、その行動は粗暴になる。論理は単純化され、自己反復的になる。しかし賑(にぎ)やかに騒いだあと、夜が明けてみれば、あとに残るのはいやな頭痛だけだ。
そのような安酒を気前よく振る舞い、騒ぎを煽(あお)るタイプの政治家や論客に対して、我々は注意深くならなくてはならない。一九三〇年代にアドルフ・ヒトラーが政権の基礎を固めたのも、第一次大戦によって失われた領土の回復を一貫してその政策の根幹に置いたからだった。それがどのような結果をもたらしたか、我々は知っている。
(引用終わり)
2009年2月15日のエルサレム賞受賞スピーチ、2011年6月9日のカタルーニャ賞受賞スピーチ『非現実的な夢想家として』に続く、村上春樹さんの非常に重要な発言だと思います。
是非お読みください。
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2012年9月28日金曜日
「石油や石炭が無くなるから次は原子力だ」は全くの間違い。ウランは石油や石炭が消える以前に無くなる。
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大飯原発の活断層~10月下旬に現地調査へ
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9月27日【内容起こし】小出裕章氏:1000万Bq/時放出されている放射性物質、数十年で枯渇するウラン燃料、『原子力規制員会には絶対に入らない』、測定器の使い方など@たね蒔きJ
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やはりでてきた健康被害-北九州
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原子力規制委・揺らぐ公開性「赤旗」を会見から排除9/28東京新聞(書き出し)
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9/28 福島で暮らすこと いまも見えないリスクと生きる
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放射線と被曝の教室(5) 食品の汚染の限度
http://takedanet.com/2012/09/post_5449.html
☆「メルマガ金原」No.1119 (一部省略)
9/30放送予告『映画にできること 園子温と大震災』(ETV特集)
毎週のように放送予告を掲載しているような気がしますが、次のETV特集も注目番組です。
どうすれば「原発事故」を「劇映画」として表現できるのか?このテーマに挑み、『希望の国』という作品に結実させた園子温(その・しおん)監督を取り上げたドキュメンタリーです。
本放送 2012年9月30日(日)午後10時00分~11時00分
再放送 2012年10月7日(日)午前0時50分~1時50分(土曜深夜)
『映画にできること 園子温と大震災』
http://www.nhk.or.jp/etv21c/file/2012/0930.html
(番組案内・引用開始)
ことし7月、福島県南相馬市の民家で、完成したばかりの一本の映画が上映された。タイトルは「希望の国」。描かれているのは、原発事故だ。その物語は、上映会に集まった南相馬の人たちが、大震災後の1年あまりの間に体験してきたことと重なる。
撮ったのは、映画監督・園子温(そのしおん)(50)。園は、福島に通い、取材を重ねて、「希望の国」を作った。
園はこれまでも、実際に起きた事件を取材し、エピソードを組み合わせてオリジナルの脚本を書いてきた。それを過激な映像で映しだし、出来事の裏に潜む社会の本質をえぐり出した。
今回も、放射能災害の現場を歩き、被災した人たちから直接話を聞いた。そして、南相馬市でのひとつの出会いから、「希望の国」の着想を得ることになる。
原発事故を映画にするため、園は試行錯誤を重ねた。目に見えない放射能をどう映像化するのか。被災地の人たちにふりかかった不条理な出来事をどんな物語にするのか。
去年3月11日の東日本大震災は、さまざまなジャンルの表現活動を揺さぶった。かつて経験したことのない大災害の後に、芸術や思想にいったい何ができるのか、問われている。
園は、アーティスト集団・Chim↑Pom(チン↑ポム)、そして社会学者・大澤真幸(おおさわまさち)と、それぞれ対談し、大震災後の表現の可能性について語り合う。
(引用終わり)
(参考サイト)
映画『希望の国』オフィシャルサイト
http://www.kibounokuni.jp/
映画・特報
http://www.youtube.com/watch?v=FlONqn8iH1s (0分31秒)
映画・予告編
http://www.youtube.com/watch?v=iUCPvJoSPhE (1分41秒)
東京新聞 2012年9月21日朝刊 放送芸能欄
心の中に「希望の国」 福島原発事故、初の劇映画
http://www.tokyo-np.co.jp/article/entertainment/news/CK2012092102000126.html
(引用開始)
東京電力福島第一原発事故を題材とした劇映画「希望の国」(園子温監督)が10月20日から、東京・新宿ピカデリーなどで公開される。福島の事故をメーンテーマとする本格的な劇映画は初めて。3・11を再現したようなリアリティーが感じられる一方、園監督らしい映像と演出で、故郷から強制的に引き離される、ある家族の姿を描く。(小田克也)
作品は20XX年の「長島県大原町」が舞台。地震で原発事故が起き、半径二十キロが警戒区域となる。小野泰彦(夏八木勲)は、自宅の庭がちょうど境界線になり、立ち入り禁止のテープを張られ、ぼうぜんとする。
小野家は圏外だったが、泰彦は、だからといって安全とはいえない、国の言うことは信じられない、と息子の洋一(村上淳)とその妻・いずみ(神楽坂恵)を避難させる。
やがて原発が制御不能となり、泰彦と妻の智恵子(大谷直子)も退避を迫られる。だが泰彦は牛を飼い、ブロッコリーを育て、代々、家族の歴史を刻んできた地を離れようとしない…。
■
泰彦は退避を求める町役場の職員に、庭の大木を指しながら「自分たちの刻印を捨ててまで、どこかに行きたいとは思わない」と吐き捨てる。園監督は「せりふもシーンもなるべく想像力で書くことはやめ、取材した通りに入れようと思った」と言うが、言葉の一つひとつに重みが感じられる。
事実に立脚しながら、演出も秀逸。例えば、立ち入り禁止のテープを張るために打たれる丸太の杭(くい)は、故郷との別れ、そして泰彦・洋一の父子の離別を暗示する。また、認知症によって時間や空間の感覚を失った智恵子の存在は、失われた故郷は元通りにならないし、惨事は再び起こりうる-という時間軸に絡む、さまざまなことを想起させる。
小野家は、祖父から孫まで同居する昔の日本の家族のようだ。大惨事に遭遇しながらも家庭には懐かしい時間が流れ、積雪やアネモネの花などを交えた自然描写も美しい。
■
福島第一原発の事故を描くドキュメンタリーは相次いで公開されているが、劇映画は、被災者の感情や、原発の稼働が大きな問題となっている現状を考えれば、製作しにくいのが実情だろう。
園監督も「資金調達が大変でした。今の日本では、こういった映画を作ることが困難なんだな、と。暗部を見せるものには尻込みする。ただ、そうでなければやる意味がない」と言葉に力がこもる。
前作の「ヒミズ」で主人公を演じた染谷将太と二階堂ふみにベネチア国際映画祭・新人俳優賞をもたらすなど、実力が世界で知られる監督に対し、イギリスと台湾の製作会社が出資し、日本を含めた三国共同製作となった。監督のこれまでの作品は、現実の事件を題材に、性や暴力という困難なテーマに挑んできたが、今回も挑戦だったようだ。
「希望の国」という題は皮肉にも取れるが、園監督は「見えるものの中に希望はないかもしれないけど、心の中に芽生える可能性がある」と語る。
夏八木と大谷のベテラン二人が存在感を見せる。廃虚と化した無人の街で、泰彦と智恵子が雪を踏み締めて盆踊りをするシーンが印象的だ。
<その・しおん> 1961年、愛知県豊川市生まれ。86年の「男の花道」が、自主映画を支援する、ぴあフィルムフェスティバルグランプリを受賞。90年の「自転車吐息」はベルリン国際映画祭に正式招待されるなど、90年代は独立系映画の旗手として多くの作品を発表。2000年以降は「自殺サークル」「紀子の食卓」「愛のむきだし」「ちゃんと伝える」「冷たい熱帯魚」「恋の罪」などを発表。社会派エンターテインメント作品への志向を強めている。
(引用終わり)
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2012年9月26日水曜日
ETV特集 チェルノブイリ原発事故・汚染地帯からの報告「第2回 ウクライナは訴える」(削除前に視聴を!)
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9/22東京新聞「原発ゼロ『変更余地残せ』 閣議決定回避 米が要求」
政府が、曲がりなりにも2030年代までの原発依存度ゼロを目標とした「革新的エネルギー・環境戦略」の閣議決定を見送った背景には、米国からの強硬な圧力があったと、東京新聞が9月22日付のトップ記事として伝えました。
「政府内部への取材で分かった」ということで、とりあえずニュースソースからの別ルートによる裏付は取れていないということは踏まえておく必要がありますが、見過ごすことのできない重要な報道と思いますので、ご紹介しておきます。
2012年9月22日 東京新聞 朝刊(一面トップ記事)
原発ゼロ「変更余地残せ」 閣議決定回避 米が要求
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2012092290070744.html
記事写真 http://www.labornetjp.org/news/2012/0922tokyo
(引用開始)
野田内閣が「二〇三〇年代に原発稼働ゼロ」を目指す戦略の閣議決定の是非を判断する直前、米政府側が閣議決定を見送るよう要求していたことが二十一日、政府内部への取材で分かった。米高官は日本側による事前説明の場で「法律にしたり、閣議決定して政策をしばり、見直せなくなることを懸念する」と述べ、将来の内閣を含めて日本が原発稼働ゼロの戦略を変える余地を残すよう求めて
いた。
政府は「革新的エネルギー・環境(エネ環)戦略」の決定が大詰めを迎えた九月初め以降、在米日本大使館や、訪米した大串博志内閣府政務官、長島昭久首相補佐官らが戦略の内容説明を米側に繰り返した。
十四日の会談で、米高官の国家安全保障会議(NSC)のフロマン補佐官はエネ環戦略を閣議決定することを「懸念する」と表明。この時点では、大串氏は「エネ戦略は閣議決定したい」と説明したという。
さらに米側は「二〇三〇年代」という期限を設けた目標も問題視した。米民主党政権に強い影響力があるシンクタンク、新米国安全保障センター(CNAS)のクローニン上級顧問は十三日、「具体的な行程もなく、目標時期を示す政策は危うい」と指摘した。これに対して、長島氏は「目標の時期なしで原発を再稼働した場合、国民は政府が原発推進に突き進むと受け止めてしまう」との趣旨で、ゼロ目標を入れた内閣の立場を伝えていた。また交渉で米側は、核技術の衰退による安全保障上の懸念なども表明したという。
エネ環戦略は十四日に決めたが、野田内閣は米側の意向をくみ取り、「エネ環政策は、柔軟性を持って不断の検証と見直しを行いながら遂行する」という短い一文だけを閣議決定。「原発稼働ゼロ」を明記した戦略そのものの閣議決定は見送った。
大串、長島両氏は帰国後、官邸で野田佳彦首相に訪米内容を報告している。
政府関係者は「事前に米側に報告して『原発稼働ゼロ』決定への理解を求めようとしたが、米側は日本が原発や核燃サイクルから撤退し、安全保障上の協力関係が薄れることを恐れ、閣議決定の回避を要請したのではないか」と指摘している。
◆「判断変えてない」大串政務官
原発ゼロをめぐる米国との協議について、大串博志内閣府政務官は二十一日、本紙の取材に対し「個別のやりとりの内容は申し上げられないが、米側からはさまざまな論点、課題の指摘があった。米側からの指摘で日本政府が判断を変えたということはない」と話した。
◆骨抜き背景に米圧力
<解説> 「原発ゼロ」を求める多数の国民の声を無視し、日本政府が米国側の「原発ゼロ政策の固定化につながる閣議決定は回避せよ」との要求を受け、結果的に圧力に屈していた実態が明らかになった。「原発ゼロ」を掲げた新戦略を事実上、骨抜きにした野田内閣の判断は、国民を巻き込んだこれまでの議論を踏みにじる行為で到底、許されるものではない。
意見交換の中で米側は、日本の主権を尊重すると説明しながらも、米側の要求の根拠として「日本の核技術の衰退は、米国の原子力産業にも悪影響を与える」「再処理施設を稼働し続けたまま原発ゼロになるなら、プルトニウムが日本国内に蓄積され、軍事転用が可能な状況を生んでしまう」などと指摘。再三、米側の「国益」に反すると強調したという。
当初は、「原発稼働ゼロ」を求める国内世論を米側に説明していた野田内閣。しかし、米側は「政策をしばることなく、選挙で選ばれた人がいつでも政策を変えられる可能性を残すように」と揺さぶりを続けた。
放射能汚染の影響により現在でも十六万人の避難民が故郷に戻れず、風評被害は農業や漁業を衰退させた。多くの国民の切実な思いを置き去りに、閣議での決定という極めて重い判断を見送った理由について、政府は説明責任を果たす義務がある。(望月衣塑子)
(引用終わり)
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2012年9月25日火曜日
変形した心臓が「チェルノブイリ・ハート」と呼ばれたことから、タイトルが付けられた。
―――*原発廃止*―――
*即・原発を廃止しても、使用済み燃料や原子炉廃材の放射能と100万年!
*低線量被曝に関しては、ECRR(欧州放射線リスク委員会)の「2010年勧告」を基調にする。
*国家権力の横暴を許さず、主権者である国民の命と生活を守る政権の樹立を!
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チェルノブイリ原発事故・汚染地帯からの報告(1) 見逃した方は お早めに
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9/25 チェルノブイリ・ハート Chernobyl Heart. Copy.
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9/15毎日新聞「憲法改正」世論調査と水島朝穂氏の疑問
自宅で毎日新聞を定期購読されている方は、9月15日(土)の朝刊の一面を一瞥して驚かれたのではないでしょうか。
本社世論調査「改憲賛成」65% 政治不信「改憲」強め
WEB版 → http://mainichi.jp/select/news/20120915k0000m010047000c.html
記事よれば「憲法改正について『賛成』は65%で、同じ質問を設けた09年9月の面接調査に比べ7ポイント上昇し、過去最高となった。『反対』は27%で、前回調査に比べ5ポイント減」というなかなかショッキングな数字が並んでいますが、ここまで読んできて、「一体、憲法のどの条項をどのように『改正』するのに『賛成』か『反対』かを尋ねたのだろう?」という疑問を持たれませんでしたか?
どうも記事を最後まで読んでみると、そのような個別項目についての設問ではなく(そのような設問も別途あったようですが)、ただ単に「憲法改正に『賛成』ですか『反対』ですか?」という設問であったようなのです。
しかも、その理由を尋ねる5択の回答自体、相当な「誘導」がなされています。「時代に合っている」「時代に合っていない」が賛否両方の回答に別れて存在するのですから、どちらかを選んだら、自動的に賛否が決まってしまいますよね。
しかし、「憲法」が「時代に合っている」とか「いない」とか、そんなことが「改憲の要否」の判断基準になると、毎日新聞は正気で考えているのでしょうか?
アメリカなど、18世紀(1788年)に発効した連邦憲法が、21世紀の今日でも現役の憲法として生きていますよ。
このような疑問を端的にぶつけてくれたのが水島朝穂氏(早稲田大学教授)です。同氏の連載「直言」に、「改憲への「大連立」――『毎日』憲法世論調査への疑問」という記事が掲載されました。
http://www.asaho.com/jpn/bkno/2012/0924.html
タイトルからもお分かりのように、前半は「改憲大連立(「日本維新の会」を含む)」の危機が迫っているという情勢分析ですが、眼目は後半にあります。
是非お読みいただきたいのですが、その末尾はこのような文章でしめられています。
「こういうご時世だからこそ、あるいは伝統と良識のある『毎日新聞』までが、あのような世論調査をやってしまう時代であるからこそ、『憲法とは何か』についてしっかり考え、『ぼんやり改憲』の空気に乗らないことが肝要である。」
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2012年9月24日月曜日
原子力規制委員4人へ「あなたは委員として欠格要件に当てはまるのでは?刑事告発されてますが?他」週刊金曜日
―――*原発廃止*―――
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NHKETV特集「チェルノブイリ原発事故・汚染地帯からの報告第2回」再放送は30日
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巨大な不況がやってきた時、あなたに襲いかかる「12の恐怖」
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原子力規制委員4人へ「あなたは委員として欠格要件に当てはまるのでは?刑事告発されてますが?他」週刊金曜日9/19(音声・内容書き出し)
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☆Nuclear F.C : 原発のウソ
9/24 原発推進の専門家、原子力学会員「原発は安心」たった23% @秋場龍一
http://blog.livedoor.jp/ryoma307/archives/6629554.html
☆「メルマガ金原」No.1115 (一部省略)
神保哲生氏「原子力規制委員会発足 真に独立した組織となるためには不断の監視が必要」
毎週お届けするのが恒例になりつつある神保哲生氏によるニュース・コメンタリー(ビデオニュース・ドットコム)ですが、今週もやはりご紹介する価値があると思いました。
原子力規制委員会発足 真に独立した組織となるためには不断の監視が必要
http://www.videonews.com/news-commentary/0001_3/002540.php
You Tube http://www.youtube.com/watch?v=0Za9bOIDc8E (1時間15分51秒)
(番組案内・引用開始)
ニュース・コメンタリー (2012年09月22日)
福島第一原発の事故で露呈した原子力行政の不全を解消することを目的に、新たな原子力規制機関として原子力規制委員会が9月19日、発足した。しかし、発足会見では委員会のあり方について多くの疑問が呈された。
そもそも発足の前段階からその人選や国会同意の回避など、委員会の正当性に疑義が持たれる中で船出となった委員会だったが、田中俊一委員長は発足の記者会見で、情報公開を徹底させることで原子力行政の信頼回復に努めたいとの意向を表明した。
また、田中委員長は現行の原発の再稼働の条件となっている安全基準(暫定基準)が不十分であるとの見解を示し、この見直しが終わるまでは原発の再稼働を承認しない方針を明言した。また、また田中委員長が基準の見直しが年内には終わらない見通しを示した。すでに政府は14日に発表した革新的エネルギー・環境戦略で、原子力規制委員会が安全確認をした原発のみが再稼働をする方針
を決定しているため、事実上現在稼働中の大飯原発3,4号機以外の原発の年内再稼働は難しくなった。
しかし、同時に発足会見では委員の資格問題が繰り返し問われたほか、委員会の機能や権限について不明な点が多いことも明らかになるなど、多難な船出となった。
原子力規制委員会が真に独立した、信頼のおける原子力規制機関となっていくためには、今後、欠格条項に該当することが指摘される委員の言動を含め、市民の不断な監視が必要であることだけはまちがいない。
その他、9月14日の原発ゼロを謳った「革新的エネルギー・環境戦略」の決定にいたる過程を、長期出張から帰国した社会学者の宮台真司とその一連の過程をつぶさに取材してきたジャーナリストの神保哲生が振り返った。
(引用終わり)
今回のNコメは、ここ何週間かに引き続き、 前半(38分ころまで) 神保哲生さんと宮台真司さん(首都大学東京教授) →「革新的エネルギー・環境戦略」について
後半(38分以降) 神保哲生さん →原子力規制委員会発足について
という2つの話題が取り上げられており、いずれも重要ですが、特に前半を視聴して最も頷けたのは、「なぜ日本の経済団体がかくも強硬に脱原発に反対するのか?」という、多くの人が抱いているであろう疑問に対して、相当に説得力のある“解”が与えられていることでした。
最近、和歌山でも上映会が行われた『第4の革命 エネルギー・デモクラシー』という映画のタイトルが示唆するように、エネルギー政策の転換というのは、単に発電所で使われる燃料が変わるというような問題にとどまらず、抜本的な「産業構造改革」に行き着かざるを得ないため、既存の産業構造の基盤の上に成り立っている企業群が集結した経済団体は、自分たちの存立の基礎を大きく揺るが
しかねないエネルギー政策の転換を容認する訳にはいかないのだという構図が非常に分かりやすく説明されており、相当に説得的です。
是非視聴されることをお薦めします。
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2012年9月23日日曜日
宮城県が謝罪。「震災がれきの仙台市での焼却で、煙突の煙から放射性物質と共にアスベストが大量に放出!
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仙台市、アスベストが通常の4000倍。市民に避難が必要なレベル。
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☆「You Tube」videonewscom さんのチャンネル
原子力規制委員会発足 真に独立した組織となるためには不断の監視が必要
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☆ブログ「フランスねこのNews Watching」
「将来の子ども達のために」カナダ・ケベック州の新政権、原発を廃止/ルモンド紙(9月23日)
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☆ブログ「院長の独り言」
北九州ガレキ燃焼-報告され始めた被害と隠蔽工作
http://onodekita.sblo.jp/article/58437317.html
☆中村隆市ブログ 「風の便り」
放射能汚泥焼却灰 行き場なし
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☆ブログ「Nueq Lab」
原発ゼロを撤回! 野ブ田内閣 ⇒ 原発ゼロ「変更余地残せ」 閣議決定回避 米が要求
http://nueq.exblog.jp/19026689/
☆Nuclear F.C : 原発のウソ
9/23 「原発労働者の準公務員化を」 福島原発の下請け労働者は訴える
http://blog.livedoor.jp/ryoma307/archives/6627437.html
☆ブログ「武田邦彦 (中部大学) 」
時事寸評 相変わらず「子供に被曝」の川崎市長
http://takedanet.com/2012/09/post_bccd.html
☆「メルマガ金原」No.1114 (一部省略)
9/18「原発がこわい女たちの会ニュース」第82号発行
和歌山市の松浦雅代さんから、「原発がこわい女たちの会ニュース」第82号を送っていただきましたのでご紹介します。
ただ申し訳なかったのは、何とか写真もご紹介したかったのですが、技量不足で掲載できなかったことです。
幸い、「原発がこわい女たちの会」ブログにも、第82号が掲載され始めていますので(「その2」までアップされいます)、写真はそちらでご覧いただければと思います。
http://blog.zaq.ne.jp/g-kowai-wakayama/
それにしても、いつも盛り沢山な内容で敬服します。
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2012年9月22日土曜日
なぜ、原発を次々と再稼働?決して電力の不足でも電気料金の高騰でもない。再稼働しないと電力会社が破綻
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田中委員長にNO! →ネット署名
請願書に署名する自民党・公明党執行部の皆さま:
私たち全国の市民は、原子力業界関係者である田中俊一氏が原子力規制委員会の委員長に任命されたことに大変失望しております。国会最大の野党執行部の皆さまには、次期国会において田中氏の就任を阻止する権限があります。中立公正な立場で独立して職権を行使する原子力規制委の設置を求める市民の声に耳を傾け、田中俊一氏への就任に断固反対して頂くようお願い申し上げます。
http://www.avaaz.org/jp/no_to_tanaka_rb/?bxTGVcb&v=18108
☆青山貞一ブログ
庭山由紀直撃インタビュー 市民が変われば議会も変わる!
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9.21首相官邸周辺デモ・集会/レイバーネットML
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原発再稼働の判断をするのはどっちなの?野田VS田中
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9月19日【内容起こし】後藤政志氏:ストレステスト意見聴取会に関する公開意見書とこれまでの経緯を解説【ストレステストが再稼働条件に不十分な理由】@CNIC
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日本の「2030年代に原発ゼロ」宣言におびえるアレバ社/ルモンド紙(9月18日)
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9/22 原発再稼働と電力会社の経営 @河野太郎
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☆「メルマガ金原」No.1113 (一部省略)
10/7いよいよ第2回!「原発さよなら行進@和歌山市2」(Twit No Nukes 和歌山)
去る7月22日(日)、200人(うち子どもたち20人)の参加を得て大成功した「原発さよなら行進@和歌山市」(メルマガNo.1035参照)の待望の第2回が正式に発表されました。「Twit No Nukes 和歌山」サイトに案内が掲載されています。
http://blog.goo.ne.jp/tnnwkym/e/d579bbfad6fbbd9ffd4638ea075dc5b5
主催者として、警察への届出など段取り一切を取り仕切っていただいている奥野亮平さん、ありがとうございます。 ブログ及び呼びかけチラシの文章を引用します。 和歌山市及びその近くにお住まいのメルマガ読者の皆さまに是非ご参加いただきたく、また、1人でも多くの周りの方に声をおかけいただきたく、何卒よろしくお願い致します。
(引用開始)
遅くなりましたが決まりました!
10月7日(日)15時半 和歌山城西の丸広場集合
16時出発 17時半流れ解散 (集会は、なし)です。
当日、和歌山城で竹灯夜が行われます。
http://www.taketouya.jp/
準備をしてる方がいるかもしれないので集合場所の西の丸広場内でもかなり端の方になるかもしれませんが、集合時間より早く現地にいて分かるようにしておきますのでそこに集合お願いします。
(引用終わり)
(チラシ表面)
Twit No Nukes 原発さよなら行進@和歌山市
2012年10月7日(日)
和歌山城 西の丸広場 15時半集合
16時出発・17時30分解散予定
Twit No Nukes って?
Twit No Nukes は、政党や団体が主催するデモではなく「脱原発」の思いを持った個人が twitter などを通してつながり、企画して、一般市民が作る誰でも参加しやすいデモです。
(チラシ裏面)
福島第一原発事故以降、日本と放射能は切っても切れない状態になっています。
“こんな危ない原発も放射能も未来に残したくない”こういう思いが少しでもある方は気軽に共に歩きませんか?共に声を上げ、共に考えませんか? 皆で原発のない未来を作りましょう!
参加者さんへのお願い
○当日、10月7日は和歌山城で竹燈夜があります。準備している方達の迷惑にならないようにしましょう。
○デモは誰でも参加OKですが、反原発、脱原発というテーマと関係のない特定の政治団体や政治的テーマに関する旗やのぼり、プラカードはご遠慮下さい。
○雨天の場合は、雨ガッパのご用意をお願いします。
○10月ですが、暑い場合もありますので水分などの準備お願いします。
○たいこ、楽器、コスプレなど大歓迎です。
○プラカードや垂れ幕など用意して下さると助かりますが、手ぶらでの参加、歩くだけ、声だけの参加も大歓迎です。
○警備してくださる警察官の方は参加者の安全を守ってくれています。
デモコース
和歌山城西の丸広場から和歌山城内を通り
県立美術館前→関電和歌山前→信愛高前
→けやき大通り→西の丸広場 流れ解散
約2.5㎞ 1時間ちょっとのコース
和歌山城を大回りする感じです。
(途中参加、離脱OK!車に気をつけて下さい)
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2012年9月21日金曜日
北九州市で、放射性物質を燃やして大気中へ放出。ついに、福岡県北九州市戸畑区で0.58μsv/h 検出!
―――*原発廃止*―――
*即・原発を廃止しても、使用済み燃料や原子炉廃材の放射能と100万年!
*低線量被曝に関しては、ECRR(欧州放射線リスク委員会)の「2010年勧告」を基調にする。
*国家権力の横暴を許さず、主権者である国民の命と生活を守る政権の樹立を!
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北九州市が「帰宅困難区域レベル」の放射能汚染で健康被害の危険
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9月20日【内容起こし】小出裕章氏:大間原発のフルMOX燃料、もんじゅで放射性物質の半減期を減らす研究?、廃炉の技術とクリアランス@たね蒔きジャーナル
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近隣住民に大きな物音が聞こえたが、一般に危険が及ぶことはない」スリーマイル島原発緊急停止
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☆Nuclear F.C : 原発のウソ
9/21 目先の金のため、軍事的野心のため、99%の人が犠牲となって @秋場龍一
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☆「メルマガ金原」No.1110 (一部省略)
9/18「ストレステスト意見聴取会に関する公開意見書」(井野博満氏、後藤政志氏)
原子力分野では、原子力規制委員会が違法選任委員を抱えたまま発足するは、2030年代までの原発ゼロをめざすと(曲がりなりにも)うたっていた「革新的エネルギー・環境戦略」が結局閣議決定されないは、と重大問題が次々と生起している一方、自民党も民主党も日本維新の会も、どちらを向いても「集団的自衛権行使容認」の花盛りであり(それにしても、「尖閣」と「集団的自衛権」との間に何の関係があるというのでしょう。万一日中が衝突しても米国が日本を助けるために軍事介入する可能性など絶対にないということは世界の常識のはずなのに)、何十年来続いてきた「公権解釈」など弊履のごとく捨てて顧みないとんでもない政治状況が進行している上に、多くのリスナー、出演者の要望を顧みることなく、毎日放送は「たね撒きジャーナル」を打ち切ると正式に発表するは、いやはや大変なことになっています。
そうそう、他にも、予想通りとはいえ、オスプレイの配備運用宣言というのもありましたね。従って、このメルマガで取り上げるべきテーマはいくらでもあるのですが、臨時増刊号でお伝えしたとおり、BLOG や Facebook まで始めてしまったため、メルマガに割ける時間は以前のままという訳にはいかず、こつこつとやっていくしかありません。
前置きはこれ位にして、今晩の話題は、原子力規制委員会の発足により、廃止されることとなった原子力安全・保安院に設置されていた「発電用原子炉施設の安全性に関する総合的評価(いわゆるストレステスト)に係る意見聴取会」(当然、この意見聴取会も終了となりましたが)の委員であった井野博満さんと後藤政志さんが、9月18日に「ストレステスト意見聴取会に関する公開意見書-保安院意見聴取会の終了にあたって-」を発表されたということを取り上げます。
まず、その意見書をお読みください。
http://gotomasashi.blogspot.jp/2012/09/918.html
pdf http://www.cnic.jp/files/20120918stresstestREV1.pdf (4ページ)
とにかく、とんでもない人選でスタートしてしまった原子力規制委員会ですが、同委員会設置法案を廃止して御破算にしてしまうことは(私はそうすべきだと思いますが)当面無理だろうし、せめて技術者の良心にかけて「これだけは言っておかねば」という思いがつまった「意見書」です。
なお、昨晩(9月19日)、後藤政志さんが原子力資料情報室のユースト中継に出演され、この問題について話されていますので、こちらも併せてご紹介しておきます。
http://www.ustream.tv/channel/cnic-news#/recorded/25520831 (49分55秒)
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
☆「メルマガ金原」No.1111 (一部省略)
コウノトリが我が家の横の田んぼに(紀州熊五郎さん)
毎週金曜日午後6時から、関西電力和歌山支店前で、静かに、時には得意のアコーディオンを奏でながら、「脱原発」を訴えておられる紀州熊五郎さんから、再びお便りがありました。
それが、何と熊五郎さんのお隣の休耕田に飛来した鳥が京丹後市からやってきた「コウノトリ」であったという、トピカルかつハートウォーミングな話題でした。
朝日新聞 2012年9月20日
コウノトリ、将来の繁殖地探し? 和歌山の休耕田に飛来
http://www.asahi.com/national/update/0919/OSK201209190172.html
(引用開始)
国の特別天然記念物のコウノトリが、和歌山市粟(あわ)の住宅街にある休耕田に舞い降りた。
19日も朝から毛繕いをしたり、エサをついばむようなしぐさを見せたりしている。
兵庫県立コウノトリの郷公園(同県豊岡市)によると、5月に京都府京丹後市の人工巣塔で生まれたオスだという。7月に巣立ち、今月14日には兵庫県加東市で目撃された。和歌山市では17日から姿を見せるようになった。遠隔地への飛来は、より良い生息環境や将来の繁殖地を見つける探索行動と考えられるという。
近くに住む津村ゆみこさん(62)は「初めて見るのでびっくり。思ったより大きい」と話していた。
(引用終わり)
見出しに「繁殖地探し?」とありますが、パートナーはどうやって見つけてくるのでしょうね?
それはともかく、政界を眺めるとロクでもない話題ばかりでうんざりしますが、たまにはメルマガでこういうほっとする話題も良いでしょう。
明日、私は弁護士会の夜間法律相談の担当日なので関電前には行けませんが、コウノトリで英気を養った紀州熊五郎さんをはじめ、多くの人が真剣なアピールをしてくださるはずです。
熊五郎さん、今後もよろしくお願いします。
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*今日の「最低気温20℃→最高気温28℃」
☆今朝の定例の散歩(7:00~8:30)は、都合により中止。
*散歩が中止なので、家庭菜園の草取り作業お行った。シシトウとその花。
(画像はhttp://mainichisundayman.blog.eonet.jp/default/ でご覧下さい。)
☆今日は「金曜日」。NSNでの呼びかけで、和歌山関西電力前の交差点での「脱原発」等の個人アピ-ル行動(18:00~19:00)に参加した。今夕は、 。
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2012年9月20日木曜日
1983年に着工、1991年に試運転が開始以来、一度も本稼動せず毎年200億円以上を垂れ流す『もんじゅ』
<原子力規制委発足>新たな安全基準作りへ 田中委員長認証
毎日新聞 9月19日(水)11時31分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120919-00000032-mai-pol
⇒(注①)3年前の総選挙で、民主党に対する”幻想”を抱いた国民が、バカだった。元を正せば、 民主党は”自民党の別働隊”だった事を見抜けなかった。来る総選挙後には、自・民・公 の連立政権が ”原発推進を継続”させるのだろう。
<原発ゼロ目標後退>憤る市民、被災地 「全くひどい」
毎日新聞 9月19日(水)13時41分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120919-00000047-mai-pol
⇒(注②)来る総選挙後を見通した現・民主党政権の”一貫した政策”であり、方針がぶれている のではないのだ。
<大津・中2自殺>女性教諭重傷で被害届…批判受け校長方針
毎日新聞 9月20日(木)2時31分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120920-00000004-mai-soci
⇒ 昔も現在も、学校現場・教育委員会には、”教育的配慮”を理由にして”明確な犯罪行為”を擁 護・隠蔽する体質が温存されている。少年(中学生)だからといって、”犯罪”を見逃す事によ って少年に対する正義の教育が放棄してきた。窃盗→万引き、イジメ→人権侵害として、徹底し た対処をするべきなのだ。今風に言えば、”愛国無罪!”と相通じる”教育的配慮”で社会正義 を崩壊させてはならない。
―――*原発廃止*―――
*即・原発を廃止しても、使用済み燃料や原子炉廃材の放射能と100万年!
*低線量被曝に関しては、ECRR(欧州放射線リスク委員会)の「2010年勧告」を基調にする。
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☆ブログ「フランスねこのNews Watching」
電気を使うほど高くなる料金体系で節電をめざすフランス/ラ・トリビューン(9月11日)
http://franceneko.cocolog-nifty.com/blog/2012/09/911-f0c1.html
☆ブログ「日々雑感」
石破氏 、原発ゼロを「夢ばっかり追っても仕方がない」と批判
http://hibi-zakkan.net/archives/17941206.html
☆ブログ「院長の独り言」
既成事実を作って、施錠して閉じこもる北九州民主主義人民許和国の首領さま
http://onodekita.sblo.jp/article/58367896.html
☆小出裕章 (京大助教) 非公式まとめ
9月19日 たね蒔きジャーナル打ち切り「関西だけでなく日本中あちこちから、そしてまた世界中からこれほど広く愛された番組というのは本当に例が無いのではないか」小出裕章(MBS)
http://hiroakikoide.wordpress.com/2012/09/20/tanemaki_2012sep19/
☆ブログ「 みんな楽しくHappy♡がいい♪」
原子力規制委員会、メンバーはどんな人?「露骨すぎます」金子勝氏9/19たねまきJ(内容書き出し)
http://kiikochan.blog136.fc2.com/blog-entry-2363.html
☆Nuclear F.C : 原発のウソ
9/20 たね蒔きジャーナル・番組終了への感謝と思い
http://blog.livedoor.jp/ryoma307/archives/6619181.html
☆「メルマガ金原」No.1109 (一部省略)
9/23放送予告「シリーズ チェルノブイリ原発事故・汚染地帯からの報告『第2回 ウクライナは訴える』(ETV特集)
先週(9月16日)放映された『第1回 ベラルーシの苦悩』に続くシリーズ『第2回 ウクライナは訴える』が今週末に放映されます。
NHK・教育TV(Eテレ)
本放送 2012年9月23日(日)午後10時00分~11時00分
再放送 2012年9月30日(日)午前0時50分~1時50分
シリーズ チェルノブイリ原発事故・汚染地帯からの報告『第2回 ウクライナは訴える』
http://www.nhk.or.jp/etv21c/file/2012/0923.html
(番組案内・引用開始)
去年4月、チェルノブイリ原発事故25周年の会議で、ウクライナ政府は、汚染地帯の住民に深刻な健康被害が生じていることを明らかにし世界に衝撃を与えた。
チェルノブイリ原発が立地するウクライナでは、強制避難区域の外側、年間被ばく線量が5ミリシーベルト以下とされる汚染地帯に、事故以来26年間、500万人ともいわれる人々が住み続けている。
公表された「Safety for the future未来のための安全」と題されたウクライナ政府報告書には、そうした汚染地帯でこれまで国際機関が放射線の影響を認めてこなかった心臓疾患や膠(こう)原病など、さまざまな病気が多発していると書かれている。
特に心筋梗塞や狭心症など心臓や血管の病気が増加していると指摘。子供たちの健康悪化も深刻で2008年のデータでは事故後に生まれた子供たちの78%が慢性疾患を持っていたという。報告書は事故以来蓄積された住民のデータをもとに、汚染地帯での健康悪化が放射線の影響だと主張、国際社会に支援を求めている。
(引用終わり)
(付記)
NHK・教育TV(Eテレ)
再放送 2012年9月23日(日)午前0時50分~1時50分(土曜深夜)シリーズ チェルノブイリ原発事故・汚染地帯からの報告
『第1回 ベラルーシの苦悩』
http://www.nhk.or.jp/etv21c/file/2012/0916.html
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*今日の「最低気温21℃→最高気温27℃」
☆今朝の定例の散歩(7:00~8:30)は、4人(一、公、照、嘉)で行った。
2012年9月19日水曜日
こんなヤツに日本を任せることは絶対に出来ない!声を聞きながら文字起こしていて、情けなくって
―――*原発廃止*―――
*即・原発を廃止しても、使用済み燃料や原子炉廃材の放射能と100万年!
*低線量被曝に関しては、ECRR(欧州放射線リスク委員会)の「2010年勧告」を基調にする。
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☆ブログ「ぼちぼちいこか。。。」
9月18日 保安院:原子力規制委員会への引き継ぎ資料が行方不明【再処理施設検査結果や福島第一原発の運転前検査報告書など・・・】
http://bochibochi-ikoka.doorblog.jp/archives/3557590.html
☆ブログ「院長の独り言」
福島の思い出(20)工事の積算
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☆ブログ「 みんな楽しくHappy♡がいい♪」
<怒りの文字起こし>田中俊一 訓示:原子力規制委員会発足式 2012年9月19日
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☆Nuclear F.C : 原発のウソ
9/19 原発ゼロ ズルズル後退 エネ環戦略 閣議決定せず
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☆ブログ「武田邦彦 (中部大学) 」
時事寸評 福島の子供の甲状腺ガンをどう考えるか?
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☆「メルマガ金原」No.1108 (一部省略)
矢ケ崎克馬氏解説・監訳【市民版 ECRRレスボス宣言2009】
「ECRR(欧州放射線リスク委員会)2010年勧告」については、「美浜の会」サイトに全文の翻訳が掲載されている他、山内和也氏監訳による翻訳が明石書店から刊行されており、容易に読むことができます。
「美浜の会」版 http://www.jca.apc.org/mihama/ecrr/ecrr2010_dl.htm
「明石書店」版 『放射線被ばくによる健康影響とリスク評価』
http://www.amazon.co.jp/o/ASIN/4750334979/
AMAZONのレビューにもあるとおり、個々の論述については様々な評価があり得るところでしょうが、要は、「ICRPが言っているから信用しない」とか「ECRRの勧告だから鵜呑みにする」というような態度を排し、自ら考え、評価することが重要ということでしょう。
とはいえ、何の予備知識もない者が、「自ら考え、評価する」のは事実上困難であり、信頼できる「先達」の導きが重要ということになります。
その意味で、「2010年勧告」の前年、ギリシャのレスボス島において発表された「レスボス宣言」(上記勧告の末尾に収録)の解説者として、矢ヶ崎克馬さん(琉球大学名誉教授)ほどふさわしい方はいないでしょう。
「Peace Philosophy Centre」に、松元保昭さんが「レスボス宣言」を翻訳した上で、矢ヶ崎氏に対する質問事項を作成し、矢ヶ崎氏がそれに詳細に答えるという形で作成された矢ケ崎克馬氏解説・監訳【市民版 ECRRレスボス宣言2009】が掲載されていました。
http://peacephilosophy.blogspot.jp/2012/08/2009_29.html
「レスボス宣言」の部分のみ、「美浜の会」サイト掲載分から抜き出して以下に貼り付けておきますが、矢ヶ崎先生の懇切な解説がなければ、たしかに「宣言」の意義は十分には飲み込めないだろうと思いました。
是非ご一読をお薦めします。
なお、矢ヶ崎先生が最後に書かれていた以下の部分は、「レスボス宣言」や「内部被曝」の問題を超えた私たちへの訴えかけだろうと思います。十分に味読されますように。
(引用開始)
日本市民は、もうそろそろ他国に植民地のごとく支配される歴史を、絶とうではありませんか。主権者であることを誇りとする市民が、日本の主権を誇りとする政府をつくることです。今、貴重な住民力がいきいきと、主権者らしい住民の力を発揮しつつあります。主権の自覚は市民の命と暮らしを守ります。私たち日本市民、学習し、自ら考え、行動し、市民と日本の主権を回復するために頑張りましょう。
(引用終わり)
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☆今朝の定例の散歩(7:00~8:30)は、4人(公、喬:照、嘉)で行った。
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2012年9月18日火曜日
米国は、電離放射線の被害を隠すために、広島と長崎の原爆投下後の3年間、日本に健康統計の報告を禁じた。
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☆ブログ「日々雑感」①
福1原発周辺の10市町村、小中学生激減『地域の復興を担う若者は欠かせないこのままでは再建に深刻な影響を与える』と危機感。故郷に帰還させようと懸命
http://hibi-zakkan.net/archives/17803504.html
⇒ <福島第1原発>周辺10市町村の小中生半減 避難先で安定
⇒ もう、ほうっておいてやれよ! 新しい生活が安定してるのなら
☆ブログ「日々雑感」②
17日から震災がれきの本焼却が始まり、今日から焼却灰の埋め立てが始まっている北九州市ですが、
http://hibi-zakkan.net/archives/17808736.html
☆小出裕章 (京大助教) 非公式まとめ
9月16日 復興予算42億円 原子力ムラに 「被災地の復興を最優先に考えるならば、むしろ原子力機構の不要不急な研究事業を削減して財源を確保する取り組みが不可欠 核融合エネルギーは、実用化のめどが立っておらず一般会計も含めて研究予算を付けること自体が無駄遣い」小出裕章(東京新聞)
http://hiroakikoide.wordpress.com/2012/09/17/tokyo_2012sep16/
☆ブログ「 みんな楽しくHappy♡がいい♪」
「放射線被曝のさまざまな影響」と「3号機建屋内使用済み燃料プール核爆発」ローレン・モレ氏の声明より
http://kiikochan.blog136.fc2.com/blog-entry-2355.html#more
☆Nuclear F.C : 原発のウソ①
9/18 脱原発 私の1票から 首相の地元・船橋でデモ
http://blog.livedoor.jp/ryoma307/archives/6614642.html
☆Nuclear F.C : 原発のウソ②
9/18 「新たな一大汚染の危機と国・東電の無策ぶり」反骨の外交官 村田光平
http://blog.livedoor.jp/ryoma307/archives/6614483.html
☆「メルマガ金原」No.1107 (一部省略)
日本記者クラブにおける3つの“事故調”記者会見
日本記者クラブは、「1969年11月、日本新聞協会、日本放送協会、日本民間放送連盟の会長3人が設立発起人となり、わが国の新聞、通信、放送各社に呼びかけて創設され」た我が国唯一のナショナル・プレス・クラブです。
http://www.jnpc.or.jp/outline/about/jnpc/
法人会員制と個人会員制が混在した独特の組織となっているようですが、会員社一覧を眺めていると、従来の主要メディア勢揃いというところであり、ネットメディアやフリージャーナリストに開かれている訳ではなさそうです。
http://www.jnpc.or.jp/outline/membersystem/clubmemberlist/
とはいえ、節目節目に行われる重要な「記者会見」はそれなりに見応えのあるものも多く、これまでも本メルマガでいくつかご紹介してきました。
今回は、福島第一原発事故に関する3つの「事故調」、すなわち、
民間事故調
国会事故調
政府事故調
の委員長らが、それぞれの報告書が公表された直後に日本記者クラブに招かれて行った記者会見の模様を、資料として保存する意味もあり、まとめてご紹介することとしました。
記者会見の映像は1時間半前後であり、通しで視聴する時間がとりにくい方には、会見詳録をお読みになることをお勧めします。
会見日:2012年2月28日
福島原発事故独立検証委員会(民間事故調)
http://www.jnpc.or.jp/activities/news/report/2012/02/r00023912/
映像(1時間35分23秒)
http://www.youtube.com/watch?v=B6zZt-psVGQ&lr=1&feature=mhee
会見詳録(16頁)
http://www.jnpc.or.jp/files/2012/02/902133297185f0b128bf3206a4650192.pdf
会見日:2012年7月6日
国会東京電力福島原子力発電所事故調査委員会(国会事故調)
http://www.jnpc.or.jp/activities/news/report/2012/07/r00024570/
映像(1時間34分32秒)
http://www.youtube.com/watch?v=X8igI20rl0s&feature=plcp
会見詳録(14頁)
http://www.jnpc.or.jp/files/2012/07/69a9a81958b425777bea6df6b185d4ac.pdf
※ 報告書ダウンロード
http://naiic.go.jp/report/
会見日:2012年7月25日
東京電力福島原子力発電所における事故調査・検証委員会(政府事故調)
http://www.jnpc.or.jp/activities/news/report/2012/07/r00024643/
映像(1時間18分26秒)
http://www.youtube.com/watch?v=KnISUlVDGJU&feature=plcp
会見詳録(11頁)
http://www.jnpc.or.jp/files/2012/09/8051861e0ea081d5c4c24cb865cd8582.pdf
※ 報告書ダウンロード
中間報告(2011年12月26日)
http://icanps.go.jp/post-1.html
最終報告(2012年7月23日)
http://icanps.go.jp/post-2.html
(参考)
東京電力「福島原子力事故調査報告書」(2012年6月20日)
http://www.tepco.co.jp/cc/press/2012/1205628_1834.html
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2012年9月17日月曜日
甲状腺・3人に1人じゃない、約半数の子どもにのう胞や結節 ーこの異常事態をごまかそうとする検討委員会
―――*原発廃止*―――
*即・原発を廃止しても、使用済み燃料や原子炉廃材の放射能と100万年!
*低線量被曝に関しては、ECRR(欧州放射線リスク委員会)の「2010年勧告」を基調にする。
*国家権力の横暴を許さず、主権者である国民の命と生活を守る政権の樹立を!
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☆ブログ「日々雑感」
【原発新設】民主党政府 新エネルギー政策で「原発の新設行わない」と謳った矢先に“大間原発””島根原発3号機”“東通原発1号機”の建設再開了承宣言
http://hibi-zakkan.net/archives/17671402.html
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汚染を免れた仙台平野の謎-あまりにもお粗末な宮城県内の放射能測定器
http://onodekita.sblo.jp/article/58306738.html
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甲状腺・3人に1人どころじゃない、ほとんど半数の子どもにのう胞や結節 ーこの異常事態をごまかそうとする検討委員会の資料ー
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☆Nuclear F.C : 原発のウソ
9/17 動き出す2つの環 第1部・主役と代役-(1)再スタート
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放射線と被曝の教室(3) 事故の時の規定はある
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☆「メルマガ金原」No.1106 (一部省略)
神保哲生氏「原発ゼロ決定で見えてきた日本の政策決定過程の本質的問題」
毎週のように紹介している神保哲生さんのニュース・コメンタリー(ビデオニュース・ドットコム)です。 今週も、「原発ゼロ決定で見えてきた日本の政策決定過程の本質的問題」という非常に重要なテーマです。
http://www.videonews.com/news-commentary/0001_3/002534.php
You Tube http://www.youtube.com/watch?v=37dXY3Sah5w (1時間02分20秒)
(番組案内・引用開始)
政府が9月14日に下した2030年代までに原発を全廃するとした決定は、日本にとっては恐らく戦後初めて独自の意思での主要な政策変更となった。その過程がほぼ丸ごとガラス張りの中で行われたことも画期的であったが、それはまた日本における政策転換がいかに難しいかを改めて再認識されるものとなった。
昨年3月11日の東日本大震災と福島第一原発の事故を受け、政府は2010年に策定したエネルギー基本計画を白紙に戻す決定を下した。その計画では今後原発を新規で14基新設し、将来的に原発の発電シェアを50%まで引き上げることが謳われていた。
新たなエネルギー政策を作るために、昨年6月に関係閣僚からなるエネルギー・環境会議が国家戦略室の中に組織され、その元で数々の有識者会議などが立ち上がり、激しい議論が交わされてきた。その過程はすべて一般公開され、インターネットでも中継された。その議論を受け、この春に政府から2030年のエネルギーの3つのシナリオが提示され、パブリックコメントや討論型世論調査などが実施された。そして、それらの結果が、この夏、エネルギー・環境会議に上程され、政治判断を待つばかりとなっていた。
ところが、政策決定の最終過程となった関係閣僚によるエネルギー・環境会議だけは、会議自体が非公開ということもあり、そこに経済界や原発立地自治体を含む、ありとあらゆる政治的圧力が集中することになった。
その結果、「革新的エネルギー・環境戦略」の発表は当初予定の8月中からずれ込み、最終的に決定された内容も、当初、政府が作成した素案や原案からは大きく後退したものとなった。
昨秋の有識者会議での一連の議論からエネルギー環境会議での政治的な折衝まで一連の政策決定過程を取材してきたジャーナリストの神保哲生が、原発ゼロを決断する最終局面で大きなハードルとなった核燃料サイクルの扱いや米政府との調整の中身などを報告する。
(引用終わり)
「ぼちぼちいこか。。。」さんが、前半部分だけですが、文字書き起こしをしてくれています。
http://bochibochi-ikoka.doorblog.jp/archives/3554742.html
2012年9月14日に閣議決定された「革新的エネルギー・環境戦略」は以下のとおりです。
http://www.npu.go.jp/policy/policy09/pdf/20120914/20120914_1.pdf
(22ページ)
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*今日の「最低気温28℃→最高気温32℃」
☆今朝の定例の散歩(7:00~8:30)は、都合により中止。
2012年9月16日日曜日
日本の法律では、障がいを理由に中絶することは認められていません。それが当然なのですが、実際には黙認
―――*原発廃止*―――
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544)内部被曝と被爆者差別(下)
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☆ブログ「フランスねこのNews Watching」
原子力脱却を宣言しながら原発を作り続ける日本/ルモンド紙(9月15日)
http://franceneko.cocolog-nifty.com/blog/2012/09/915-653f.html
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田中俊一氏「参与辞令交付9/11&早速福一見学9/15」(音声・書き出し)
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☆Nuclear F.C : 原発のウソ
9/16 宗教界の脱原発宣言 実現向け問われる「熱情」
http://blog.livedoor.jp/ryoma307/archives/6611265.html
☆「メルマガ金原」No.1105 (一部省略)
「原発ゼロを決めて、安心・安全な世界を目指す以外の道はない」(世界平和アピール七人委員会)
「世界平和アピール七人委員会」という組織があります。公式サイト(http://worldpeace7.jp/)のトップページには、以下のような説明が掲載されています。
(引用開始)
「世界平和アピール七人委員会」は、1955年11月11日に下中弥三郎(世界連邦建設同盟理事長、平凡社社長)の呼びかけによって、湯川秀樹(ノーベル物理学賞受賞者、京都大学基礎物理学研究所長)など7人で結成されました。それ以来、2006年10月までに89のアピールを国内、国外に発表してきました。これらはすべて、人道主義と日本国憲法の平和主義にもとづく不偏不党の呼びかけであり、核兵器の廃絶を要求し、国際間の紛争は平和的な話し合いで解決すべきだとの立場を貫くものでした。
(引用終わり)
アピールの数はその後も増え続け、2012年6月19日に発表された107番目のアピール「原子力基本法の基本方針に『安全保障に資する』と加える改正案の撤回を求める」については、本メルマガNo.989でご紹介しました。
http://worldpeace7.jp/modules/pico/index.php?content_id=127
そして、福島第一原発事故から1年半後の本年9月11日、世界平和七人委員会は、108番目のアピール「原発ゼロを決めて、安心・安全な世界を目指す以外の道はない」を発表しましたのでご紹介します。
http://worldpeace7.jp/modules/pico/index.php?content_id=130
pdf http://worldpeace7.jp/pdf/108j.pdf
「安心・安全な」という用語法は感心しませんが(メルマガNo.1094「島薗進氏『放射線のリスク・コミュニケーションと合意形成はなぜうまくいかないのか?』参照)、内容についてはほぼ異存はありません。 是非ご一読ください。
(付記1)
アピール107番との関連で、七人委員会事務局長(兼委員)の小沼通二さんが、海渡雄一弁護士、新堂宗幸千葉大学名誉教授と鼎談した「疑惑の原子力基本法:『我が国の安全保障に資する』のたどる道」(岩波書店「科学」9月号掲載)の「著者校正前版面」が、岩波書店の許諾を得て、世界平和七人委員会のサイトにpdfファイルとして掲載されています。
http://worldpeace7.jp/pdf/Kagaku_201209_UncorrectedProof.pdf
総選挙や政界再編も近いというこの時期、マスコミが好んで取り上げる政治家は揃いも揃って“安全保障”大好き人間ばかりであり、6月下旬に「三党談合」によって、ろくな審議もないまま国会を通ってしまった様々な危険な法律についてのフォローが是非とも必要だということでしょう。
(付記2)
岩波書店「科学」では、過去の掲載論文の内、以下の3点を特別に公式サイト上で「公開」しています。
・石橋克彦著「原発震災──破滅を避けるために」(『科学』1997年10月号)
・青山道夫・大原利眞・小村和久著
「動燃東海事故による放射性セシウムの関東平野への広がり」(『科学』1999年1月号)
・大島堅一・河野太郎・吉井英勝の3氏による
座談会「原発の安全なたたみ方:資金・賠償・人材」(『科学』2012年5月号)
BLOG と Facebook を始めました(メルマガ金原・臨時増刊号)
既にご存知の読者もおられてアクセスしていただいていますが、BLOG と Facebook を始めましたのでお知らせします。
まずは Facebook から。
→http://www.facebook.com/tetsuo.kimbara
「2011年5月26日 Facebook に参加しました」とありますが、最近までそういう自覚は全くありませんでした。ただ、思い起こせば、ちょうど昨年のその頃、メルマガ読者になっていただいたばかりの方から Facebook への登録を勧められ、挑戦しようとしたものの、システムがよく分からず「挫
折」したことがあったのですが、その時点でどうやら登録されていたようです。
ただ、ずっと利用していなかったので休止状態となっていたらしく、「にんにこ被災者支援ネットワーク・和歌山」の情報を入手するために Facebook にアクセスしたところ(メルマガNo.1045参照)、「復活しますか?」という問い合わせのメールが Facebook から届き、そうこうするうちに、8月に入ると数人の知人から「友達リクエスト」が届きだし、「これは何だろう?」と思いつつ、ぼちぼち利用しようかと思っているという次第です。
四苦八苦しながら、昨夜、ようやく「居住地」「出身地」「出身高校」を登録できたのですが、「勤務先」はまだ成功していません。
それにしても、Facebook のヒューマン・インターフェイスに問題あると思いませんか?(と自分の能力の不足は棚に上げる)
次は BLOG です。
こちらも、大した決意もなく、ひょんなことから始めました。8月30日にスタートしています。
「wakaben6888のブログ」
→http://kimbara.hatenablog.com/
なにしろ「ひょんなことから」立ち上げてしまったので、ブログのタイトルさえ考えておらず、いい加減な暫定タイトルのままの公開になってしまいました(そのうちタイトルを変更する可能性もあります)。
基本的な方針としては、過去の膨大なメルマガのバックナンバーの中から、それほど古びておらず、是非1人でも多くの方に読んでもらいたいものを紹介すること(Aカテゴリー)、新たな「メルマガ」の記事の中で、緊急に「拡散」して欲しいものを載せること(Bカテゴリー)、などを考えています。
これまでに掲載したのは、
8月30日 中川五郎さんの新しい“We Shall Overcome”=『大きな壁が崩れる』 9月11日 9/11原子力規制委員会委員長及び委員候補からのメッセージ 9月14日 憲法記念日に考える(立憲主義ということ)
9月15日 3.11に思う(「原発問題」と「倫理」について)
の4本ですが、この内、9月11日の記事がBカテゴリー、残りがAカテゴリーということになります。
この他に、BLOG独自記事(Cカテゴリー)というのも考えられなくはありませんが、3連休でもない限り(?)、とても書いている時間がないと思います。
メルマガ読者の皆さまからは、過去のバックナンバーの中から「これをBLOGで公開したら?」という号を推薦していただければ、大いに参考にしたいと思います。
ただ、希望を言えば、やたらたくさんのサイトにリンクを貼っている号は、一々リンクの有効性のチェックをしなければならず、時間がかかるのが難点であることをお含みいただけると幸いです。
(付記)
BLOG や Facebook のプロフィールに使っている写真は、今年の7月22日、和歌山城西の丸広場で、「原発さよなら行進@和歌山1」出発前に、奥野亮平さん(デモ主催者)、中川敬さん(ソウル・フラワー・ユニオン)と一緒に撮ってもらった写真(メルマガNo.1035添付)をトリミングしたものです(撮影していただいた江利川さん、ありがとうございました)。
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2012年9月15日土曜日
(東京)スーパーに行けば北関東と東北産の野菜しか売っていません。学校給食は検査もしていません。
―――*原発廃止*―――
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(542)内部被曝と被爆者差別(中)
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インド・クダンクラム原発:反対住民に警察が発砲、一名死亡/ロイター(9月10日)
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あぶり出されてきた真の敵
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「被ばくの症状と予防対策」エフゲーニャ・ステパノワ博士OurPlanetTV(内容書き出し)
http://kiikochan.blog136.fc2.com/blog-entry-2341.html
☆Nuclear F.C : 原発のウソ
9/15 政府 「革新的エネルギー・環境戦略」詳報
http://blog.livedoor.jp/ryoma307/archives/6608566.html
☆「メルマガ金原」No.1104 (一部省略)
伊勢﨑賢治氏「原発で『テロ』が起こったら、あなたは、日本社会はどうしますか?」(マガジン9)
東京外国語大学教授として、紛争予防、平和構築に関わる講座を担当されている伊勢崎賢治(いせざきけんじ)さんは、和歌山にも何度も講演に来てくださっているお馴染みの方ですが、「マガジン9」にも、おりおり示唆に富む、時には「刺激的」な論考を寄稿されています。
今回(9月5日)アップされた「原発で『テロ』が起こったら、あなたは、日本社会はどうしますか?」は、「『セキュリタイゼーション』から考える」という副題とあいまって、なかなか一筋縄ではいかない「問い」を私たち1人1人に投げかけてくれます。
http://www.magazine9.jp/other/isezaki/index7.php
と、ここまで書いてきて、伊勢﨑さんの翌週(9月12日)にアップされた森永卓郎さんの連載「森永卓郎の戦争と平和講座」第55回『解散総選挙後の政治体制がみえてきた』もご紹介したくなりました。
http://www.magazine9.jp/morinaga/120912/
森永さんの予想というか心配のとおり、自
民党総裁選挙→安倍晋太郎勝利
次期総選挙→安倍・自民党と橋下・日本維新の会の選挙協力による過半数確保
自民・維新の会連立政権誕生
となれば、その後には、
「この政権が誕生すれば、すぐに取り組むのは、防衛費拡大と憲法改正だろう。安倍氏は、総理時代、もう少し在任期間があれば、『現行憲法下でも集団的自衛権の行使は可能だ』という総理見解を発表していたはずだ。アメリカという親分がやられたら、日本は一緒に戦いに加わる。日本はそうした国に変わるのだ。」
という悪夢が待ち受けているでしょう。
ところで、植田和弘、飯田哲也、古賀茂明、河合弘之などという方々は、いつまで橋下にくっついているつもりなのでしょうね?彼らは、憲法などどうなっても良いのでしょうか?(そういう人もいるかもしれないなあ)
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2012年9月14日金曜日
小出裕章氏:日本学術会議の高レベル放射性廃棄物処理方法の提言と福島第一原発の失われゆく温度計について
―――*原発廃止*―――
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☆ブログ「福島県は「放射能死灰の町」となった」
岩手県山田町長「がれき処理より、人材を現地に欲しい」
http://blog.goo.ne.jp/fukushine777/e/2967f5ac08b929207943931f2d457ba8
☆ブログ「ぼちぼちいこか。。。」
9月13日【内容起こし】小出裕章氏:日本学術会議の高レベル放射性廃棄物処理方法の提言と福島第一原発の失われゆく温度計について@たね蒔きジャーナル
http://bochibochi-ikoka.doorblog.jp/archives/3552490.html
☆ブログ「院長の独り言」
第5回院内勉強会 全国の原発設置状況(35分)
http://onodekita.sblo.jp/article/58237386.html
☆ブログ「 みんな楽しくHappy♡がいい♪」
事故直後のかん口令について語る・小出裕章氏9/11(内容書き出し)
http://kiikochan.blog136.fc2.com/blog-entry-2348.html
☆「メルマガ金原」No.1103 (一部省略)
「避難ママのお茶べり会」ホームページが出来ました
私も登録している「広域避難者支援ネットワーク」のメーリングリストに、「避難ママのお茶べり会」(大阪)の吉岡智佳子さんから、以下のようなご案内のメールが投稿されていました。【拡散希望】と書かれていましたので、このメルマガでもご紹介することとします。
「避難ママのお茶べり会」は、これまでブログ(http://hinanmama.blog.fc2.com/)
で情報発信してきたようですが、さらにグレードアップして(?)、ホームページを開設されました。
http://hinanmama.jimdo.com/
トップページに「避難ママのお茶べり会とは?」という文章が掲げられています。
(引用開始)
避難ママのお茶べり会は、東日本大震災の影響により東北・関東などから避難してきた母親自身が作った避難ママを支援する為の自助団体です。
人類が経験したことのない原発事故が起こってしまい、放射能被害を避ける為、避難を決断する人が後を絶ちません。
「避難する」ということを理解してくれる人がいなくても、我が子を守りたいという必死の思いで避難を決断し、避難生活を踏ん張っている母親とそのお子さんをサポートする活動をしています。
どこから避難してきたか、どのように避難してきたかは問いません。区域内、区域外。東北でも関東でも。母子避難、家族で移住、転職、転勤、なんでもOK。
母親の「子供を守りたい」という気持ちを応援しています。
(引用終わり)
世話人の吉岡さん自身が、千葉県浦安市から大阪の実家に避難した母子避難者だそうです(「世話人プロフィール」から)。
また、「手記」のコーナーには、福島県や関東(東京、埼玉)からの6人の避難者の手記が掲載されていますので、是非お読みいただければと思います。
(付記)
吉岡智佳子さんのtwitter http://twitter.com/papanda110
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☆今日は「金曜日」。NSNでの呼びかけで、和歌山関西電力前の交差点での「脱原発」等の個人アピ-ル行動(18:00~19:00)に参加した。今夕は、新顔も有り、33名の参加。山梨県からの避難母子も初参加。
(画像はhttp://mainichisundayman.blog.eonet.jp/default/ でご覧下さい。)
2012年9月13日木曜日
9/13 【必見】関東・東北の全食品を輸入規制 諸外国の風評被害か?:農林水産省
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☆ブログ「ぼちぼちいこか。。。」
9月12日【内容起こし】小出裕章氏:原発事故から1年半の『苦悩』と『傷』、1号機から時折検出されるクリプトンについて@たね蒔きジャーナル
http://bochibochi-ikoka.doorblog.jp/archives/3551452.html
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もう手遅れに。あなたが食品汚染で長生きできない5つの理由
http://www.bllackz.com/2012/09/blog-post_13.html
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前もって保健の先生に相談を(北九州ガレキ焼却)
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むっちゃ幸せ♪
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9/13 【必見】関東・東北の全食品を輸入規制 諸外国の風評被害か?:農林水産省
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放射線と被曝の教室(2) シーベルトとベクレル・グレイ
http://takedanet.com/2012/09/post_2516.html
☆「メルマガ金原」No.1102 (一部省略)
9/16放送予告「シリーズ チェルノブイリ原発事故・汚染地帯からの報告『第1回 ベラルーシの苦悩』(ETV特集)
NHK・Eテレの「ETV特集」において、以下の番組が放映されます。 シリーズで放映される予定のようですが、第2回以降の詳細は分かり次第お知らせします。
NHK・教育TV(Eテレ)
本放送 2012年9月16日(日)午後10時00分~11時00分
再放送 2012年9月23日(日)午前0時50分~1時50分
シリーズ チェルノブイリ原発事故・汚染地帯からの報告
『第1回 ベラルーシの苦悩』
http://www.nhk.or.jp/etv21c/file/2012/0916.html
(番組案内・引用開始)
1986年4月に起きたソ連のチェルノブイリ原発事故で国土の4分の1が放射性物質に汚染されたベラルーシ共和国。原発からの距離が15キロから80キロの範囲に位置するホイニキ地区(日本の郡に相当)はその大部分が汚染地域となり多くの村人が故郷を離れざるを得なかった。(注:ベラルーシで汚染地域と呼ばれるのはセシウム137で、1キュリー/平方キロメートル=37000ベクレル/平方メートル以上のエリア)
しかし農場長(村長に相当)のニコライ・サドチェンコさん(65)は村に残り、この26年間、放射能汚染と格闘しながら農業の再生に取り組んできた。一方汚染地域から避難した人々の中には、故郷を失った悲しみや移住先での差別にいまも苦しんでいる人が少なくない。故郷で死にたいと、全村避難した村に戻って暮らす老人たちもいる。
事故から26年、ベラルーシの人々はどのように放射能汚染と戦ってきたのか。農業再生に取り組んできたニコライさんと故郷を失った移住者たちの今を取材した。
(引用終わり)
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2012年9月12日水曜日
福島県の子どもの甲状腺検査で初めて1人が甲状腺がんと診断されたことが11日、県民健康管理調査で報告。
☆甲状腺がん:検査で子ども1人確認 原発事故と関係否定
毎日新聞 2012年09月11日 20時33分(最終更新 09月11日 22時13分)
http://mainichi.jp/select/news/20120912k0000m040046000c.html
☆高レベル核廃棄物処分の見直しを~学術会議(日本テレビ系 9月11日(火)17時15分配信)
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/nnn?a=20120911-00000043-nnn-soci
―――*原発廃止*―――
*即・原発を廃止しても、使用済み燃料や原子炉廃材の放射能と100万年!
*低線量被曝に関しては、ECRR(欧州放射線リスク委員会)の「2010年勧告」を基調にする。
*国家権力の横暴を許さず、主権者である国民の命と生活を守る政権の樹立を!
――――――――――――
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12日朝のフジテレビ系列「とくダネ」福島・子供の甲状腺検査問題 youtube
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☆ブログ「フランスねこのNews Watching」
韓国の検察、アレバ社製品の模造品作成容疑で韓国水力・原子力公社幹部らを逮捕―古里・霊光両原発にて使用か/ルモンド紙(9月3日)韓国・蔚山(ウルサン)の検察当局は7月
http://franceneko.cocolog-nifty.com/blog/2012/09/93-db96.html
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18歳以下1人が甲状腺がん(福島県)
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相馬双葉漁協スルメイカ(マイカ)と毛ガニ11日、福島県内外に出荷、販売
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⇒放射性物質自主検査で問題が無いとは100ベクレル以下だったという事ですよね。何度でも言いますが100ベクレルの基準は高すぎます。
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9/12 学術会議が問題提起 核のごみ 直視必要@核心
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☆「メルマガ金原」No.1101 (一部省略)
【拡散希望】9/11原子力規制委員会委員長及び委員候補からのメッセージ
※ この記事は、以下の暫定版ブログにも掲載しています。
http://kimbara.hatenablog.com/entries/2012/09/11
拡散していただけると幸いです。
本日(9月11日)の「閣議決定」を伝える東京新聞(夕刊)の記事をお読みください。
規制委「事後同意も不要」 細野氏言及 19日発足閣議決定
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2012091102000232.html
(引用開始)
政府は十一日午前の閣議で、原子力規制を一元的に担う新組織「原子力規制委員会」を十九日に発足させることを決定した。委員の人事は国会の同意が必要だが、八日に閉会した通常国会で同意を得られなかったため、野田佳彦首相が任命する。細野豪志原発事故担当相は十一日の記者会見で、秋に予定される臨時国会でも事後同意を求めないこともあり得ると表明。国会軽視の姿勢に世論の反発を
招くのは必至だ。
政府は七月下旬、委員長に田中俊一・前原子力委員会委員長代理を起用するなどの人事案を国会に提示した。だが、野党だけでなく、民主党内からも「原子力ムラ」に近いとの反対論が噴出したため、採決を先送りし、通常国会は閉会した。
原子力規制委員会設置法は、同委の設置期限を今月二十六日と定めている。首相は設置法の付則に盛り込まれた例外規定を適用し、田中氏らを任命することにした。
政府は臨時国会で事後同意を得たい方針だが、与野党の反発は必至。細野氏は会見で、付則には緊急事態の場合は事後同意が必要ないとの内容が盛り込まれていることを念頭に「国会の同意については原子力緊急事態にあるという現状を踏まえ、政府として適切に対応することになろうかと思う」と述べた。
人事案では、田中氏のほか、中村佳代子・日本アイソトープ協会主査、更田豊志・日本原子力研究開発機構副部門長、島崎邦彦・地震予知連絡会会長、大島賢三・元国連大使を任命する。五氏は十一日、内閣官房参与に任命された。
(引用終わり)
うーん、そこまでやるか・・・というところですが、とりあえず「原子力規制委員会設置法」の該当条文を読んでみましょう。問題は、法7条と附則2条です。
少し長いですし、弁護士ですら読み解くのが難しいような内容ですが、何とか我慢してお読みください。
「原子力規制委員会設置法」
http://law.e-gov.go.jp/announce/H24HO047.html
(委員長及び委員の任命)
第七条 委員長及び委員は、人格が高潔であって、原子力利用における安全の確保に関して専門的知識及び経験並びに高い識見を有する者のうちから、両議院の同意を得て、内閣総理大臣が任命する。
2 委員長の任免は、天皇が、これを認証する。
3 国会の会期中に、原子力災害対策特別措置法(平成十一年法律第百五十六号)第十五条第二項の規定による原子力緊急事態宣言がされている場合その他の特に緊急を要する事情がある場合であり、かつ、委員長及び前条第三項の規定により委員長の職務を代理する委員のいずれもが欠員である場合(以下この項において「緊急任命が必要な場合」という。)において、両議院又はいずれかの議院が緊急任命が必要な場合である旨の文書を添えた第一項の規定による委員長に係る同意の求めがあった日(同項の規定による委員長に係る同意の求めがあった後に緊急任命が必要な場合に該当することとなったときにあっては、その旨の通知を受けた日)から国会又は各議院の休会中の期間を除いて十日以内に当該同意に係る議決をしないとき(他の議院が当該同意をしない旨の議決をしたときを除く。)は、内閣総理大臣は、同項の規定にかかわらず、同項に定める資格を有する者のうちから、
委員長を任命することができる。
4 前項の場合において、原子力災害対策特別措置法第十五条第四項の規定による原子力緊急事態解除宣言がされたときその他の特に緊急を要する事情がなくなったときは、その後速やかに両議院の事後の承認を得なければならない。この場合において、両議院の事後の承認の求めがあった国会においてその承認を得られないときは、内閣総理大臣は、直ちにその委員長を罷免しなければならない。5 委員長又は委員につき任期が満了し、又は欠員を生じた場合において、国会の閉会又は衆議院の解散のために両議院の同意を得ることができないときは、内閣総理大臣は、第一項の規定にかかわらず、同項に定める資格を有する者のうちから、委員長又は委員を任命することができる。
6 第四項の規定は、前項の場合について準用する。この場合において、第四項中「前項」とあるのは「次項」と、「原子力災害対策特別措置法第十五条第四項の規定による原子力緊急事態解除宣言がされたときその他の特に緊急を要する事情がなくなったときは、その後速やかに」とあるのは「任命後最初の国会において(原子力災害対策特別措置法第十五条第二項の規定による原子力緊急事態宣言がされている場合その他の特に緊急を要する事情がある場合であって、その旨の通知が両議院になされたときにおける委員長に係る事後の承認にあっては、当該特に緊急を要する事情がなくなった後速やかに)」と、「委員長」とあるのは「委員長又は委員」と読み替えるものとする。
7 次の各号のいずれかに該当する者は、委員長又は委員となることができない。
一 破産手続開始の決定を受けて復権を得ない者
二 禁錮以上の刑に処せられた者
三 原子力に係る製錬、加工、貯蔵、再処理若しくは廃棄の事業を行う者、原子炉を設置する者、外国原子力船を本邦の水域に立ち入らせる者若しくは核原料物質若しくは核燃料物質の使用を行う者又はこれらの者が法人であるときはその役員(いかなる名称によるかを問わず、これと同等以上の職権又は支配力を有する者を含む。)若しくはこれらの者の使用人その他の従業者
四 前号に掲げる者の団体の役員(いかなる名称によるかを問わず、これと同等以上の職権又は支配力を有する者を含む。)又は使用人その他の従業者
附則
(最初の委員長及び委員の任命)
第二条 この法律の施行後最初に任命される委員の任期は、第八条第一項本文の規定にかかわらず、四人のうち、二人は二年、二人は三年とする。
2 前項に規定する各委員の任期は、内閣総理大臣が定める。
3 この法律の施行の日が国会の会期中である場合であり、かつ、この法律の施行の際原子力災害対策特別措置法第十五条第二項の規定による原子力緊急事態宣言がされている場合において、両議院又はいずれかの議院が原子力緊急事態宣言がされている旨の文書を添えた第七条第一項の規定による同意の求めがあった日(同項の規定による同意の求めがあった後に原子力緊急事態宣言がされたときにあっては、その旨の通知を受けた日)から国会又は各議院の休会中の期間を除いて十日以内に当該同意に係る議決をしないとき(他の議院が当該同意をしない旨の議決をしたときを除く。)は、内閣総理大臣は、同項の規定にかかわらず、同項に定める資格を有する者のうちから、この法律の施行後最初に任命される委員長又は委員を任命することができる。
4 第七条第四項の規定は、前項の場合について準用する。この場合において、第七条第四項中「前項」とあるのは「附則第二条第三項」と、「されたときその他の特に緊急を要する事情がなくなったとき」とあるのは「されたとき」と、「委員長」とあるのは「委員長又は委員」と読み替えるものとする。
5 この法律の施行後最初に任命される委員長及び委員の任命について、国会の閉会又は衆議院の解散のために両議院の同意を得ることができないときは、内閣総理大臣は、第七条第一項の規定にかかわらず、同項に定める資格を有する者のうちから委員長及び委員を任命することができる。
6 第七条第四項の規定は、前項の場合について準用する。この場合において、第七条第四項中「前項」とあるのは「附則第二条第五項」と、「原子力災害対策特別措置法第十五条第四項の規定による原子力緊急事態解除宣言がされたときその他の特に緊急を要する事情がなくなったときは、その後速やかに」とあるのは「任命後最初の国会において(原子力災害対策特別措置法第十五条第二項の
規定による原子力緊急事態宣言がされている場合であって、その旨の通知が両議院になされたときにあっては、同条第四項の規定による原子力緊急事態解除宣言がされた後速やかに)」と、「委員長」とあるのは「委員長又は委員」と読み替えるものとする。
さて、以上の法律の解釈です。
本来、規制委員会の委員長及び委員は、法7条1項に基づいて、「両議院の同意を得て、内閣総理大臣が任命」するのが本則なのですが、結局これをせず、国会は閉会してしまいました。
そうなると、附則2条5項が適用可能となるのです。
「この法律の施行後最初に任命される委員長及び委員の任命について、国会の閉会又は衆議院の解散のために両議院の同意を得ることができないときは、内閣総理大臣は、第七条第一項の規定にかかわらず、同項に定める資格を有する者のうちから委員長及び委員を任命することができる。」
ほとんど詐欺のようなものですね。
それよりも問題なのは、附則2条6項です。
読替規定がややこしいので、読み替えた後の文章にしてみましょう。「附則第二条第五項の場合において、任命後最初の国会において(原子力災害対策特別措置法第十五条第二項の規定による原子力緊急事態宣言がされている場合であって、その旨の通知が両議院になされたときにあっては、同条第四項の規定による原子力緊急事態解除宣言がされた後速やかに)両議院の事後の承認を得なければならない。この場合において、両議院の事後の承認の求めがあった国会においてその承認を得られないときは、内閣総理大臣は、直ちにその委員長又は委員を罷免しなければならない。」
「細野豪志原発事故担当相は十一日の記者会見で、秋に予定される臨時国会でも事後同意を求めないこともあり得ると表明」と報じられたその根拠はこれです。
確かに、「原子力緊急事態解除宣言」がなされない限り、事後承認を求める必要はないように読めます。
しかし、あの「福島第二原子力発電所」についての原子力緊急事態の解除が宣言されたのでさえ、ようやく昨年12月26日のことだったのです。
http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20111226-OYT1T01170.htm
格納容器や原子炉の内部がどうなっているのか、相当長期間にわたって誰にもわからないはずの「福島第一原子力発電所」についての原子力緊急事態が、一体いつ「解除宣言」されるというのでしょうか?
福島第一原発についての原子力緊急事態宣言は当分解除されないということを前提としてこの法律の規定を読み直してみると、
○最初の委員長及び委員の任命→附則2条5項
○国会閉会中の委員長・委員の補充→法7条5項
という2つの規定を駆使すれば、たとえ国会で到底同意の得られそうもない委員長・委員候補者であっても、「国会閉会中」でありさえすれば国会の同意なしで総理大臣が任命でき、しかも国会の事後承認は、原子力緊急事態解除宣言の後でよいというのですから、当分、事後承認すら必要ないということになります。
こういう「悪知恵」を誰が思いついたのか知りませんが、とんでもない欠陥法であることがわかりました(これは「解釈」では対応できないでしょう)。
こうなれば、原子力規制委員会設置法自体の廃止法案を国会で成立させる立法運動が必要となるかもしれません。
それを可能とする政治勢力を国会に送り込む必要があります。現状の国会情勢を見ているだけでは絶望的になってきますが・・・。
しかし、「絶望」ということばは私たちの辞書にあってはならないのです。
ところで、内閣官房ホームページに、何と「原子力規制委員会委員長及び委員候補からのメッセージ」なるものが堂々と掲載されていました(一応「内閣官房参与の就任にあたって」となっていますが)。
http://www.cas.go.jp/jp/genpatsujiko/info/message.html
鉄面皮というか、盗っ人猛々しいというか、腹立たしい限りですが、この怒りを力に変えるため、是非皆様にもお読みいただこうと思い、最後にこれを引用することにしました。
とりあえず、5人の内、特に問題な「田中俊一」「中村佳代子」「更田豊志」の3氏の「メッセージ」を引用します)。
(引用開始)
■田中俊一・内閣官房参与
原子力規制行政への信頼が完全に失墜している中で発足する原子力規制委員会は、国民の厳しい目をしっかりと受け止めながら、規制の強化を行うことが責務です。
東京電力福島原子力発電所事故への反省を一時も忘れることなく、独立性と透明性を確保し、電力事業者と一線を画した規制を必ず実現させなければなりません。想定外の事故が起こることを常に念頭において、すべての規制について不断の改善を行い、日本の原子力規制を常に世界で最も厳しいレベルのものに維持して参ります。
放射線による影響の不安と向き合って毎日を過ごしている人がいるということが、私の心から離れることはありません。JCO臨界事故の経験や、これまでに得た知識、私が持ちうるすべてを、原子力の安全を確保するための新たな規制に注ぎこむ決意です。
■中村佳代子・内閣官房参与
東京電力福島原発事故のようなことは二度と起こしてはなりません。管理することができない、あるいは、信頼することができない科学や技術は使用してはならないと思います。また、原子力や放射線についての知識や情報を国民の一人一人が等しく共有することが大切であると考えます。放射線による影響への不安と向き合っている人に寄り添い、『放射線や原子力が何であるか』をわかり合えるようにするために努力したいと思います。
■更田豊志・内閣官房参与
原子力規制委員会において自分に課せられた任務は、国内外から得られる最新の知見や技術、リスク情報をもって原子力の諸活動が与える危険を可能な限り正確に把握し、これに的確に対処するための基準や体制の整備を進めることだと認識しています。常に、「どれだけ危険性が把握できたか」という姿勢で規制に臨みたいと思います。
(引用終わり)
(参考)
この人事の問題点を要領よく整理した日本弁護士連合会の「原子力規制委員会委員の人事案の見直しを求める会長声明」(8月3日)を是非ご参照ください。
http://www.nichibenren.or.jp/activity/document/statement/year/2012/120803_3.htm
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2012年9月11日火曜日
「地元の人々に十分な補償をしたうえで福島第一原発の近所に集めて管理する」仙台赤十字病院岡山博先生
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*国家権力の横暴を許さず、主権者である国民の命と生活を守る政権の樹立を!
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☆ブログ「薔薇、または陽だまりの猫」
11日閣議で、原子力規制委員会19日発足決定 関連政令の閣議決定強行。経産省包囲アクションへ
http://blog.goo.ne.jp/harumi-s_2005/e/56d32e70517500f6d555ab47094182e6
☆ブログ「DARKNESS」
日本はアメリカに見捨てられたという事実を認識できるか?
http://www.bllackz.com/2012/09/blog-post_11.html
☆ブログ「 みんな楽しくHappy♡がいい♪」
「地元の人々に十分な補償をしたうえで福島第一原発の近所に集めて管理する」仙台赤十字病院岡山博先生9/9「おひさまプロジェクト」発足記者会見 (内容書き出し)
http://kiikochan.blog136.fc2.com/blog-entry-2333.html
☆中村隆市ブログ 「風の便り」
がれき広域処理混乱のワケ 元凶は秘密主義環境省
http://www.windfarm.co.jp/blog/blog_kaze/post-11598
☆Nuclear F.C : 原発のウソ
9/11 核のごみ 地中廃棄「白紙に」 学術会議 原子力委へ提言 【NHK 動画】
http://blog.livedoor.jp/ryoma307/archives/6599989.html
☆ブログ「武田邦彦 (中部大学) 」
放射線と被曝の教室(1)被曝から日本人を守る法体系
http://takedanet.com/2012/09/post_9f31.html
☆「メルマガ金原」No.1100 (一部省略)
「原発ゼロで電気料金2倍」の欺瞞とそれを垂れ流す無責任なメディア
(ビデオ ニュース・ドットコム)
去る9月4日にこのようなニュースを読んで、いつものことではあるものの、呆れかえった人も多かったのではないでしょうか?
産経新聞 9月4日(火)12時33分配信
電気代倍増、より厳しいCO2削減…エネルギー環境会議で「原発ゼロ」の課題を議論
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120904-00000523-san-soci
(引用開始)
政府は4日、エネルギー・環境会議を開き、将来的に原発ゼロを目指す場合の課題を議論した。2030年にゼロにする場合、原発を代替する再生可能エネルギーの普及に約50兆円の投資が必要と試算。電気代を含む家庭の光熱費は22年比でほぼ倍増し、月額3万円を超すとした。
政府は10日にも「将来的な原発ゼロ」を柱とする新たなエネルギー・環境戦略を決定する見通しだが、国民負担の増大や経済への悪影響は必至で、反発が強まる可能性もある。
会議の冒頭、藤村修官房長官が「国民の声を受け止め、政府として責任を持って決定する」と強調。枝野幸男産業相が原発ゼロに向けた課題を説明し、核燃料サイクル政策の見直しにより、青森県が再処理を前提に受け入れてきた使用済み核燃料の貯蔵場所が維持できなくなる可能性を指摘した。原子力の技術・人材の喪失なども論点とした。
会議で示された政府試算では、2030年に原発をゼロにする場合、再生可能エネルギー発電が2010年比で3倍超の3500億キロワット時必要になる。実現には1200万戸に太陽光パネルを設置するほか、風力向けに東京都の2倍の用地確保が必要という。
また、原発を使わずに温室効果ガスを削減するため「強制的な省エネ規制」(国家戦略室)も求められ、省エネ性能に劣る家電製品の販売禁止や中心市街地へのガソリン車乗り入れ禁止などが想定されるという。
これらの論点について、民主党は週内をめどに党内の意見を集約。政府は10日にも「原発ゼロ」を盛り込んだ新たなエネルギー・環境戦略を打ち出す見通しだ。
(引用終わり)
しかし、本当は呆れてなどいる場合ではなく、心底から怒らねばならないのだということを教えてくれたのが神保哲生さん(ビデオニュース・ドットコム)でした。
9月7日収録のニュース・コメンタリーを是非ご覧ください。
ニュース・コメンタリー (2012年09月08日)
「原発ゼロで電気料金2倍」の欺瞞とそれを垂れ流す無責任なメディア
http://www.videonews.com/news-commentary/0001_3/002526.php
You Tube http://www.youtube.com/watch?v=ceCI1vX7WYw (25分34秒)
(引用開始)
「原発をゼロにすると電気料金が2倍になります」と言われれば、「それは困る」と考える人は多いだろう。しかし、この表現には、原発を維持しても1.7倍になることが隠されている。「原発をゼロにすると2倍、維持しても1.7倍だったら、あなたはどちらを選びますか」と問われたら、どうだろうか。
野田首相が2030年に原発をゼロにした場合の影響を精査するよう指示をしたところ、経産省から枝野経産相名である資料が4日提出された。その内容は1年半前の原発事故以降、事故の反省の上に立って行ってきた様々な努力や改革をすべて無にするかのような欺瞞に満ちたものだった。
昨年の秋以降、原発依存に偏る日本のエネルギー政策を再検討するために、連日のように様々な審議会や有識者会議が開かれ、その模様はすべて一般公開される中で、原発を含む電源種別の発電コストや原発を減らした場合の経済や電気料金への影響など、エネルギー政策に関わるあらゆる論点について、口角泡を飛ばす議論が交わされてきた。
その結果、細かい問題はあるものの、ある程度バランスの取れた報告書がまとまり、それを元に政府レベルでまっとうなエネルギー政策の策定が行われるものと期待されてきた。しかし、この日提出された資料を見る限り、その淡い期待は根こそぎ吹き飛んでしまった。
4日の会議に経産省から提出された資料は「エネルギー・環境戦略策定に当たっての検討事項について」。原発の比率を0%にした場合、光熱費や電気代が2010年比で約2倍になり、再生エネルギーを導入するにあたって50兆円の投資が必要になると書かれていた。これらの論点はいずれも昨秋からの有識者会議で繰り返し議論され、その意味合いについても一定の決着があったはずのものだった。しかし、今回の「エネルギー・環境戦略策定に当たっての検討事項について」では、積み重ねてきた議論を無視したような表記が至るところに散見されるのだ。
まず、原発をゼロにすると2030年の電気料金が2010年の2倍になるという表記。確かにこの試算そのものは有識者会議でも合意済みだが、同時に原発15%の場合でも電気料金は1.7倍、原発を事故前と同等レベルの20~25%に維持しても電気料金は1.6倍を超えるという試算がシンクタンクから提出され、有識者会議で採用されている。原発ゼロにした場合の電気料金は2倍ではなく、原発を15%や20%とした場合の2割弱増にすぎない点で、「原発ゼロで料金2倍」の表記は明らかに恣意的であり、悪意に満ちている。
しかも、それらの試算の元になっている電源種別の発電コストについてみると、原発の発電コストはキロワット時あたり8.9円を前提に計算されている。8.9円には、現時点で不確定な廃炉、除染、賠償などの費用は含まれておらず、あくまで既に確定しているコストだけを元に算出した数値である。これが今後確実に増えていくことも、有識者会議で繰り返し指摘されてきた。だからこそ、他の電源種の発電コストには上限と下限値が書かれているのに対し、原発の発電コストだけは上限値のない「8.9円~」という表現になっている。賠償や除染、廃炉費用によっては、今後原発のコストが実際に幾らになるか、事実上青天井のため、書きようがないのだ。
にもかかわらず8.9円を前提に原発の発電コストを計算し、原発がゼロだと電気代は2倍、15%だと電気代は1.7倍になると言い切るのは、これまでの議論を全く無視するものと言わざるを得ない。同じような問題点が、再生可能エネルギーの発電コストや系統対策費用(送電線の増設・強化費用)についても指摘できる。
これまで日本の審議会制度は、役所が自分たちに都合のいい委員を人選し、会議も非公開、ほとんど誰からも注目もされない中で開催され、そこで役所から出された方針やデータが政府の政策に反映される形で運営されてきた。官僚主導政治の本丸が、御用審議会制度にあったと言っても過言ではないだろう。
ようやく審議会の多くが公開されるようになり、今回の原発事故でエネルギー関係の審議会には少数とはいえ「反原発派」の有識者が委員に任命されるようになった。3・11以前では到底考えられなかったことだ。しかし、今回エネルギー環境会議で出された報告書は、ことごとくその成果を蔑ろにするものだった。また、それを監視すべきマスメディアも、問題点を指摘するどころか、それをそのまま垂れ流し、お墨付きを与える報道に終始し、完全に3・11以前の状態に戻ってしまったようだ。
もはやマスメディア報道のレベルはいかんともし難いが、公開されたこれまでの議論を踏まえ、それから逸脱した勝手な決定を政府がしないよう、われわれ市民一人ひとりが監視していく厳しい目が、今こそ求められている。
(引用終わり)
なお、全てのマスメディアが産経や読売と同一歩調という訳ではなく、以下のような記事や社説を掲載している新聞もあることにも目を配っておきたいと思います。
毎日新聞 2012年8月27日 東京夕刊
特集ワイド:原発ゼロの世界/上 存続派の「まやかし」
http://mainichi.jp/feature/news/20120827dde012040008000c.html
毎日新聞 2012年08月28日 東京夕刊
特集ワイド:原発ゼロの世界/下 メリットは「ある」
http://mainichi.jp/feature/news/20120828dde012040029000c.html
東京新聞 2012年9月4日 社説
原発ゼロ社会 電気代高騰は本当か
http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/editorial/CK2012090402000113.html
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メルマガ金原を読みませんか?(読者ご紹介のお願い)
私がよく閲覧している「みんな楽しくHappy♡がいい♪」というブログの巻頭に「2011年3月11日。その後私は変わりました。」という言葉が掲げられています。
http://kiikochan.blog136.fc2.com/
これは、私自身にもそのまま当てはまりますし、他の多くの皆さんにも共通した思いではないでしょうか。
私は、弁護士としての業務のかたわら、2005年以降、憲法9条を守る運動には熱心に取り組んできたつもりでしたが、原子力発電の危険性については、ほとんどこれといった具体的な関心を寄せてきませんでした。そのような無関心が、「フクシマの悲劇」の重要な原因となってしまったという悔恨が、「メルマガ金原」の発信を続ける原動力となっています。
福島第一原子力発電所での事故発生以来、政府や東京電力の発表、それをそのまま
垂れ流すだけの大手マスメディアの対応を見るにつけ、私たちにとって本当に必要な情報を入手する手段として、インターネットメディアに注目した人は多かったと思います。
もちろん、私もその1人でしたが、この世界を飛び交う情報も玉石混淆であることは免れず、また、一面有用ではあるが相当な偏りも認められる、というような情報もあり、それらの情報の海の中から、自ら咀嚼して価値があると判断した情報を選び出すことは非常に難しい作業でした(その困難性は今も変わりません)。
そのようにしてすくい取った情報を、ただ単に自分1人が納得するためだけに利用するのではなく、私と同じように、真に必要な情報を求めている人たちと共有したいという思いから、2011年3月28日に「メルマガ金原」の配信を始めました。
最初は、私が役員をしている地域9条の会の方々など25人の読者からスタートしましたが、その後、新たな読者を紹介してくださる方もあり、2012年9月6日現在、216名の皆さんに配信しています。読者は、もちろん、私の地元である和歌山県在住者が圧倒的に多いのですが、県外の方にもたくさん登録していただいています(海外在住者も複数おられますし、国内で一番遠方は函館在住の方でしょうか)。
2011年8月15日、「8.15世界同時多発フェスティバルFUKUSHIMA!」の一環として和歌山市のライブハウス「OLD TIME」で開かれたイベントの中のトークセッションで、「にんにこ被災者支援ネットワーク和歌山」の難波泉さんと私が対談した際、上記メルマガを始めるに至った経緯などをお話しましたが、その映像がUSTREAMで視聴できます。→http://www.ustream.tv:80/recorded/16661260
「メルマガ金原」の概要をご説明します。
○配信方法 BCCによるメール一括送信
○配信頻度 原則1日1便以上
※ 平日は、基本的に夜帰宅してから送信していますので、配信時間は夜間が原則
です。休日については、適宜の時間に配信しています。
もっとも、時間的、体力的にこの頻度をいつまで維持できるかは問題なので、今後、頻度が減少する可能性があることはお含みください。
○配信内容
テーマ 「原発問題」をメインとしつつ、「平和問題」「環境問題」を取り上げることもあります。
地域的特性 私自身が和歌山県内の情報を入手する便宜が多いこと、読者の多数が和歌山県在住であることなどから、和歌山県内における行事(主として「原発問題」についての)を案内することが多いので、県外の方はその点ご了解願います。
○配信容量 1便あたり1メガバイト以内
ごく稀に、写真データを添付する場合に容量が大きくなるケースがありますが、その場合にも、総容量が1メガバイトを超えることのないようにしています。通常は文書ファイル(基本的にはテキスト形式を選択)を添付する場合でも、100キロバイト以内を目標にしています。
○配信対価 もちろん無料です。
「メルマガ金原」の配信をご希望の方は、以下のアドレスまで、お名前・メールアドレス・出来ればお住まいの市町村名・紹介者がある場合にはそのお名前、をご連絡ください。ただちに配信を開始させていただきます。
cfavg105@jtw.zaq.ne.jp
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和歌山市三番丁6番地 関西電電ビル4階
TEL:073-427-0852 FAX:073-427-0853
事務所アドレス nwkv89851@hera.eonet.ne.jp
自宅アドレス cfavg105@jtw.zaq.ne.jp
→メルマガはこのアドレスから配信します。
弁護士 金原 徹雄 (きんばら・てつお)
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*今日の「最低気温23℃→最高気温29℃」
☆今朝の定例の散歩(7:00~8:30)は、雨のため中止。
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