2012年4月13日金曜日

六ヶ所再処理工場の膨大な使用済燃料は、「再処理」困難となったら、電力会社が持ち帰らなければいけない!

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lundi 9 avril 2012 ドイツ n-tv ニュース「死産、鼻血、福島は収束などしていない」
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2012年03月19日10:23 原発知らなかった!六ヶ所再処理工場の膨大な使用済燃料は、「再処理」困難となったら、電力会社が持ち帰らなければいけない!
例のように、日本経済新聞を読んでいる。今日2012年3月19日の朝刊に核燃料サイクル見直しについての記事が掲載されていた。
おさらいしておくと、使用済燃料の処分方法は2種類ある。
・再処理・・・プルサーマル推進
・直接処分・・・プルサーマル中止
「再処理」は、使用済燃料を再処理してプルサーマル(プルトニウムサーマル)の燃料を創りだすという処理だ。
一方、「直接処分」は、そのまま処分する方針。プルサーマルをしないということになる。
今年に入って、再処理のコストのほうが、直接処分のコストより、高いことが判明した。
以下の2つのエントリーをざっと眺めれば分かってくると思われる。
▼経産省・安井正也が、重大な隠蔽によって「プルサーマル利権」をつくり出したーー彼は今、原子力規制側にいる!
http://blog.livedoor.jp/amenohimoharenohimo/archives/65784599.html
▼安井正也・経産官僚が、直接処分コスト隠蔽でプルサーマル利権拡大。税金19兆円つぎ込む
http://blog.livedoor.jp/amenohimoharenohimo/archives/65788943.html
経産省の官僚・安井正也氏が、「直接処分のほうが安い」というデーターの隠蔽を指示したという。都合の悪いデータを見えないところにおいておくだけで、プルサーマルは推進されたのだ。
このように霞が関では、わずか数人が口裏を合わせるだけで、途方も無い費用をかけて国策が推進されることになる。
話を最初に戻そう。
今、「再処理」と「直接処分」で国が揺れているらしい。そのように日本経済新聞は伝えている。
ばかな、と僕は思う。長期に渡るコストを考慮すれば、「直接処分」をするのがあたりまえだろう。
日本経済新聞は馬鹿げた表現をしている。
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原発事故で原子力政策の再考を迫られているなか、現実に則さない現行政策に批判は強い
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原発事故が起きたから、現行の再処理によるプルサーマル発電への批判が強い、と匂わせる表現をしている。馬鹿な。事故が起きようと起きまいと、プルサーマルは破綻していたのだ。
明確にかけるところを明確にかけない、あるいは意図的に書かないメディアに明日はない。
おそらく字数制限で苦労し、新聞独自の文法が発達してしまったのだろう。そしてこの字数に制限があるという点こそが、新聞メディアに最後通牒を突きつける原因なのではないかと僕は思う。
ウェブならば字数制限など、ほぼ無いに等しいのだ。書きたいことを適切な言葉で表現できる。
僕は、ジャーナリズム精神の退廃以上に、紙媒体が逃れざるを得ない字数こそが、メディアの思考を止めているのではないか、と思っている。実現性はともかくとして、新聞の紙の大きさを1.5倍にすれば随分増しになるはずだ。メディア論はさておき、再処理と直接処分の話だ。
再処理よりも直接処分のほうがコストが安いことが判明したとは言え、虚しいことにプルサーマルはすでに発進してしまっているのだ。なぜ簡単に止められないのか。その理由が書いてあった。僕が知らなかった事実が書いてあった。
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1998年の青森県と事業者などの覚書では、再処理が困難となった場合、使用済み核燃料をすみやかに持ち帰ることになっている。
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再処理を止めて約3千トンの燃料が戻れば、原発は動かせなくなる
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つまり、原発を動かすためには、「再処理は可能だ」という「建前」を保持することが必要なのだ。
実際に出来るできないは関係ない。できるという「建前」だ。「再処理が不可能だ」と認めた途端に、原発の敷地内に、使用済み核燃料がリターンすることになるからだ。だからとにかく建前で「できる」といっておかなくてはいけないということだ。馬鹿じゃね? ほんとに馬鹿じゃね?
これもそもそも、経産官僚・安井正也氏が、書類を見えないところに置いておくよう指示して、再処理のコストの優位だというウソを突き通したせい、に起因する、ということになる。
でだ。今後、新たに3つめの選択肢が浮上してきているという。笑っちゃいけない。笑っちゃいけないけど、これには笑ってしまった。

☆小出裕章 (京大助教) 非公式まとめ
4月12日 【4号機使用済燃料プール 冷却システム停止】「長時間冷却できなければ燃料がメルトダウンすることにもつながりかねない 何よりも大切な事は冷却を維持すること小出裕章(MBS)
  http://hiroakikoide.wordpress.com/2012/04/13/tanemaki-2012apr12/

☆「メルマガ金原」No.905  (一部省略)
東京新聞 4月11日の紙面から

 タイトルに「東京新聞の紙面から」と銘打ちながら、残念なことに、私の手元に東京新聞自体はありません。和歌山は、東京新聞の販売エリアではないからですが、インターネットで入手できる記事を読むだけでも、編集者や第一線の記者がいきいきと仕事をしているのだろうな、と推測されます。

 昨日(4月11日)の紙面では、以下のような記事が掲載されました。

(政治)「チーム仙谷」再稼働主導 首相・閣僚4者協議 形だけ
  http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2012041190071035.html
(社会)浜岡停止の舞台裏 経産、再稼働へ思惑 官邸、発表文を修正
  http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2012041102000106.html

 なお、上記「浜岡停止の舞台裏」の関連記事として、下村健一内閣審議官のメモの一部がそのまま写真で掲載された記事もあったようなのですが、東京新聞WEB版には見当たらないので、その記事の一部を紹介した永田浩三氏(武蔵大学教授)のブログ記事「東京新聞・渾身の記事」を代わりに紹介しておきます。  http://nagata-kozo.com/?p=8051

 その永田氏の文章の末尾には、「下村さんのこのメモが、東京新聞に大きく掲載されたということは、私の推測では、チーム仙石と下村内閣審議官の命懸けの闘いも、進行している証だと思われる」とあります。
 この推測が的を射たものかどうかを判断する能力は私にはありませんが、少なくとも、政権内部にも様々な方向の潮流があるという、当然と言えば当然の事態を浮き彫りにしてくれる東京新聞のようなメディアの存在は実に貴重なものだと思います。

 参考までに、その下村健一内閣審議官がゲスト出演したOurPlanetTVの番組ContAct『日本でパブリックアクセスは実現するか?』(3月29日放送)をご紹介しておきます。
  http://www.ourplanet-tv.org/?q=node/1339
  You Tube http://www.youtube.com/watch?v=xJnf1m5zNtI (27分56秒)

(付記)
 昨日(4月11日)の「紙面から」を配信しようと思いながら、今日(4月12日)のWEB版に目を通したところ、以下のような記事・社説がありました。
(社会)大飯 遅れる防災 OFC改善未定 ヨウ素剤確保も
  http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2012041202000131.html
(社説)再稼働ありき” 経産省主導という誤り
  http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/editorial/CK2012041202000146.html
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