2012年2月26日日曜日

放射線の数値は除染直前で毎時100μSv/hだったが、除染後は60μSv/h。1mSv/hにはほど遠い!

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☆「メルマガ金原」No.846  (一部省略)
2/25郷地秀夫医師講演会と『百万個のチョコボール』(in和歌山市)

 昨日(2月25日)午後4時から、和歌山市勤労者総合センター6F文化ホールにおいて、郷地秀夫(ごうちひでお)医師をお招きした講演会「被爆者医療から見た福島被ばくの実相にせまる学習会」が開催されました。主催は、和歌山県原水協などをはじめとする諸団体で構成された実行委員会でした(メルマガNo.807で開催予告)。
 会場のホールがほぼ満席となる関心の高さでした。

 集いでは、まず、福島市から和歌山に避難された大橋さん、それに、5歳の時に広島で
被爆された山口さんという2人の女性から、それぞれの体験をもとにしたお話があり、感銘深く聴き入りました。
 また、開演前から何曲か演奏していただいていた「うたごえオールスターズ」によるオリジナル曲『百万個のチョコボール』が演奏されました。
 この曲については後に詳しく述べたいと思います。
 それから、当初の予定には入っていなかったようですが、「東日本大震災により放射能
汚染されたがれきの受け入れ及び焼却処理に反対する緊急署名(大阪府知事・和歌山県知事宛/呼びかけ団体「放射能から命を守りたい集いin和歌山」)への協力要請が、新田育子さんから行われました(本メルマガの読者には今さらご紹介するまでもないでしょうが、福島県川俣町から和歌山県紀美野町に小学生のお子さん3人を連れて避難して来られ、体験記『放射能から逃げて』を本メルマガに連載してくださった、あの新田さんです)。

 さて、郷地秀夫医師による講演自体は、4時半過ぎから始まったのですが、何故、こういう中途半端な時間からスタートしたかといえば、東神戸診療所での診療が1時半まであり、それを終えてから和歌山に駆けつけられたからということでした。
 そこで、郷地先生の講演内容についてレポートできれば良いのですが、あまりにも盛り沢山に用意されたお話のうち、時間の都合でごく一部しかお話できなかったようで、お話を要約する能力は私にはありません。
 ただ、長年にわたって被爆者治療にあたられ、原爆症認定訴訟にも協力してこられた医
師としての経験を、福島原発事故が起きてしまった現在、少しでも役立てねばという使命
感に突き動かされておられることは、ひしひしと感じました。
 講演後の質疑応答において、汚染食品摂取の危険性の問題や放射能がれき受入れ問題についての見解を尋ねる質問が出て、郷地先生の意見に不満をもらす声もあったようですが(そういう気持ちも分からないではありませんが)、本来この種の学習会・講演会に出席する意義は、講師の意見が自分と完全に一致することを確認して満足したり安心したりすることにあるのではないと思います。
 そうではなく、自分が考えたこともなかった、あるいは、考えねばならないことから目をそらしていたかもしれないことに気づかされる、ということがあってこそ、参加した意義があるというものです。
 そういう観点から、私が昨日の郷地先生のお話の中で、一番「はっとした」部分は、「内部被ばくというのは、決して低線量被ばくではない」という部分でした。この点について、自分自身でもっと勉強しなければ、という「気づき」を与えていただきました。
 貴重な学習の機会を用意していただいた和歌山県原水協、和歌山県保険医協会などの実行委員会の皆さま、ありがとうございました。

 なお、昨日の講演会に参加した人も出来なかった人も、郷地先生の見解を勉強したいと
いう人のために、メルマガNo.807でご紹介した講演会を視聴できるサイトを最後ご紹介しておきます。
 ① http://www.ustream.tv/recorded/18714707 (1時間29分18秒)
 ② http://www.ustream.tv/recorded/18715505 (1時間00分59秒)

 また、郷地先生が昨年8月にかもがわ出版から刊行された著書『被爆者医療から見た原
発事故 被爆者2000人を診療した医師の警鐘』(1000円+税)も、有益な著作だと思いま
す(買ったばかりでまだ読んでいませんが)。
 http://www.kamogawa.co.jp/kensaku/syoseki/ha/0469.html
 ところで、『百万個のチョコボール』です。
 先ほど書きましたように、昨日の集いでは、うたごえオールスターズの皆さん(フルメンバーではなく、昨日は5人でしたが)が何曲か歌ってくださったのですが、その中に、グループのオリジナル曲『百万個のチョコボール』という曲が含まれていました。
 作詞者の浜波薫こと中北幸次さんの説明によると、この曲は7年前に作られた曲で、当時歌っただけで、その後長らく歌う機会が無かったそうです。

 和歌山県御坊市にある関西電力御坊第二火力発電所用埋立地(火力発電所の建設は電力需要の低迷で頓挫)に、使用済核燃料の中間貯蔵施設を作るという関西電力の計画が明らかになったのはだいぶ前のことでした(平成16年度に和歌山弁護士会でも、その危険性を考えるシンポを御坊市で開催しました)。
 ところが、関西電力も、御坊への中間貯蔵施設の建設を決して諦めていないということが明らかにになったため、「グリーンアクション」「脱原発わかやま」「美浜の会」などが、
              関西アピール
  和歌山県御坊市での使用済燃料中間貯蔵施設計画に反対しよう
  原発60基分の放射能が集積、50年間も長期貯蔵、その後の行き先なし
  再処理も止めて、核のゴミ捨て場を封じよう
  脱原発・再生可能エネルギーへの別の道を切り開こう
の共同呼びかけ団体になって欲しいという緊急要請を関西の諸団体に行ったのが2011年
2月下旬のことで、それからわずか2週間で3.11を迎えてしまったという訳です(ところで、この「関西アピール」はその後どうなったのだろう?)。
  http://ameblo.jp/datsugenpatsu1208/entry-10813225232.html
 中北さんたち「うたごえオールスターズ」が『百万個のチョコボール』を作ったのは、中間貯蔵施設の危険性を指摘する住民側の意見に対し、関西電力が「危険性はわずか百万分の1しかない」と説明したことを知り、これに対する怒りを込めて作ったものだということでした。
 そして、3.11です。
 うたごえオールスターズの皆さんも、こういう形でもう一度この曲を歌う日が来ようとは、思ってもいなかったことでしょう。
 何とか歌詞だけでも皆さんにご紹介しようと考え、昨日の会場で書き写そうとしたのですが、どうしても分からない箇所があったため、中北さんにお願いして正確な歌詞を送っていただきました。
 「是非録音してYou Tube にアップしてください」とお願いしておきましたので、もしかすると皆
さんにも演奏を聴いていただける日が近いかもしれません。
 中北さん、うたごえオールスターズの皆さん、よろしくお願いします!

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