2013年1月31日木曜日

福島・伊達市、川内村の精神的賠償、3月で打ち切り 住民の帰還は4割(川内)、実態無視の線引き


―――*原発廃止*―――
*即・原発を廃止しても、使用済み燃料や原子炉廃材の放射能と100万年!
*低線量被曝に関しては、ECRR(欧州放射線リスク委員会)の「2010年勧告」を基調にする。
*国家権力の横暴を許さず、主権者である国民の命と生活を守る政権の樹立を!
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☆Twitter・Blog・HPで知るマスコミが報道しないニュ-ス!

☆ブログ「院長の独り言」
「断層が危ないのは風評」「断層との共生」想像を絶する御用学者たち
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☆Nuclear F.C : 原発のウソ
汚染水、海へ放出検討 東電 原子力規制委員会の検討会
http://blog.livedoor.jp/ryoma307/archives/6896295.html
原発新安全基準 猶予期間で骨抜きも クローズアップ2013
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福島・伊達市、川内村の精神的賠償、3月で打ち切り 住民の帰還は4割(川内)、実態無視の線引き
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☆今朝の定例の散歩(8:00~9:30)は、5人(一、公、喬:照、嘉)で行った。
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2013年1月30日水曜日

その後の賠償を逃れるために、学会、政府一体となって、過小被曝評価を行い被害者を切り捨てる。


―――*原発廃止*―――
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甲状腺被曝を隠す政府、専門家-天網恢々疎にして漏らさず
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2013年1月29日火曜日

自主避難:原発事故後故郷の千葉から車で走り回って、 結局縁もゆかりもない宮崎にたどり着きました


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活断層と原発、そして廃炉 アメリカ、ドイツ、日本の選択
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☆田中龍作ジャ-ナル
【諏訪都リポート】 汚染キノコと風化するチェルノブイリ原発事故
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誘導報道 シロクマの遠泳距離・小学校4年生
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☆「戦争は」なぜ起きるのか」~たんぽぽ日記 戦争のない世界へ~
時代遅れの核兵器と戦争 
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☆中村隆市ブログ 「風の便り」
世界で最裕福な100人の年収は世界の貧困終結に必要な額の4倍
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☆ブログ「薔薇、または陽だまりの猫」
NHKスペシャル「検証 使用済み核燃料~1万7千トンの行方~(仮)2月10日
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☆ブログ「 みんな楽しくHappy♡がいい♪」
<自主避難>「原発事故後故郷の千葉から車で走り回って、 結局縁もゆかりもない宮崎にたどり着きました」フクシマからみやざきへhttp://kiikochan.blog136.fc2.com/blog-entry-2744.html

☆「メルマガ金原」No.1247   (一部省略)
2012年の憲法状況を振り返る

 以下は、私が役員(運営委員)をしている地域9条の会の年次総会議案書の一部として分担執筆した「情勢分析」のパートを転記したものです。総会議案書自体は、この素案をベースに役員会で練り上げていくことになるので、以下はあくまで私の個人的意見です(議案書とメルマガを別々に書いている時間がないので流用したという面もあります)。

2012年の憲法状況を振り返る

 格段に深刻化した憲法をめぐる情勢を振り返るとき、総花的に事実経過を並べる煩は避け、以下の4つのトピックに絞って分析したい。
   4月 自民党「日本国憲法改正草案」公表
   6月 民・自・公「三党合意」により問題法案が続々成立
 10月 米海兵隊「MV22オスプレイ」を沖縄県普天間基地に配備
 12月 衆議院議員総選挙で自民党圧勝

1 自民党「日本国憲法改正草案」公表
 自民党は、2012年4月27日、「日本国憲法改正草案」を公表した。同党は、2005年に「新憲法草案」を公表しているので、7年ぶりの新たな改憲案であるが、その反動性はさらに顕著となり、「9条(平和主義)」の問題にとどまらず、「立憲主義」の否定という根本的な思想的対立の様相を呈している。
 個々の条文ごとにその問題点を指摘する余裕はないが、憲法前文の全面的書き換えによる平和主義、国民主権原理の事実上の抹殺、9条2項の戦力不保持条項の削除と国防軍の創設(9条の2)、基本的人権の上位に「公益及び公の秩序」を置く国家主義思想の復活、立憲主義や天賦人権思想に対するあからさまな「敵意」など、これは単に個々の条項の適否というレベルをはるかに超えた、「憲法は一体何のためにあるのか?」という根本的問題についての伝統的思想(「人類の多年にわたる自由獲得の努力の成果」日本国憲法97条/この条項も自民党は完全削除しようとしている)に対する「宣戦布告文書」と解するしかない。

2 民・自・公「三党合意」により問題法案が続々成立
 2012年6月下旬、会期末を迎えた国会では、当時の与党・民主党と、野党であった自民党、公明党の「三党合意」によって、きわめて重大な問題を抱えた法案が次々と成立した。
 例えば、以下のような法案である。
○「原子力基本法」の目的条項に「我が国の安全保障に資することを目的として」という条項を挿入。
○「独立行政法人宇宙航空研究開発機構法」(JAXA法)の「平和の目的に限り」との文言を削除し、   宇宙の軍事利用にJAXAを従事させることができるようにした。
○違法ダウンロードに刑事罰を科す「著作権法」の「改正」が行われた。
○抜本的な改正を約束していたはずの「障害者自立支援法」が、看板を掛け替えただけの「障害者総  合支援法」となった。内容的にも大問題であるが、その成立過程がさらに問題である。憲法により 「国の唯一の立法機関」(41条)とされた国会には、充実した審議を通じて、国民各層の間にあ   る多様な意見を集約する機能が期待されていると言うべきであるが、かくも重要で様々な意見(異  見)があり得る法案について、会期末間際の与野党による「談合」でバタバタと決めてしまうとい  うインフォーマルなプロセス自体、実質的には民主主義の否定と言わねばならない。
 年末の総選挙によって衆議院の勢力図が激変し、自民・公明両党が再び政権の座に着いたが、このような国会の機能不全が改善されるかどうか、予断を許さない。

3 米海兵隊「MV22オスプレイ」を沖縄県普天間基地に配備
 沖縄県の全県挙げての反対の意思表明にもかかわらず、米国は、2012年10月上旬、MV22オスプレイ(12機)を沖縄県普天間基地に配備し、日本政府もこれを唯々諾々と容認する姿勢に終始した。オスプレイは、従来配備されていたヘリコプターに比べると、兵員輸送力や航続距離などが飛躍的に向上しているなどと喧伝されているが、それが日本の安全を守るために何の役に立つのか?という根本的疑問もさることながら、試験段階で墜落事故を頻発させ、正式配備後も重大事故が続くオスプレイを、世界一危険な普天間基地に配備することの不合理さを訴える沖縄県民の一致した声に、我が国の為政者が一切耳をかさないという「異常さ」こそがこの問題の本質であると思われる。
 戦後綿々と続く「米国従属」路線からの訣別なくして、「オスプレイ」「辺野古」「高江」などの「沖縄問題」の解決はあり得ないという認識が必要である。もちろん、「琉球処分」以来の沖縄への「犠牲の強要」こそが根源的な問題ではあるのだが。

4 衆議院議員総選挙で自民党圧勝
 2012年12月16日に実施された第46回衆議院議員総選挙において、与党民主党の壊滅的敗北、自民党の地滑り的大勝という選挙結果を受け、安倍晋三を首班とする自民・公明連立政権が誕生した。
 この選挙では、自民党よりもさらに右寄りの日本維新の会が相当数の議席を確保したばかりでなく、既存政党の中では唯一議席も絶対得票数も増やしたみんなの党も改憲を主張していることから、こと衆議院に関しては、改憲勢力が3分の2以上の圧倒的多数を占めることとなった。
 これに対し、伝統的護憲政党の退潮は顕著であり、共産党は9議席から8議席に議席を減らし、社民党に至っては、衆議院でわずか2議席を有するだけとなり、今夏の参議院議員選挙の結果次第では、政党要件の喪失の危機すら迎えかねない。
 この総選挙における各政党への有権者の投票行動を分析すると、2009年の前回選挙(この時自公両党は大敗して政権を失った)に比べ、自民党は選挙区でも比例区でも、絶対得票数を減らしており、前回民主党を支持した層の大量棄権及び日本維新の会やみんなの党への投票先の変更が、結果として、安定的な基礎票のある自民・公明両党の議席著増をもたらしたと思われる。
 結局、民主党に絶望した有権者の受け皿となるリベラル勢力の結集した投票先がついに誕生せず(日本未来の党が、到底そのような内実を備えていなかったことは明らかだろう)、かといって、伝統的護憲政党への支持にも結びつかなかったことが、今日の危機的状況をもたらしたと考えられる。

5 とりあえずの総括
 2012年9月に行われた自民党総裁選挙は、同党の変質、端的にいえば「保守政党」から「極右政党」への変貌ぶりを印象付けるイベントであった。
 5人の候補者が、揃いも揃って集団的自衛権行使容認を表明するという、かつての自民党では考えられないような光景が展開された。そもそも、今の日本では、「保守」と「リベラル」が対峙するという図式自体が成り立っていない。「保守」は「極右」に吸収され、「リベラル」は消滅寸前である(小選挙区の弊害がまざまざと現れている)。
 この状況を打開するためにどのような方策があり得るのか。7月の参議院議員通常選挙まで残された時間はあまりにも少ない。自民党の変質を従来からの伝統的支持層に訴えても、長年の投票行
動を変えさせることは容易ではないと思われる。
 これに対し、昨年12月の総選挙に際して投票所から去った1000万人以上の有権者に、「棄権は日本をより危機的な方向に追いやることになる」と訴え、投票所に足を運び、少なくとも「自民」「維新」「みんな」の改憲諸政党以外の政党への投票を呼びかける努力をする方が、まだしも効果があるかもしれない。
 何よりも、改憲阻止を訴える広汎な市民運動の高まりが最も重要であることは言うまでもない。

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2013年1月28日月曜日

原発事故は、地球の全ての生命を無限に脅かし続け、アウシュヴィッツでのジェノサイドより悪質な人類的犯罪



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オスプレイ配備反対 沖縄県民「心からワジワジしている」
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☆Nuclear F.C : 原発のウソ
余録:福島県南相馬市の産婦人科医、高橋亨平さんを訪ね…
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いま、水俣病 と 原田正純医師から学ぶこと
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 子ども対象甲状腺検査住民説明会 鈴木教授、チェルノブイリでの健康被害は甲状腺ガン以外は無いと言い切る。
http://hibi-zakkan.net/archives/22794078.html

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<チェルノブイリ法>“年1ミリシーベルト”で避難の権利 アレクサンドル・ヴェリキン氏OurPlanetTV(内容書き出し)
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☆「メルマガ金原」No.1246   (一部省略)
中日新聞【日米同盟と原発】第1回~第5回
 昨年(2012年)8月から、中日新聞・原発取材班による特集記事【日米同盟と原発】が、ほぼ1ヵ月に1回のペースで掲載され、WEBページで閲覧することができます。
 これまでも、第1回~第3回を本メルマガでご紹介してきたところですが、既に第5回まで掲載されていますので、第1回からの分をまとめてご紹介することとします。

 既に知られた情報が中心とはいえ、独自取材によって入手した資料の紹介も交えた非常に充実した特集です。日本における原発の「今ある姿」を、アメリカの世界戦略と切り離して正しく理解することは到底不可能です。
 
 特集【日米同盟と原発】は、終戦前の日本における原爆製造計画から始まり、読売新聞社主・正力松太郎による強引な(時にはアメリカ政府をも懸念させるような)原発政策の推進により、初めての発電用原子炉をイギリスから導入するという方針が決定した1957年1月までの部分が掲載されていますが、連載はまだまだ続くようです。
 どのようにして日本に原発が導入されて「今ある姿」となったのか、その背景に何があるのか、1人でも多くの国民が共通認識として持つべき重要なテーマです。読みやすい新聞記事としてこのような特集が提供される価値は非常に高いと思います。

 新聞記事がWEBサイトに掲載されている期間には通常限りがあります。日々掲載される報道ではなく特集記事なので、通常よりは長い期間閲覧できるとは思いますが、出来るだけ早いうちにお読みいただき、周囲の方にも薦めていただければと希望します。

(中日新聞へのリンクは以下のブログから)

「弁護士・金原徹雄のブログ」
 http://blog.livedoor.jp/wakaben6888/archives/22768046.html
「wakaben6888のブログ」
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2013年1月27日日曜日

福島県内では放射能で県民のDNAを痛めている状態から一刻も早く避難させる以外に、健康の保証は無い。




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☆田中龍作ジャ-ナル
東電本店前 椎茸農家がハンスト 、 「原発事故の風化」に抗議
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☆ブログ「あざらしサラダ」  ⇒青木秦さんと岩手県のガレキ総量を問い詰める!
【転載情報】青木秦さんと岩手県との話し合い
http://azarashi.exblog.jp/17219148/

☆ブログ「院長の独り言」
ヨウ素剤をかき集めてフランスから叙勲を受けた日本人医師
http://onodekita.sblo.jp/article/61744917.html
⇒@akirarituko
東京都医師会の防災担当の医師は、福一の全電源が喪失した晩、1万錠の安定ヨウ素剤を追加手配したが、6千錠は「国に差押えられ」4千錠は都の指示で「足並みを揃えるために販売元に返品」させられたそうだ。放射性プルームは東京に到達。東京都民はヨウ素剤を貰えず被曝した。この責任、誰が取る?

☆ブログ「かっちの言い分」
何十万人もが避難訓練をしなければならないような、原発による電力は本末転倒だ。
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「新聞・テレビはデータでウソをつく」原因
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☆「メルマガ金原」No.1245 (一部省略)
井戸川克隆双葉町長の辞任メッセージ
 先月(2012年12月)20日、町議会から全会一致による不信任案議決を突きつけられ、同月26日、町議会を解散した井戸川克隆(いどがわ・かつたか)双葉町長が、1月23日、突然辞職届を町議会事務局(解散中で議長不在のため)に提出したというニュースには驚かされました。

 とりあえず、地元紙・福島民報の記事を2つご紹介しておきます。

福島民報WEB版 2013/01/24 09:15
井戸川双葉町長が辞職届 「信念曲げて続けられない」 3月末までに町長選
 http://www.minpo.jp/news/detail/201301246195
(抜粋引用開始)
 双葉町の井戸川克隆町長(66)は23日、埼玉県加須市の町埼玉支所で臨時庁議を開き、2期目の任期途中での辞職を表明した。町議会事務局に辞職届を提出した。福島民報社の取材に対し「放射線量などの問題で信念を曲げてまで町長を続けるつもりはない」と理由を述べた。地方自治法に基づき、2月12日午前零時で失職する。3月末までに町長選が行われる見通しだが、立候補しない意向を示した。町議会の不信任決議案可決を受け、井戸川町長が解散した町議会の議員選挙は予定通り24日に告示される。
 井戸川町長は体調不良を訴え、20日から郡山市の病院に入院していた。町によると、23日午前に退院し、午後3時ごろから加須市の支所で決済などの公務をこなした。午後4時半ごろから臨時庁議を開き、辞職の意向を示したという。

 井戸川町長は同日夜、支所で福島民報社の取材に応じ、「町民の健康と町を守りたいという思いだけで取り組んできた。悔しい気持ちもあるが、潮時だと思った」と話した。町長選には立候補しない意向を示した。(略)
 昨年6月と9月の町議会に井戸川町長の不信任決議案が提出されたが、いずれも否決。会議の欠席を受けた12月議会は全会一致で可決された。これに対して井戸川町長は辞職せず、同月26日に議会を解散した。

 24日告示の町議選には前職の8人が立候補し、無投票当選する公算が大きくなっている。町議選後の臨時議会では、あらためて井戸川町長の不信任決議案が提出され、町長が失職する可能性が高まっていた。
(引用終わり)

福島民報WEB版 2013/01/24 09:42
解散「何だったのか」 前議員「無責任」 職員や町民に衝撃
 http://www.minpo.jp/news/detail/201301246197
 その井戸川町長に、OurPlanet-TVの白石草(しらいし・はじめ)さんが1月24日にインタビューした映像が公開されています。

双葉町の井戸川町長、「辞任の真意」を語る
 http://www.ourplanet-tv.org/?q=node/1518
 You Tube http://www.youtube.com/watch?v=6UwCsjSty8w

(番組案内・引用開始)
 1月23日に、辞職を表明した福島県双葉町の井戸川克隆町長が翌24日、OurPlanetTVのインタビューに応じた。
 福島第1原発のある双葉町は、原発事故で全住民が町外に避難しており、福島県内の自治体で唯一、福島を離れ、役場機能を埼玉県加須市に移している。
政府は去年、双葉町と楢葉町と大熊町の3つの地域に対し、除染で生じた汚染土を保管する中間貯蔵施設の建設計画を提案。井戸川町長は、政策決定のプロセスに問題があるとして、度々、会議を欠席してきた。
 これに対し、町議会は、町長の言動は独善的だとして批判。これまで3回、不信任決議を提出し、12月の議会で全会一致で可決、町長が議会を解散した。1月24日が告示日だった。
 1月21日と22日の2日間、町政懇談会が予定されていた双葉町。福島県いわき市、福島市および埼玉県加須市の3カ所で、町民と区長が意見を交わす予定していたが、初日のいわき市内での懇談会は、町長が復興に消極的だとして、批判の声が相次ぎ会議は紛糾。翌日22日、町長が体調の不良を訴えて入院したため、加須市と福島市の懇談会は、町長不在の状態で、会議が開催されてい
た。
 24日の夜の会見では「町民に理解されていない」と語った井戸川町長。なぜ、今のタイミングで、突然、辞職を表明したのかー。胸のうちを語った。
(引用終わり)

 この白石さんによるインタビューで、井戸川町長の「真意」がかなりの程度伝わるのではないかと思います。不信任議決→議会解散→議会選挙公示日前日の辞任という、一見して理解しにくい行動が、単に町議会議員選挙が無投票となりそうなので、急遽決断したというようなものではなさそうだということは分かりました。
 井戸川町長の辞職により、双葉町では、町議会議員選挙(結局、元職1名が立候補したため、9人で8議席を争うことになりました/投開票は2月3日)に引き続き、町長選挙も行われることになります。井戸川町長自身はそんなことは言っていませんが、町民自身が、今後の自分たちや子孫の将来をどうしていくのか、自らの責任で「選択」することが求められるということであって、井戸川さんから町民への最後の「置きみやげ」は、真の自治の担い手となれるかどうかの「試練」だったのではないか、と私は思いました。

 最後に、辞職届を提出した1月23日に、双葉町公式ホームページの「町長メッセージ」のコーナーに掲載された井戸川克隆町長の「双葉町は永遠に」という文章を、相当長いものですが、全文引用します。
 白石さんによるインタビューの最後の方での井戸川さんの発言によれば、このメッセージの元になった文章は「一昨年(2011年)8月」に書かれたものだったということですから、それからの1年半の間、この文章に込められた信念を胸に、井戸川さんは町長としての職責を果たそうとされていたということだと思います。

双葉町公式ホームページ 町長メッセージ 2013年1月23日
双葉町は永遠に
 http://www.town.futaba.fukushima.jp/message/20130123.html/
(引用開始)
 私たちは前例の無い避難という過酷な状況に置かれています。いつまでも海原を漂流するわけにはいきません。早く上陸地を国が準備して、再興できる日を求めてきました。しかし、時間が足りませんでした。
 放射能のないところで平和な、皆が集える町ができることを祈り町民の安寧を願って、私は本日、双葉町長の辞職申し出をしました。
 私の今までの取り組みから次のことを申し上げたいと存じます。

1 事故に負けない
 原発事故で負けるということは、今のまま、何もしないことである。
 双葉町民には負けてほしくない。勝ってそれぞれ生き抜いてもらいたい。今はそれぞれの地に離れて住もうとも、廃炉が完了して故郷から放射能の危険が去り、自然と共生出来るようになったら再結集しよう。
 我が子どもたちへ、この悔しさを忘れることなく、何としても生き抜いて何倍も幸せな双葉町を再建していただきたい。そのためにも負けないで学び、求められる人になれ。世界の雄になってもらいたい。
(1) 負けないということは以下のことを忘れないこと
①避難してくださいと国から頼まれたこと。
②東電と国は事故を絶対起こさないと言っていたこと。
③町と県と東電には安全協定があること。
④事故は我々が起こしたものではないこと。
⑤正式な謝罪と見舞いがないこと。(形のあるものではないこと)
⑥自分の権利は自分以外に行使できないこと。
⑦被ばくさせられたこと。
⑧放射能の片付けをさせられること。
⑨20msv/yで町へ帰ること。(一般公衆の限度は1msv/y以下)
(2) 勝つためには何をしなければならないか
①事故の原因者を確定すること。
②我々の受けた損害のメニュー作成すること。
③損害の積算をすること。
④回復の請求をすること。
⑤回復の限界と代替を請求すること。(仮の町、借りの町)
⑥立証責任の不存在を共有すること。
⑦気づくこと。
⑧水俣の住民の苦難を学ぶこと。
⑨広島・長崎の住民の方に聞くこと。
⑩避難先の皆さんの恩を忘れないこと。
⑪多くの町民が健全な遺伝子を保つこと。
⑫ウクライナの現実を確認して同じテツを踏まないこと。
(3) 町民の力を結集すること
①役割分担をすること。
 ・汚染調査 ・除染問題 ・賠償問題
 ・住居問題 ・職場問題 ・健康問題
 ・墓地問題 ・学校問題 ・中間貯蔵施設問題
 などの調査研究する組織をつくり町民の不利益を解消すること。
②事故調査委員会をつくること
 事故の報告書には避難を強制された住民の実態が語られていない。外部に任せていたらいい加減に処理されてしまうので、委員会を町独自に構成して正しい記録を残さなければならない。
1 主張する権利を行使する
①見守り隊の組織
②法律家の組織
③文書学事の組織
④ボランティア活動組織
⑤被ばく被害者団体の組織
などを組織して国民の主権と被害者の復権を勝ち取らなければならない。
3 この世には先人の教えがある
(1) 温故知新
 歴史から新しい発想が出てくる。自分が直面している問題について語られています。遠くは私たちの祖先である標葉藩が相馬に滅ぼされたこと、会津藩が長州に負けたこと。しかし、負けても滅びる事もなく私たちは生きてきました。先人達に感謝し、これからは私たちが町の存続を引き継ぎ後世に繋がなければなりません。今度の事故は前例がありません。今は子どもたちを放射能の影響によるDNAの損傷を避けて暮らし、幾多の困難に負けずに 双葉町の再興に向かって、生き延びまし
ょう。
(2) 人生に五計あり
 中国、宋時代の朱新仲が教訓として伝えた人生の処世訓とされるものです。生計、身計、家計、老計、終計があり、生き抜く考えが記されています。
(3) 八正道と言う道
 昔、釈迦がインドで行われていた求道について、新しい道があることを説いたとされています。
正見   : 正しい物の見方
正思惟 : 正しい思考
正語   : 偽りのない言葉
正業   : 正しい行為
正命   : 正しい職業
正精進 : 正しい努力
正念   : 正しい集中力
正定   : 正しい精神統一
 今の私たちにはこのような精神にはなれません。この言葉は東電と国あるいはこの事故を被害者の人権を無視して矮小化しようとしている勢力に猛省を促す言葉として捉えてほしい。願わくば、双葉町の子どもたちに人生の教訓の一部として、心に刻んでほしい。
 この事故で学んだことは多い。我国でも人命軽視をするのだと言うことがわかった。
国は避難指示と言う宣戦布告を私たちに出した。武器も、手段も、権限もない我々はどうして戦えるだろうか。
 白河市にアウシュヴィッツ博物館がある。ナチスがユダヤ人を毒ガスで虐殺したことは衆目の事実だ。福島県内では放射能という毒で県民のDNAを痛めつけている。後先が逆だ。この状態から一刻も早く避難をさせること以外に、健康の保証は無い。その後に十分時間をかけて除染をやれば良い。
 人工放射能に安全の基準を言う実績が少ない。20msv/yで住めると言う人が家族と一緒に住んで示すことが先だろう。その安全が確認出来たら福島県民は戻ればいい。これ以上モルモットにするのは、外国の暴君が国民にミサイルを撃つのと変わり無い。
 福島の復興なくして日本の再生はないとは、人口減少の今、将来の担い手を痛めつけていては、真に福島の復興には繋がらないと心配している県民は少なくないと思う。双葉町は原発を誘致して町に住めなくされた。原発関連の交付金で造った物はすべて町に置いてきました。
 原発の誘致は町だけで出来ない、県が大きく関わってはじめて可能となる。私たちは全国の人たちから、「お前たちが原発を誘致しておいて被害者面するな」という批判を受けている。私たちはどこにいても本当の居場所がない今、苦悩に負けそうになりながら必死に生きている。子どもたち、高齢者、家計を支えなければならないお父さん、お母さんたちの悲鳴を最初に菅総理に訴えた。変わらなかった。そのために私は野田総理に国民としての待遇を訴えたのです。しかし、今の町民の皆さんは限界を超えています。何とか国には町民の窮状を訴え、町民には叱られ役をやり、マスコミに出されるようにしてきました。
 県にも窮状を訴えています。最近も質問をしました。回答は具体的な内容ではなく失望しました。知事は福島の復興のために双葉町に中間貯蔵施設を造れと言うので、双葉町の復興はどうするのですか、と聞くと答えてくれません。そこで、踏み込んで私に町をくださいと言いましたがやはり答えませんでした。これでは話し合いになりません。
 環境省の局長にどうして双葉に二つの場所を決めたのですかと聞いたら、分かりませんと言いました。では会議録をみせてくださいと聞いたら、後日ありませんと言う返事でした。このようなことで、調査だけで建設はしないからと言われて、ハイいいですよとは言えません。
 町には古くから先人が築いてきた歴史や資産があります。歴史を理解していない人に中間貯蔵施設を造れとは言われたくありません。町民の皆さんが十分議論した後に方向を決めていただきたい。若い人に決めてもらうようにしてほしい。
 今まで支えていただきました町民の皆様、双葉地方各町村をはじめ福島県内各市町村の皆様、国及び福島県そして事故発生時から避難救済にご支援いただきました国民の皆様、国会議員の皆様、全国の自治体の皆様、埼玉県と埼玉県議会の皆様、県民の皆様、加須市と加須市議会の皆様、市民の皆様、さくら市の皆様、医療界の皆様、福祉関係の皆様、貴重な情報の提供された方、最後に国内並びに世界中からボランティアのご支援をいただきました皆様、この避難を契機にご支援いただきました多くの皆様に支えられて、ここまで来ることができました。心から感謝を申し上げまして、退任のご挨拶に代えさせていただきます。
 長い間誠にありがとうございました。
    平成25年1月23日
                           双葉町長 井戸川 克隆
(引用終わり)

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2013年1月26日土曜日

1月20日 小出さんも参加「討論会:現場からリアル報告:原発事故・放射能汚染と農業・農村の復興の道」


―――*原発廃止*―――
*即・原発を廃止しても、使用済み燃料や原子炉廃材の放射能と100万年!
*低線量被曝に関しては、ECRR(欧州放射線リスク委員会)の「2010年勧告」を基調にする。
*国家権力の横暴を許さず、主権者である国民の命と生活を守る政権の樹立を!
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☆Nuclear F.C : 原発のウソ
新生 「生活の党」は 旗幟鮮明に 躍進すべきである @ 植草一秀
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☆小出裕章 (京大助教) 非公式まとめ 
1月20日 小出さんも参加「討論会:現場からリアル報告:原発事故・放射能汚染と農業・農村の復興の道」福島県有機農業ネットワーク
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⇒小出さんが、子どものために頑張った!
 原発事故なかった論!を展開する福島県有機農業ネットワーク
 政府・東電の都合で、洗脳された福島県有機農業ネットワークは、
 放射線管理区域で定住する権利を主張! 
 爺・婆・父・母が自殺の権利を主張するのも良いが、子どもを殺すな!

☆ブログ「武田邦彦 (中部大学) 」
なぜ、日本人は子どもを被曝させたか?(3) 医師の反逆と医の倫理
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☆「メルマガ金原」No.1244 (一部省略)
 松元剛氏(琉球新報 政治部長)の講演を聴く
皆さんは、あの「MV22オスプレイ」が、去る1月17日、カリフォルニア州サンディエゴにおいて、積載物(19リットルのバケツ)落下事故を起こしたということをご存知でしょうか?
 私は、1月21日(月)付の琉球新報・社説「オスプレイ事故 欠陥がまた証明された」を同紙WEBサイトで読んで初めて知りました。  http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-201615-storytopic-11.html
 社説が載る前日の1月20日(日)の同紙に掲載されたワシントン駐在特派員の署名記事は以下のとおりでした。  http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-201595-storytopic-1.html

(抜粋引用開始)
オスプレイ、積載物落下 店舗屋根突き破る 米サンディエゴ【米ワシントン18日=松堂秀樹本紙特派員】 米カリフォルニア州南部のサンディエゴで17日、海兵隊仕様の垂直離着陸機MV22オスプレイから約19リットルのバケツが落下し、自動車修理店の屋根を突き破った上、車6台に被害が出たことが確認された。オスプレイの元主任分析官のリボロ氏によると、オスプレイは気圧調整機能がない上、後部の視界を保つため飛行中も後部ハッチを開けた状態で飛行。同氏は「乗員や積載物をきちんと固定せずに飛行すると落下する恐れがある」と警鐘を鳴らした。
 サンディエゴのバケツ落下は、全米NBCテレビや現地テレビ局XETVなどが報じた。けが人はない。
 ミラマー基地によると、容器物はロープで固定されていたが、何らかの原因でほどけ、機体のドア部分か後部ハッチから落ちた可能性があるという。
 事故は、サンディエゴのミラマー基地所属のオスプレイが離陸した直後の16日午後7時ごろ、発生した。洗浄液入りのバケツが基地近くの自動車修理店に落下して屋根を貫通し、店内の車が損壊した。海兵隊が事故原因を調査している。
(略)
 後部ハッチからの落下事故は2011年にもアフガニスタンで発生している。乗組員が高度約60メートルで飛行していた機体裏側から転落し、死亡した。リボロ氏は「オスプレイは飛行中も後部は開いたままなので、通常は積載物や乗員はしっかり固定されているが、今回の事故はそれが徹底されていなかった可能性がある」と述べ、人為的ミスとの見方を示した。
(引用終わり)

 このニュースを後追い報道したメディアがあったかどうか、少なくとも私の目には触れていないのですが、さて皆さんはこれを読まれてどう思われたでしょうか?
 ここで、こんな文字を読むのも目の汚れと思われるようなサイトをあえてご紹介しようと思います。
 2チャンネルから話題ごとにまとめて転載する「どや速」というブログです。
  http://blog.livedoor.jp/doyasoku2ch/archives/22967921.html
 とても同じ「日本人」とは思えない、というか「思いたくない」ですね。
 しかし、このようなネット右翼(ネトウヨ)から圧倒的な支持を得ている人物が首相に返り咲いている今、「敵の実態」を認識することも重要だと思い、あえてご紹介しました。

 そして、このような排外主義者ら(何故かアメリカには従順なのですが)からの攻撃に立ち向かう沖縄地元2紙の姿勢に、あらためて共感を深めていただければと思います。

 その琉球新報で政治部長を務める松元剛(まつもと・つよし)さんが、来る3月14日(木)午後6時30分~、9条ネットわかやまの招きにより、和歌山市で講演されることになりました(於:プラザホープ4階ホール)。
 なにしろ今日(1月25日)、日程と会場が確定したばかりなので、チラシの作成などはこれからですが、出来上がり次第、再度詳しくお知らせしますが、とりあえず今日のところは「速報」をお届けします。

 「あのひと検索スパイシー」に掲載された松元剛さんのプロフィールは以下のとおりです。
  http://spysee.jp/%E6%9D%BE%E5%85%83%E5%89%9B/1067369
(引用開始)
  松元 剛(マツモト ツヨシ) 1965年那覇市生まれ。駒沢大学法学部卒業。89年琉球新報社入社。社会部警察、司法担当、中部支社報道部、政経部基地担当などを経て、02年4月から編集委員。基地内で拘束中の米兵が本国に逃走した事件や、嘉手納基地訴訟一審判決、基地担当時には、大田昌秀前知事の訪米行動、普天間飛行場移設問題、地位協定改定問題などを担当した。
(引用終わり)

 最後に、松元さんが、昨年(2012年)行われた2つの講演の模様が You Tube にアップされていますのでこれをご紹介します。

2012年3月31日 東京 明治大学
日米地位協定を問う
① https://www.youtube.com/watch?v=J_03Wh8GA5Y
② https://www.youtube.com/watch?v=OJFySz3vrIE
③ https://www.youtube.com/watch?v=y7AxnFBhu9Y

2012年5月20日 横浜市 開港記念会館
沖縄基地問題の本質
講演 https://www.youtube.com/watch?v=uK7Cxt2g0rw
質疑応答1 https://www.youtube.com/watch?v=rwPvi98WrMA
質疑応答2 https://www.youtube.com/watch?v=JeaU1oNYwaw

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2013年1月25日金曜日

安倍晋三と極右歴史修正主義者は、世界の敵である/Peace Philosophy Centre 1月2日から


―――*原発廃止*―――
*即・原発を廃止しても、使用済み燃料や原子炉廃材の放射能と100万年!
*低線量被曝に関しては、ECRR(欧州放射線リスク委員会)の「2010年勧告」を基調にする。
*国家権力の横暴を許さず、主権者である国民の命と生活を守る政権の樹立を!
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原発事故の責任を取らなければ、また大事故はくり返す。
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【広瀬隆さんより】3・10行動 各地デモの呼び掛け
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☆「メルマガ金原」No.1243  (一部省略)
予告2/11西谷文和さん講演会「戦争と原発、そして維新の会~その利権構造を解明する~」(2・11和歌山市集会)
 このメルマガの読者の方には、いまさら西谷文和(にしたに・ふみかず)さんについてご紹介するまでもないと思いますが(西谷さん自身このメルマガの「読者」だし)、もしかして初めて名前を目にするという人がいるといけないので、ごく簡単に略歴をご紹介すると、以下のようになるでしょうか。

「1960年京都市生まれ。立命館大学理工学部中退。大阪市立大学経済学部卒業。吹田市役所勤務を経て(2004年末退職)、現在フリージャーナリストでイラクの子どもを救う会代表。2006年度平和協同ジャーナリスト基金大賞を受賞」

 最近では、メルマガNo.1187(2012年12月3日)で西谷さんの活躍を取り上げています(ジャーナリスト西谷文和が斬る!“橋下旋風(ハシモトカゼ)”)。
  http://kimbara.hatenablog.com/entry/2012/12/03/214301
 その西谷さんが、来る2月11日(月・祝)、和歌山市で講演してくださることになりました。
 主催者からのご依頼で、私から西谷さんにご都合を伺うメールを差し上げたところ、翌2月12日からアフガニスタンに入るという慌ただしいスケジュールの中、講演を快諾していただくことができました。
 主催者と西谷さんの協議の結果決まった演題が「戦争と原発、そして維新の会~その利権構造を解明する~」というものすごく欲張ったもので、本当に2時間で収拾がつくのだろうか?とやや心配ではありますが、分かりやすい語り口で定評のある西谷さんのこと、必ずや聴衆の期待を裏切ることのない講演になると思いますので、ご都合のつく方は是非ご参加ください。
 以下にチラシの記載を引用します。

(引用開始)
2013年 平和・人権・民主主義 2・11和歌山市集会
戦争と原発、そして維新の会~その利権構造を解明する~
講師:西谷文和氏(フリージャーナリスト、イラクの子どもを救う会代表)
 橋下徹・前大阪府知事を相手取っての住民訴訟の原告であり、戦争ジャーナリストとしても著名な西谷文和さんに、アフガン・シリア・モンゴルなどの映像をまじえながら、戦争と原発の共通点や核ゴミ問題について話していただきます。さらに、「橋下維新」にだまされてはいけない、メディアが橋下大阪市長を持ち上げる裏側は何か?また、私たちにできることは何かについて考えます。
2月11日(月)13:00~受付 13:30~15:40
参加費100円
和歌山市勤労者総合センター6F文化ホール
 和歌山市西汀丁34番地(TEL 073-433-1800)
  http://www.wakayamasc.or.jp/map.html
主催:2013年 平和・人権・民主主義 2・11和歌山市集会実行委員会
お問い合わせは、和歌山県教職員組合和歌山市支部まで(073-431-7317)
(引用終わり)

 西谷さんの海外取材の成果の内、TVの報道番組で取り上げられたものは、今でも You Tube などの動画サイトで視聴できます。
 一例として、2012年9月のシリア取材の模様が同年11月5日の読売テレビ「ニュースten」で取り上げられた映像をご紹介します。
  https://www.youtube.com/watch?v=7hE5d_T048U
 また、「イラクの子どもを救う会」ブログには、取材先の西谷さんから送られた詳細
なレポートの文章がアップされ、アーカイブで読むことができます。
  http://www.nowiraq.com/blog/archives.html

 なお、2月11日の和歌山での講演テーマの内、特に「戦争」に重点を置いた講演の模様が You Tube にアップされていましたので、最後にこれをご紹介します。1月17日に「大阪反核平和医療人の会」主催によって開かれた「西谷文和さんが語るイラク、アフガン、シリア」です。

その1 https://www.youtube.com/watch?v=OygtUKee3xU
その2 https://www.youtube.com/watch?v=MaGalvOIdiI
その3 https://www.youtube.com/watch?v=6-9_6bcfXUo
その4 https://www.youtube.com/watch?v=qG8j8lPdFgE
その5 https://www.youtube.com/watch?v=LFE70zu5t-E
その6 https://www.youtube.com/watch?v=Do3vycPz0Lc
その7 https://www.youtube.com/watch?v=EkWbYWc0Bl0
その8 https://www.youtube.com/watch?v=3XsWaveE_Lo
その9 https://www.youtube.com/watch?v=FpTpENmImXI

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☆今日の「最低気温2℃→最高気温13℃」
☆今朝の定例の散歩(8:00~9:30)は、5人(一、公、喬:照、嘉)で行った。
(画像はhttp://mainichisundayman.blog.eonet.jp/default/  でご覧下さい。)

☆今日は、第2回「原発さようなら行進 @和歌山市」に参加。
NSNでの呼びかけで、今回も約200名程の参加者で、和歌山城を大廻りする行進が行われました。
15:30 西の丸広場集合、行進開始16:00~17:00 行進終了。
  (画像はhttp://mainichisundayman.blog.eonet.jp/default/  でご覧下さい。)

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☆子ども達を放射能から守るネットワーク@ちば    http://takumiuna.makusta.jp/
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☆風力発電の被害を考える会・わかやま http://blog.livedoor.jp/windfarm_wakayama/

2013年1月24日木曜日

住民の内部被ばくを一番心配している福島・双葉町の井戸川町長が不信任を受ける風潮


<柏崎刈羽原発>再稼働の県民投票 新潟県議会が条例案否決
毎日新聞 1月23日(水)20時13分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130123-00000083-mai-soci

―――*原発廃止*―――
*即・原発を廃止しても、使用済み燃料や原子炉廃材の放射能と100万年!
*低線量被曝に関しては、ECRR(欧州放射線リスク委員会)の「2010年勧告」を基調にする。
*国家権力の横暴を許さず、主権者である国民の命と生活を守る政権の樹立を!
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☆ブログ「あざらしサラダ」
環境省よ、瓦礫水増し詐欺もいい加減にしろ!
http://azarashi.exblog.jp/17200258/

☆ブログ「かっちの言い分」
住民の内部被ばくを一番心配している福島・双葉町の井戸川町長が不信任を受ける風潮
http://31634308.at.webry.info/201301/article_23.html

☆ブログ「院長の独り言」
新設計指針対策で20年前の戯れ言を繰り返す電力-二枚舌は、いい加減にしろ
http://onodekita.sblo.jp/article/61677915.html

☆Nuclear F.C : 原発のウソ
【ペイフォワード環境情報教室】130122茂木透先生Vol.014
http://blog.livedoor.jp/ryoma307/archives/6883003.html

☆「戦争は」なぜ起きるのか」~たんぽぽ日記 戦争のない世界へ~
制裁と応酬か 友好と平和か 「北の核兵器が空を飛ぶ日」
http://blogs.dion.ne.jp/tanpopo0817/

☆ブログ「薔薇、または陽だまりの猫」
【NO OSPREY 緊急アピール】 全国のみなさんへ。1・27 東京集会に注目と支援と参加を
http://blog.goo.ne.jp/harumi-s_2005/e/c093aa426f87e4f9b036a4d017b6f6a9

☆ブログ「日々雑感」
 大飯原発活断層問題について 原子力規制委員会の島崎委員長代理「(活断層でなく)地滑りの可能性が強まった」 再稼動への流れは強くなっている模様
http://hibi-zakkan.net/archives/22624890.html

☆福島県双葉長(臨時)ホームペ-ジ
私は本日、双葉町長の辞職申し出をしました。双葉町長 井戸川 克隆
http://www.town.futaba.fukushima.jp/message/20130123.html/

☆「メルマガ金原」No.1242  (一部省略)
長谷川健一さん(飯舘村)が伝えたいこと
 今月(2013年1月)、福島県飯舘村の酪農家・長谷川健一さんが撮影した写真50点を展示した「写真展 飯舘村」が開催されました。日本ビジュアル・ジャーナリスト協会(JVJA)WEBサイトに掲載された開催概要と開催趣旨を引用します。 http://fotgazet.com/news/000278.html

(引用開始)
2013年1月11日(金)~14日(月)全労済ホール/スペースゼロ
主催・問い合わせ
飯舘村写真展実行委員会 (代表) 小林晃  長谷川健一    
 1953年福島県飯舘村生まれ。酪農家として牛や猪を飼い、暮らしてきた。福島第一原発事故による放射能汚染を知り、いち早く区長を務める飯舘村前田地区の住民集会を開いて現状を説明し、被曝を避けるための対処法を知らせた。以後飯舘村の映像を記録し続け、日本国内はもとより海外にも出かけて、飯館村で起きていることを知らせる活動を展開している。著書に『原発に「ふるさと」を奪われて~福島県飯館村・酪農家の叫び』(宝島社)がある。
「写真展 飯舘村」開催趣旨
 2011年3月の東京電力福島第一原発の過酷事故は、日本一美しい村といわれた飯館村を高いレベルの放射能で汚染しました。そのため、4月に全村避難となり6,200人もの村びとは村を追われ避難暮らしをしいられて、現在もなおつらい生活を送っています。村びとの自宅への帰還はいつになるのか見当がつきません。
 飯館村で酪農を営んできた長谷川健一さんは、原発事故がおきた直後3月から1年半の間に1万枚を越える写真を撮り今もなお撮り続けています。写真に込められた、村びとの深い悲しみと怒りを分かち合うために、私たちは「写真展飯館村」を企画しました。
(引用終わり)

 この写真展を開催するに至った経緯などにつき、OurPlanet-TVの白石草(しらいし・はじめ)さんが長谷川さんにインタビューした映像があります(12分41秒)。
メルマガNo.1230で取り上げたフォト・ジャーナリストの豊田直巳さんも登場してコメントされています。 http://www.youtube.com/watch?v=A7aOfdBig-w

 上記インタビューでも語っておられますが、長谷川さんは、2011年7月5日を皮切りに、これまで約140回の講演活動を行ってこられたそうです。 その原動力となっているのが、長谷川さんの友人であった相馬市の酪農家が「原発さえなければ」とベニヤ板に書き残して「自死」したことでした。
 http://www.asyura2.com/11/genpatu12/msg/768.html

 最近の講演の映像を2つご紹介します。

2013年1月11日・東京(中継 原子力資料情報室) 
飯舘村 酪農家の叫び 3.11からの記録
 http://www.cnic.jp/movies/4901
(CNICスタッフコメント/引用開始)
 飯舘村の酪農家、長谷川健一さんが福島原発事故発生当初から起きたことを、問題点をあげながら分かりやすく熱意をもって語っています。
 長谷川さんは飯舘村で区長を担っています。事故直後に飯舘村の放射能汚染の実態が判明したとき、役場の担当者はその事実を隠そうとしたそうです。3歳以下の子どもと母親は避難するように言われた時、長谷川さんは「年上の兄弟は母親と離れてしまう。子ども全員といっしょに避難させないとならない」と役場にかけあいました。飯舘村の牛が放射能汚染され、処分しなければならないと国が決めた時、牛の命をなんとか守ろうと奮闘した様子も心に響きます。長谷川さんが飯舘村と住民と家畜をとても大切に思っていることが伝わってきます。
 後半に紹介する、世話をすることができなかった20km圏内の牛の変わり果てた姿の写真はぜひ皆さんに見て辛く厳しい現実を知ってほしいと思います。また、モニタリングポストの周辺のみを徹底除染して、周囲の値よりも低い値を示している問題も見過ごすことはできません。
(引用終わり)

2013年1月20日・茨城県結城市(中継 IWJ)
原発に「ふるさと」を奪われて(主催 ゆうき・九条の会)
 http://iwj.co.jp/wj/open/archives/54235
(IWJ会員登録にご協力ください http://iwj.co.jp/join/

 最後に、長谷川さんが2011年に行った講演の概要を掲載したサイトを2つご紹介します。

月刊「現代農業」 2011年9月号
福島県飯舘村の酪農家・長谷川健一さんの話 http://www.ruralnet.or.jp/gn/201109/iidatemura.htm

2011年12月9日 福島市での講演
酪農家の慟哭 飯舘村
 http://fukushima20110311.blog.fc2.com/blog-entry-46.html

 後者の福島市での講演の末尾の部分で長谷川さんはこう語られています。
 全ての者が心して聞く必要のある言葉だと思います。

(引用開始)
 そういう中で、一番、子どもたちがかわいそうだ思う。広島・長崎の原爆、あのときに差別が起きた。まさにこれから、この福島県、飯舘村、すべてで、そういう差別が起きる。 いま、私は、全国を歩いて、二つのお願いをしている。 ひとつは、絶対に風化をさせない。こういうとんでもない事故を。もうひとつは、差別が起きない社会づくり、差別ができない社会づくり、そういうものを、これから、みんなで、やっていかないとだめなんだろうなって、私は思う。
(引用終わり)

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2013年1月23日水曜日

民主党、落選者に毎月50万支給決定!(参院選協力を条件に)…しめて6億円のバラマキでございます。


―――*原発廃止*―――
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★阿修羅♪
国民を騙し続ける政府の嘘を徹底追及したテレビ番組を紹介
http://www.asyura2.com/12/senkyo142/msg/824.html
アマゾンで本を買っていいのだろうか?Amazonの闇
http://www.asyura2.com/12/senkyo142/msg/417.html

☆  こども いのち: #子ども被災者支援法 ブログ
「被災者の意見を反映させたい」子ども・被災者支援議連発足 .
http://www.youtube.com/watch?v=GZ6FmU4kGTY&feature=em-uploademail

☆ブログ「院長の独り言」
フクシマの教訓を全く生かしていない規制委員会の新安全設計基準
http://onodekita.sblo.jp/article/61660359.html


☆Nuclear F.C : 原発のウソ
デフレ克服を唱えながら、国民の所得を下げる安倍政権の矛盾 @金子勝
http://blog.livedoor.jp/ryoma307/archives/6881499.html

☆ブログ「武田邦彦 (中部大学) 」
なぜ、日本人は子どもを被曝させたか?(2) 爆発と再開された原発
http://takedanet.com/2013/01/post_5a76.html

☆中村隆市ブログ 「風の便り」
米兵、自殺が戦死者上回る 昨年過去最悪に  自衛隊も同様
http://www.windfarm.co.jp/blog/blog_kaze/post-12259

☆ブログ「日々雑感」
民主党、落選者に毎月50万支給決定!(参院選協力を条件に)…しめて6億円のバラマキでございます。
http://hibi-zakkan.net/archives/22585028.html

☆ブログ「 みんな楽しくHappy♡がいい♪」
【ペイフォワード環境情報教室】 見えない部分を見る技術「地下探査」 活断層調査について1/22茂木透先生(文字おこし)
http://kiikochan.blog136.fc2.com/blog-entry-2734.html

☆「メルマガ金原」No.1241  (一部省略)
橋本美香さん「原発、憲法…理想を現実に」
 脱原発運動に関わっておられる方で、制服向上委員会(SKi)というアイドルグループの名前を「聞いたことがない」という人はよもやいないと思いますが、念のために公式サイトをご紹介しておきます。  http://www.idol-japan-records.net/ski/

 公式サイトに掲載されている「制服向上委員会の宣誓」にはこう書かれています。
  
(引用開始)
           ☆制服向上委員会の宣誓
宣誓!私たち制服向上委員会は愛と勇気と思いやりを持って、安心して住める東京を目指し、以下の事を実行する事を誓います。
一、原発のない安全な街づくりを基本とし、原発再稼働は絶対認めません!
一、節電のために、輝く東京はいりません。TV局の放送時間も短縮させます。
一、いじめや幼児虐待をなくすために高齢者に協力を求め、雇用も創出します。
一、多くの方に影響を及ぼす電車での人身事故を防ぐための事業に取り組みます。
一、最近多発している自転車事故をなくすために、ルールの徹底、マナーの向上を推進し、近い将来    自転車専用通路を作ります。
一、脇見運転のもとであるカーナビの規制と見直しをします。
一、ガソリンスタンドのセルフ化で整備不良車が激増し、事故や揉め事が起きています。都営で車の整備スタンドを作り安全な街づくりを目指します。何が正しくて、悪いのか、政党だらけの日本で都知事になる方に私たちの想いが伝わる事を願います。
これがうわさの私たち制服向上委員会の都知事選へ向けてのマニフェストです。
(引用終わり)

 制服向上委員会のマニフェストに耳を傾けようという候補が当選できなかったのは返す返すも残念ですが・・・。

 さて、この制服向上委員会の「会長」という肩書きを持つシンガー・ソングライターの橋本美香さんは、様々な場で積極的に発言しておられます。

 例えば、2012年12月17日の朝日新聞デジタルから。
  http://www.asahi.com/senkyo/sousenkyo46/news/OSK201212170065.html
  (会員登録→ http://digital.asahi.com/info/information/free_member/

(抜粋引用開始)
リーダー、信念と行動力見せて〈選択のために〉
(略)政治家には自分の信念を大切にしてほしい。他党との連携や人気取りのために、一度言ったことを納得できる説明のないまま撤回する人は信用できない。
 行動力で言えば、福島第一原発事故の直後、当時の菅直人首相は原発に赴いた。この行動に、多くの批判があることは知っている。でも、遠く離れたところから口を出すだけの政治家や東京電力幹部よりは良いと思えた。
(略)理想は首相公選制の導入だが、現在の制度の中でもより良い選択はできる。どの党の党首や代表が国民のことを第一に考えているのか。投票にはその視点が大切だと思う。
(引用終わり)

 また、昨日(1月21日)、法学館憲法研究所WEBサイトの「今週の一言」コーナーに橋本美香さんインタビューが掲載されました。
  http://www.jicl.jp/hitokoto/backnumber/20130121.html
 実にしっかりした発言だと感心しました。是非ご一読ください。
 
(抜粋引用開始)
原発、憲法…理想を現実に―自分に出来る事を考えながら橋本美香さん(シンガーソングライター・制服向上委員会会長)
(略)
――脱原発のことは大変熱心に採り上げておられますね。
(橋本さん)
原発の問題は、3.11に原発事故が起きるまでは全く知りませんでした。ですが、その時々の世の中で起きている問題を歌にしてきたSKiとしては、原発をなくしていく歌を歌うことは自然の流れでした。メンバーは10代で、原発のことは詳しく知らないのになぜ歌うのかという非難を受けたりもしていますが、放射能の被害を受けるのですから、自分たちの生活に関わる大きな問題として歌い続けています。原発は難しい問題ですが、音楽にすると耳にも残るでしょうし、明るく歌うというのも一つの表現だと思っています。今回の事故で、多くの国民は原発の恐ろしさを目の当たりにして原発は良くないと考え立ち上がりました。そういう国民の声を無視して原発を再稼働させる動きには恐ろしさを感じます。
――憲法の話になりますが、第9条を「理想」と「現実」という視点からテーマにした「理想と現実」の歌をイベントでお聞きして、大変感動しました。歌詞の最後に「人の現実に合わせるのでなく 理想の人間を追い求めたい 理想の実現のために生きること それがほんとうの人の現実なのだから それが理想の現実なのだから」とあります。「理想の現実」というフレーズは鮮烈ですね。
(橋本さん)
例えば、"戦争をなくすのは無理だよね"と言っている間は戦争は、ずっとなくならないと思います。理想を実現させるために、出来る事をしていく。学校教育では、憲法のことは多少の知識として教育されるだけで、憲法を身近に感じながら生活されている方はまだまだ少ないのではないでしょうか。これからの日本は、憲法が身近に感じられるような国にすることがとても重要だと思います。9条があるからこそ戦争のない今の日本があると思うので、平和を守るためには9条は変えてはいけないと思っています。
――これからの抱負などをお聞かせください。
(橋本さん)
憲法のことにしても、社会で今起きていることにしても、他人事でなく自分の問題として、自分に何ができるのかを考えながら「何を訴えるか」というメッセージを大切にして歌にし、少しでも多くの方々に聞いていただけるよう、活動を続けて行きたいと思います。
(略)
◆橋本美香(はしもと みか)さんのプロフィール
シンガー・ソングライター。ソロ活動を中心に制服向上委員会の会長として活動。
2011年にソロ2ndCDアルバム『グレイトフル・デッドを聴きながら』をリリース、2012年に著書『脱がない、媚びない、NOと言えるアイドル』を出版。「原発さえなければ」「胡蝶の夢」といった社会への問題提起楽曲を始め、寺山修司やBOB DYLAN、GRATEFUL DEAD 他カバー曲も多数、ギター弾き語りスタイルでライブ活動を行っている。脱原発アクション、憲法を守ろう他多数の市民アクションに参加している。
(引用終わり)

 「今週の一言」で紹介された『理想と現実』は、最近もメルマガ(付録)としてご紹介したばかりですが、以下に再掲しておきます。

『理想と現実』 PANTA&中川五郎 with SKi(制服向上委員会)
 作詞:中川五郎 作曲:PANTA
  https://www.youtube.com/watch?v=oMvuskX4QLs

 なお、法学館憲法研究所では、制服向上委員会のマキシシングルCD『理想と現実』、それから『ダッ!ダッ!脱・原発の歌』の購入斡旋もしておられます。私も『理想と現実』を注文しました。皆さんも是非どうぞ。

<法学館憲法研究所事務局より>
 「ダッ!ダッ!脱・原発の歌」のCD及び「理想と現実」(「西暦20X0年」も収録)のCDを定価各1000円にてご購入いただけます。お申し込みは、名前、住所、電話番号、注文されるCD及び枚数をご記入の上、法学館憲法研究所まで、メール( info@jicl.jp )もしくはFAX(03-3780-0130)でご連絡ください。代金を振り込む郵便払込取扱票とともにお送りします。
 代金は現物が到着した後、郵便局から郵便払込取扱票で送金してください。送料については、3枚以上お求めの方は研究所で負担させていただきます。2枚までお求めの方は送料をお買い求めいただく皆さんにご負担いただきます(1枚の場合80円。2枚の場合160円)。

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2013年1月22日火曜日

1/19「放射線から命を守る医師の話を聞く集い」(in大阪市)

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ラジオ・フォーラム (1月19日) @小出裕章
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☆「戦争は」なぜ起きるのか」~たんぽぽ日記 戦争のない世界へ~
人殺しは楽しいよ イギリス王子が語る「ゲームの殺人」と麻生太郎の「さっさと死ねるように、いろんなことを考えなくてはならない」という本音
http://blogs.dion.ne.jp/tanpopo0817/

☆ブログ「日々雑感」
【広瀬隆さんより】DAYS JAPANの衝撃報告
http://hibi-zakkan.net/archives/22552615.html

☆ブログ「 みんな楽しくHappy♡がいい♪」
小出裕章先生講演会で感じた電力消費大都市と原発立地自治体の市民意識の違い
http://kiikochan.blog136.fc2.com/blog-entry-2733.html

☆「メルマガ金原」No.1240  (一部省略)
1/19「放射線から命を守る医師の話を聞く集い」(in大阪市)
 2013年1月19日(土)、大阪市中央区のドーンセンターで、「避難者と未来をつくる会」主催による「第2回未来を作るフォーラム 放射線から命を守る医師の話を聞く集い」が開かれました。
 自らも避難者である兼高武仁医師と原発労働者の診療に携わってきた阪南中央病院副院長の村田三郎医師による講演が行われました。

 集いの内容は以下のとおりです。

1 兼高武仁氏(医師)講演
  「我が子を守れるのはあなただけ~あなたの子供が被曝するとき~放射能てんでんこ」
2 アピールタイム
3 村田三郎氏(阪南中央病院副院長 医師)講演
  「低線量被曝・内部被曝の危険性と健康影響」
4 質疑応答

 チラシはこちらです。
  http://www.mei-getsu.com/mirai/20130119(BMP).pdf
 IWJによってUSTRAEM中継が行われました。
  http://iwj.co.jp/wj/open/archives/54124
(IWJ会員登録→ http://iwj.co.jp/join/ )

 チラシに記載された呼びかけ文を引用します。

(引用開始)
 東日本は非常に広い範囲が放射能汚染されてしまいました。年に1mSv以上の被曝をする場所からは、即時の避難と移住の権利が必要です。そして、奇跡的に汚染を免れた関西は、避難者を受け入れるセーフティゾーンとして機能すべきです。
 そのために私たち避難者と未来をつくる会は、大飯原発はただちに停止させ、かつ全住民にヨウ素剤の配備をすることを、2012年8月に大阪府に申し入れました。また、8月31日には米国・ドイツから科学者と医師を招いて「未来をつくるフォーラム」を開催しました。
 3.11から2年を間近にした1月19日、被曝から命を守る医師の話を聞く集いを開催します。
 原発労働者の被曝治療に携わってこられた村田三郎先生(阪南中央病院)。みずから避難者でありヨウ素剤配備の必要性を説く兼高武仁先生。お二人の経験を、私たちの未来に活かすために、多くの方のご参加を呼びかけます。 
(引用終わり)

 これまでも本メルマガにおいて、内部被曝、低線量被曝に関する医師の講演をご紹介したことはありましたが、自ら家族とともに避難された医師のお話を伺ったのは初めてです。
 兼高武仁さんは、神戸市出身。灘高校から東大医学部に進み、3.11当時は埼玉県で妻子(子どもは3人の小学生と1歳児)と暮らしながら東京で外科医をされていたとのことです。
 その兼高さんが語られた自らの経験に基づくお話は非常に示唆に富み、肯けることが多いと思いました。

 ところで、兼高さんが冒頭で話された以下の話題(マクラ?)には笑ってしまいました。
 兼高さんの経歴を見れば分かるとおり、大学の同窓の「友達」には、いわゆる「御用学者」と言われるような人たちがたくさんいる訳で、兼高さんが Facebook に子どもに関する楽しい話題を書いたら、そのような「友達」がいっぱい「いいね」を押してくれるけれど、原発反対と言ったら全く反応がないということでした(それはそうでしょうね)。
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2013年1月21日月曜日

<対談>小林 泰彦VS小出裕章1/19千葉県柏市「東葛から問う」・千葉の汚染(内容書き出し)


―――*原発廃止*―――
*即・原発を廃止しても、使用済み燃料や原子炉廃材の放射能と100万年!
*低線量被曝に関しては、ECRR(欧州放射線リスク委員会)の「2010年勧告」を基調にする。
*国家権力の横暴を許さず、主権者である国民の命と生活を守る政権の樹立を!
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☆ブログ「院長の独り言」
生体濃縮が露見・・ムラソイから25万4千ベクレル
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☆Nuclear F.C : 原発のウソ
年間80億円余の寄付金が電気料金に NHK
http://blog.livedoor.jp/ryoma307/archives/6878217.html

☆中村隆市ブログ 「風の便り」
東京新聞の購読者数が世界一になりますように
http://www.windfarm.co.jp/blog/blog_kaze/post-12251

☆ブログ「日々雑感」
政権が代わり調子付く電事連 「発送電分離」協力表明から一転反対に
http://hibi-zakkan.net/archives/22524911.html

☆ブログ「 みんな楽しくHappy♡がいい♪」
<対談>小林 泰彦VS小出裕章1/19千葉県柏市「東葛から問う」・千葉の汚染(内容書き出し)
http://kiikochan.blog136.fc2.com/blog-entry-2732.html


☆「メルマガ金原」No.1239  (一部省略)
青木泰氏講演と住民監査請求~大阪・震災がれき広域処理阻止闘争~

 去る1月17日(木)、大阪における震災がれき受け入れ阻止運動を進めてきた震災復興プロジェクトチーム大阪が、住民監査請求書提出の前日、難波OCATビル4階において、環境ジャーナリストの青木泰さんを講師に招き、「広域処理差し止め戦略会議」を開催しました。
 http://savechildosaka.blog.fc2.com/blog-entry-8.html
 そして、その模様がIWJとエンパワメントTVによってユースト中継されました。
IWJ   http://iwj.co.jp/wj/open/archives/53717
          (IWJ会員登録にご協力ください→ http://iwj.co.jp/join/

エンパワメントTV
① http://www.ustream.tv/recorded/28568760
② http://www.ustream.tv/recorded/28568867
③ http://www.ustream.tv/recorded/28570154
チラシはこちらです。
 http://savechildosaka.web.fc2.com/i/130111kaigi.tirasi.pdf

(引用開始)
         広域処理差し止め戦略会議in難波
             ~ 震災がれきの受け入れを阻止する方法 ~
                震災がれきの広域処理と自治体の責任
              ― 広域処理の妥当性と住民監査請求 ―
 環境ジャーナリスト・青木泰さんを講師に迎え、2月から大阪で始まる震災がれきの受け入れを阻止すべく戦略会議を開催します。宮城県が北九州への広域処理の打ち切りを決定したのは、青木さんを中心とした住民運動の成果だと思います。大阪は受け入れ前に断念させましょう!
 各省庁がこれまで一般財源から予算確保をしてきた自衛隊機の購入や、原発売り込み予算、被災地外の税務署の耐震化などにまで復興予算を流用していたことが報道で明らかになっています。がれきの全国広域化も、地元での処理による雇用と復興支援という復興基本計画にもそむき、被災者の不幸にたかる悪質な政策です。
 岩手県のがれきも、何度も大幅に減少され、県内処理で可能なレベルにきています。しかしこの問、静岡県、埼玉県、秋田県で受け入れが始まり、大阪市や富山県に運ばれようとしています。
 国の無駄遣いを批判する橋下徹大阪市長も、がれきの広域化になぜ大阪市が賛成なのか、釈明する必要があるのではないでしょうか。
 私たちは、大阪府と大阪市が、必要性の判断や広域化そのものの実態を把握せず、がれきの受け入れを進めることに対して、住民監査請求を行います。
 原告代表・下地さんの挨拶にはじまり、青木さんの講演、そして質疑応答後に、賛同者には監査請求書にサインと押印をいただきたいと思いますので、印鑑をお持ちください。
会場:難波学習センター
日時:1月17日 19:00 ~ 21:00
大阪市浪速区湊町1丁目4番1号 OCAT ビル4階
【参加費】500円 印鑑持参(請求人希望者)
【中 継】IWJ大阪 / エンパワメントTV
主 催:住民監査請求原告 代表 下地真樹
連絡先:震災復興プロジェクト・チーム大阪 (松下)
ブログ:http://savechildosaka.blog.fc2.com/
<講師・青木 泰さんのプロフィール>
和歌山県出身、東京都在住。民間企業研究所に勤務しながら、長年、ごみ問題について住民運動に関わる。早期退職後、ごみ処理に関する技術顧問として活躍するとともに、環境ジャーナリストとして一般誌、専門誌に執筆。3.11 以降は、放射性廃棄物の危険性について雑誌・新聞・講演等で情報発信している。著書に『空気と食べ物の放射能汚染―ナウシカの世界がやってくる』(リサイクル文化社)ほか
(引用終わり)

 講師の青木泰さんがまとめられた論考「―広域処理の妥当性と住民監査請求―震災がれきの広域処理と自治体の責任」(2012年12月27日)が、今回の住民監査請求の理論的基礎となっていますので、ご一読願います。
 http://savechildosaka.web.fc2.com/i/130108aoki.jititainosekinin.pdf
 そして、この「戦略会議」の翌1月18日(金)、住民監査請求書が大阪府及び大阪市の監査委員に提出され、その後記者発表が行われました。

「住民監査請求書」
 http://savechildosaka.blog.fc2.com/blog-category-2.html
 府宛監査請求書(PDF) 
  http://savechildosaka.web.fc2.com/i/13017kansa.osakafu.kanseiban.pdf
 市宛監査請求書(PDF)
  http://savechildosaka.web.fc2.com/i/13017kansa.osakashi.kanseiban.pdf

IWJによる中継(大阪府への提出、大阪市への提出、記者会見)
 http://iwj.co.jp/wj/open/archives/53812

 青木さんの論考にも触れられていますが、地方自治法に基づく住民監査請求は、当該自治体の住民に認められる「住民訴訟」の原告適格を確保する前提として必要な手続なのですが、「住民訴訟」として認められる訴訟類型の中には、「当該職員又は当該行為若しくは怠る事実に係る相手方に損害賠償又は不当利得返還の請求をすることを当該普通地方公共団体の執行機関又は職員に対して求める
請求」(地方自治法第242条の2第1項4号)というものがあります。違法な支出行為を行った首長などに対し、自治体への損害賠償を求める、というような形の訴訟となります。
 そこからの連想であらためて思うのは、地方自治法には「住民訴訟」という制度があるのに、国家レベルで、国家公務員や内閣構成員の個人的責任を追及する「国民訴訟」という制度がないということです。
 たしかに、そんな制度を作ったら、政治的目的に濫用されるリスクが高いだろうということは容易に想像されますから、そのリスクを低減するための歯止めは必要だとしても、昨年3月6日の環境省による政府広報「みんなの力でがれき処理キャンペーン」(朝日、読売の朝刊に2面ぶち抜きカラー全面広告を掲載)のようなあまりにもひどい実例を前にすると、その責任を「政治的」だけではなく「法的」にも追及する制度がどうしても必要だと思えてきます。
 ※ ご参考 http://kimbara.hatenablog.com/entry/2012/11/08/234133
 なお、余談ながら、18日の記者会見まで同席された青木泰さんは、その日は郷里和歌山で宿泊されたのでしょうか、19日(土)午後に和歌山市で行われた「子どもたちの未来と被ばくを考える会」世話人会に(帰途につかれる前のわずかの時間でしたが)顔を出してくださり、がれき広域処理の問題点について分かりやすくお話してくださいました。もっとも、事前に来ていただけるということは誰も知らなかったので、十分な時間の設定もできず、非常にもったいなかったなあという印象でした。

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2013年1月20日日曜日

危険かもしれない」と分かっていながら対策を取らずにいて「やっぱり危険だった」はあり得ない。


―――*原発廃止*―――
*即・原発を廃止しても、使用済み燃料や原子炉廃材の放射能と100万年!
*低線量被曝に関しては、ECRR(欧州放射線リスク委員会)の「2010年勧告」を基調にする。
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宮城県で聞いた現地の声
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「借りを返すために日米同盟を強化せよ」と書いた産経の論説副委員
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100mSvを押しつけるForbesと日経(700万アクセス)
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脱原発を訴える政党は、今福島で起こっている核被害の実態を調査し国会で問題化すべき
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阪神・淡路大震災18年 大都市被災 その時日本は NHKスペシャル
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☆小出裕章 (京大助教) 非公式まとめ
1月19日【ペイフォワード環境情報教室】「未だに福島原発の敷地の中でも事故は続いていますし、その周辺にいた人々の苦難も未だに続いているわけで、私は忘れてほしくない」小出裕章先生 第13回(文字起こし)
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☆「戦争は」なぜ起きるのか」~たんぽぽ日記 戦争のない世界へ~
人命最優先届かず 「厳しい情報に接した」 安倍首相警告射撃で尖閣戦争を企画する日本政府に「生命重視」と言われたくないアルジェリア政府
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「危険かもしれない」と分かっていながら対策を取らずにいて「やっぱり危険だった」はあり得ない“ふくしま集団疎開裁判緊急記者会見” 1/18医師柳沢裕子さん(内容書き出し)
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☆「メルマガ金原」No.1238  (一部省略)
報道写真家・福島菊次郎さん91歳

1921年3月15日、山口県に生まれた福島菊次郎(ふくしま・きくじろう)さんは、おそらく現役最年長の「報道写真家」でしょう。

 その福島さんを追ったドキュメンタリー映画『ニッポンの嘘 報道写真家 福島菊次郎90歳』(長谷川三郎監督)が昨年8月から公開されています。私は未見ですが、今月(2013年1月)に入ってから、キネマ旬報 文化映画部門 ベスト1 毎日映画コンクール ドキュメンタリー映画賞
を相次いで受賞するなど、高い評価を受けています。

映画公式サイト   http://bitters.co.jp/nipponnouso/
予告編   http://www.youtube.com/watch?v=3MklEqq-qqY
 公式サイトに掲載された福島さんのプロフィールをご紹介します。
 http://bitters.co.jp/nipponnouso/fukushima.html
(引用開始)
1921年山口県下松市生まれ。1946年より、郷里で時計店を営む一方、被爆地・広島で被爆者の撮影を始める。1952年、原爆症に苦しむ中村杉松さん一家と出会い、以降10年間にわたり中村一家の苦闘と崩壊の軌跡を克明に撮影し、『ピカドン ある原爆被災者の記録』を発表。そのリアリズムが高く評価され、1960年、日本写真批評家賞特別賞を受賞。受賞を機に上京、プロ写真家として活動を開始する。以降、ライフワークとなる被爆者の撮影を続ける一方、安保、学生運動、三里塚闘争、公害、自衛隊、原発など多岐にわたるテーマを精力的に取材する。「文藝春秋」「中央公論」など月刊総合誌を中心に、年間150ページ以上を発表するなど、フォトジャーナリズムの第一線で活躍。刊行した写真集は12冊に上る。1982年、保守化する日本、自主規制を強めるメディアに絶望し、カメラマン生活と決別、瀬戸内海の無人島で自給自足の生活を始める。1988年胃がんを患い、自給自足生活を断念。入院中に昭和天皇の下血報道を目にして強制退院、自らの写真をパネルに焼き、「戦争責任展」と銘打ち、日本全国で600回以上の写真展を開催。2000年より、写真では伝えられなかった
ことを文章で補う「写らなかった戦後」シリーズの執筆を始める。2003年『写らなかった戦後 ヒロシマの嘘』(現代人文社)刊行。2005年『写らなかった戦後2 菊次郎の海』(現代人文社)刊行。
2010年『写らなかった戦後3 殺すな、殺されるな 福島菊次郎遺言集』(現代人文社)刊行。
(引用終わり)

 映画に先立つこと2年、大阪の毎日放送が月1本のペースで放送するドキュメンタリーシリーズ「映像2010」において、福島菊次郎さんが取り上げられました。『抵抗の涯てに~写真家・福島菊次郎の“遺言”~』という作品です。同番組の「放送ライブラリ」にアップされており、全編を視聴することができます(約50分)。 http://www.mbs.jp/eizou/library.shtml
 いつまでライブラリで視聴できるか分かりませんので、You Tube に細切れアップされている画像もご紹介しておきます。
その1 http://www.youtube.com/watch?v=kqbdjD0rVJA
その2 http://www.youtube.com/watch?v=94aUj5fc2SA
その3 http://www.youtube.com/watch?v=Bb-yNROyTI0
その4 http://www.youtube.com/watch?v=5RIcdK9klgY
その5 http://www.youtube.com/watch?v=-yJJf8PU5MY
その6 http://www.youtube.com/watch?v=FP-ygQ0t-Vg

 この毎日放送の番組の取材が行われたのは、『写らなかった戦後3 殺すな、殺されるな 福島菊次郎遺言集』(2010年・現代人文社)が完成間近の頃だったようですが、番組の中で福島さんがインタビュアーに語った著書のタイトル(予定)は、『殺すな、殺されるな、憲法を変えるな』でした。おそらく、出版社の意見で『憲法を変えるな』が落とされたのでしょうし、本のタイトルとしてのインパクトは『殺すな、殺されるな』の方が数段上だと思いますが、福島さんとしては心残りだったかもしれませんね。   
  
 ところで、福島さん自身が「最後の写真集」と認める『証言と遺言(仮題)』が、まもなくDAYS JAPANから刊行されますが、届いたばかりの「DAYS JAPAN」2月号に掲載された福島さんの文章にこういう部分があります(36頁)。

(引用開始)
 それでも僕はまだ無法な政治に毅然として対決し、憲法九条と人間の尊厳を守り抜こうとしている多数の市民団体や個人が全国に存在しているのを知っている。それはDAYS JAPAN読者であり、僕が1982年東京を捨てて以来続けている、「天皇の戦争責任」展に続く「日本の戦後」展を見てくれている人々だ。
(引用終わり)

 なお、この写真集『証言と遺言』(定価3600円・税込)を、「DAYS JAPAN」の年間定期購読(新規もしくは継続/12冊で送料込7700円)とセットで申し込むと、何と10000円(+送料210円)でお購めになれるという、とってもお得なキャンペーン中です。私も福島さんの写真集とセットで年間定期購読を継続しました。 皆さまも是非どうぞ。 https://ssl.form-mailer.jp/fms/8f948f66227646
 最後に、福島菊次郎さんを敬愛する後輩・フォトジャーナリストの山本宗補さんが、ご自身のブログ「山本宗補の雑記帳」にたびたび福島さんとの交流の模様を書いておられます。最も新しい記事は、2012年12月23日にアップされた「福島菊次郎と愛犬ロク」です。
 http://asama888.cocolog-nifty.com/blog/2012/12/post-f8ab.html
 この記事の末尾に、これまでの福島さんに関する記事の一覧が掲載されています。この中では、とりわけ3.11以降(2011年9月25日)にアップされた「反骨の報道写真家・福島菊次郎さん(90歳)のこと」は是非お読みいただきたいと思います。福島さんが「現役」であることがひしひしと伝わってきます。 http://asama888.cocolog-nifty.com/blog/2011/09/90-3906.html

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2013年1月19日土曜日

<衣服の放射能汚染>「中学生一人で500ベクレル超を着ている」吉田那博さん1/18ふくしま疎開裁判会見


☆福島第一原発の港内の魚、25万Bq超(TBS系(JNN) 1月18日(金)19時35分配信)
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/jnn?a=20130118-00000058-jnn-soci&1358507600

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☆ブログ「院長の独り言」
20130117熊本 福島原子力災害の真実と内部被曝 講演
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☆田中龍作ジャ-ナル
山下俊一センセイ講演会 「データを出し続けている」
http://tanakaryusaku.jp/2013/01/0006507

☆「メルマガ金原」No.1239  (一部省略)
2/19開催予告「食品摂取による内部被曝について考える」(和歌山弁護士会)

 和歌山弁護士会に公害対策・環境保全委員会という委員会があります。
  http://www.wakaben.or.jp/intro/report/03_environment.html
 上記ホームページの委員会活動報告にも記載されているとおり、これまでも数多くのシンポジウムを開催してきました。そして、このたび、以下のとおり、「食品摂取による内部被曝について考える」ためのシンポジウムを開催することとなりましたのでご案内します。
 チラシ→ http://www.wakaben.or.jp/event/e_20130219.pdf
(チラシより引用開始)
食品摂取による内部被曝について考える
 福島第一原子力発電所の事故により、大量の放射性ヨウ素、放射性セシウムなどの放射性物質が放出され、土壌、河川、海洋が放射性物質に汚染された結果、基準値を超える食品が流通するという事態も生じました。低線量被曝での健康影響は、科学者の中でも意見がわかれていますが、その危険性は無視できません。現在の食品中の放射性セシウムの基準値は本当に妥当なものなのか、食品の検査体制はどのようにしていくべきか、過度の不安や心配をしないためにどのような社会を築いていくべきか等、食品摂取による内部被曝に関する問題点を考えることにしました。
と き 2013年(平成25年)2月19日(火)
    開場:午後5時30分
    開演:午後6時
ところ 和歌山ビッグ愛(和歌山市手平二丁目1-2)
     http://www.wakayamasposhin.or.jp/big-ai-access/index.html
    6階 会議室(602号、603号)(135人収用可能)
●入場無料
●予約不要
基調講演「食品摂取による内部被曝のしくみ」
 講師 岩本智之(いわもと・さとし)氏(元京都大学原子炉実験所教員)
パネルディスカッション「基準値及び検査の問題点」
 パネラー 岩本智之(いわもと・さとし)氏(元京都大学原子炉実験所教員)
      金田直樹(かねだ・なおき)氏(消費者庁消費者安全課企画官)
      石川直基(いしかわ・なおき)氏(日弁連消費者問題対策委員会委員 
        大阪弁護士会所属弁護士)
       湯浅友美(ゆあさ・ともみ)氏(放射能から命を守りたい集いin和歌山代表)
コーディネーター 西 直哉(にし・なおや)(和歌山弁護士会 公害対策・環境保全委員会委員長)  
主 催 和歌山弁護士会(担当:公害対策・環境保全委員会)
お問い合わせ TEL.073-422-4580
(引用終わり)  

 私も和歌山弁護士会の会員ではありますが、平成元年に弁護士になって以来、公害対策・環境保全委員会の委員になったことは一度もなく、上記シンポについても、チラシに記載されている以上の情報の持ち合わせはありません。ただ、パネラーとして登壇してくれる「子育て中のお母さん」に心当たりはないだろうか?という西委員長からの相談に少し乗っただけです。
 余談ながら、私が西委員長に対し、放射能から命を守りたい集いin和歌山の湯浅友美さんが適任ではないかと回答しようと思っていた矢先、同じ和歌山弁護士会主催(憲法委員会が担当)の市民集会「オスプレイも原発情報も隠される!?~秘密保全法制の危険性と問題点~」のパネラーに湯浅さんが決まったという話を聞いて茫然とした・・・というような裏話もあるのですが、結局、他に適任者がいないということで、当初の予定通り(?)湯浅さんにお願いすることになったようです。
  http://kimbara.hatenablog.com/entry/2012/10/13/002920

 なお、他のパネラーの皆さんについても一言ずつ。

 岩本智之さんに和歌山弁護士会の公害シンポのパネラーをお願いするのは2回目で、前回は、平成16年11月12日、御坊市民会館において開催されたシンポジウム「使用済み核燃料中間貯蔵施設の安全性を考える」でした。

 金田直樹さんが所属される消費者庁のホームページを見ると、トップページに「食の安全に関する情報」が色々と掲載されており、「食品と放射性物質」に関わる所管官庁であることが分かります。
  http://www.caa.go.jp/index.html
 コンテンツの中には「食品と放射能Q&A」などもあり、この問題に関する国の基本的なスタンスが分かります。  http://www.caa.go.jp/jisin/pdf/120831-3_food_qa.pdf
 日本弁護士連合会は、昨年、食品と放射性物質に関して以下の会長声明を発出しています。
2012年2月24日
「食品新規制値案とこれに対する放射線審議会の答申等についての会長声明」
  http://www.nichibenren.or.jp/activity/document/statement/year/2012/120224_3.html
2012年5月11日
「食品中の放射性物質の自主検査に関する農林水産省食料産業局長通知に対する会長声明」
  http://www.nichibenren.or.jp/activity/document/statement/year/2012/120511.html
 石川直基さんが所属する日弁連消費者問題対策委員会には食品安全部会があり、おそらくそこが中心になって起案したのではないかと思います(私は、公害・環境だけではなく、消費者委員会にもとんと縁がなかったので、間違っているかもしれませんが)。

 基準値を制定した国からパネラーが出てくれることになったのは良かったと思います。多方向からの議論をぶつけ合うことによって初めて見えてくるものがあるはずですから。この問題に関心を有する方に1人でも多くご参加いただきますようご案内します。

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2013年1月18日金曜日

生活保護切り下げの底なし沼 “低所得世帯基準”に合わせるマヤカシ(田中龍作ジャ-ナル)


―――*原発廃止*―――
*即・原発を廃止しても、使用済み燃料や原子炉廃材の放射能と100万年!
*低線量被曝に関しては、ECRR(欧州放射線リスク委員会)の「2010年勧告」を基調にする。
*国家権力の横暴を許さず、主権者である国民の命と生活を守る政権の樹立を!
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生活保護切り下げの底なし沼 “低所得世帯基準”に合わせるマヤカシ
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2013年1月17日木曜日

東京27日 沖縄県全41市長村の首長、議長が参加する前代未聞の集会/辺野古浜通信から ほか


―――*原発廃止*―――
*即・原発を廃止しても、使用済み燃料や原子炉廃材の放射能と100万年!
*低線量被曝に関しては、ECRR(欧州放射線リスク委員会)の「2010年勧告」を基調にする。
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☆ブログ「あざらしサラダ」
岩手県の瓦礫総量は本当は何万トンなのか
http://azarashi.exblog.jp/17166616/

☆ブログ「かっちの言い分」
「脱原発」などは考えずに、ひたすら原発を推進しろという読売新聞は害毒だ。
http://31634308.at.webry.info/201301/article_17.html

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放射線量上昇(国基準の約2倍) 2度目の除染 千葉県松戸市
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東京27日 沖縄県全41市長村の首長、議長が参加する前代未聞の集会/辺野古浜通信から ほか
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☆ブログ「 みんな楽しくHappy♡がいい♪」
「こんな汚染を拡大している場合ではなくてですね、 片付けしたいんです!」大阪市がれき説明会此花区民ホール1/16増山麗奈さん(書き出し)
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☆「メルマガ金原」No.1235  (一部省略)
品川正治さんから力を貰おう!
 国際開発センター会長、日本興亜損保(株)相談役(元社長、会長)の品川正治(しながわ・まさじ)さんは、経済同友会終身幹事にして革新懇(平和・民主・革新の日本をめざす全国の会)代表世話人でもあるという、非常にユニークな立場におられる方ですが、そのお話を伺えば、これが少しも不自然なこととは思えず、自らの信念に忠実に身を処せばこうなる、ということが納得されます。

 1924年生まれの品川さんは、旧制第三高等学校在学中に召集されて中国の最前線に送られて負傷したという戦争経験を持っておられます。
 そして、敗戦の翌年に復員し、日本に着いた復員船の中で、日本国憲法草案を掲載した日本の新聞を読んだ時の感動を忘れず、現在まで護憲の立場から積極的な発言を続けてこられています。

 講演活動にも熱心で、和歌山市でも、去る2007年6月2日、「戦争・人間・憲法九条」と題した講演を行われ(九条の会・わかやま、憲法9条を守る和歌山弁護士の会共催)、立錐の余地もなく詰めかけた聴衆に深い感銘を与えられました。
 実は、私自身、この講演会の司会を務め、深く感動した講演内容を1人でも多くの方に知ってもらいたいという熱意にかられ、今となっては自分でも信じられないのですが、1人で講演全部の文字起こしをやり遂げたのです。
 この講演録については、共催団体である九条の会・わかやま事務局の皆さんにも手伝っていただいて推敲し、最終的には講演者である品川正治さんご本人による校正をあおぎ、確定版を九条の会・わかやまのWEBサイトに掲載することができました(ちなみに、小見出しも私が付けました)。
  http://home.384.jp/kashi/9jowaka/602kiroku/sinagawa-all.htm

 品川さんが和歌山で講演されたのは、第一次安倍晋三内閣当時のことでしたが、憲法にとって、6年前とは比較にならないほどの危機的状況の中で第二次安倍内閣が再登場した今こそ、品川さんの揺らがぬ信念を再確認して自らの力とするため、その講演録を読み直してみようと思った次第です。
 そして、未読の方には是非とも一字一句味わってお読みいただきたいのです。

 なお、上記和歌山講演と近接した2007年7月18日に明治学院大学国際平和研究所で行われた講演のダイジェストが You Tube にアップされています。
 これにより、品川さんの人柄や語り口を知っていただくことができます。

その1(9分34秒)
 https://www.youtube.com/watch?v=-Ll-Brt31hQ

その2(9分58秒)
 https://www.youtube.com/watch?v=fpOWDSyK78k

その3(8分33秒)
 https://www.youtube.com/watch?v=Q0iN_3PNWMk

その4(8分47秒)
 https://www.youtube.com/watch?v=l93OiLtbjuA

 最後に、品川正治さんの和歌山での講演の中の「日本国憲法草案との出会い」の部分を引用します。何度読んでも感動します。この憲法が、当時の日本人にどのように受け止められたのかについての貴重な証言です。

(引用開始)
 ところで、私たちは、その収容所からは、翌年の5月1日、山口県の仙崎という港に復員した訳です。船は、もっと早くに着いておりました。しかし、私たちの部隊はもともと山陰の部隊でその山陰に着いた訳ですから、遠くの人を先に上陸させ、私たちは2日間ほど懐かしい本土を眺めながら上陸は許されなかった。しかし、その船内で、全部隊に新聞が配られたのです。新聞といっても、今日出たとかっていう新聞じゃないです。民家からかき集めてきた古い新聞なんです。「日本国憲法草案」が発表された日の新聞なんです。その新聞を全部隊に配られました。「お前たちはこれから帰る、国に帰るんだ。この国の憲法草案、こういう形で発表されておる。どういう国になるか、それを十分知った上で国に帰れ」そういう趣旨で配られた訳なんです。
 新聞を見た途端に全員泣きました。あの憲法前文、今の憲法の前文が、「前の文」ですね、前文から9条まで読んで、皆泣きました。我々の生き方は、それしかないと思っておったけども、よもや国家が憲法で戦争放棄を明確にする、国の交戦権を認めないっていう、そこまで書いてくれたか、これなら生きていける、これなら中国の人たちにも贖罪の気持ちを表せる、亡くなった戦友の魂に対しても、「こういう国になるんだ」っていうことを我々言えるようになる、そういうのが私自身の憲法、現憲法に接した一番最初の日なんです。その思いだけは、私自身、それこそ忘れることができません。
(引用終わり)

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2013年1月16日水曜日

電力会社の資材調達 「身内」会社に発注 突出 電気料金値上げに疑問

―――*原発廃止*―――
*即・原発を廃止しても、使用済み燃料や原子炉廃材の放射能と100万年!
*低線量被曝に関しては、ECRR(欧州放射線リスク委員会)の「2010年勧告」を基調にする。
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☆ブログ「かっちの言い分」
地震で壊れた原発を、他国に国のお墨付きで輸出させようという愚行。
http://31634308.at.webry.info/201301/article_16.html

☆Nuclear F.C : 原発のウソ
電力会社の資材調達 「身内」会社に発注 突出 電気料金値上げに疑問
http://blog.livedoor.jp/ryoma307/archives/6868544.html

☆ブログ「 みんな楽しくHappy♡がいい♪」
東京の汚染~東村山と水元公園~小出裕章氏12/22(内容書き出し)
http://kiikochan.blog136.fc2.com/blog-entry-2721.html

☆「メルマガ金原」No.1234  (一部省略)
山口正紀氏講演「〈壊憲〉勢力の台頭に抗して-領土・沖縄・オスプレイ、そして日米安保-」
 去る2013年1月12日(土)、名古屋市において、元読売新聞記者の山口正紀さんによる講演会「安倍〈壊憲〉政権とどう闘うか-領土ナショナリズムと安保・沖縄・原発-」(主催:第9条の会なごや)が開かれ、IWJによる中継が行われました。

IWJアーカイブ映像 http://iwj.co.jp/wj/open/archives/53263 (2時間44分)
※ ボランティアスタッフによる講演の詳細な要約が掲載されていて非常に有用です。
   【会員登録してIWJを支えましょう→ http://iwj.co.jp/join/

 山口正紀さんは、Wikipedia などを読むと、
  1949年 大阪府堺市生まれ
  大阪市立大学経済学部卒業
  1973年 読売新聞入社
  2003年 同社退社
 現在、「週刊金曜日」に隔週で「人権とメディア」を連載中、インターネットメディア「レイバーネットTV」に出演、ということのようです。
 読売在社中から、メディアに関わる様々な著書を刊行され、退社前の読売での配属部署は、情報調査部やデータベース部というのですから、これっていわゆる「窓際族」とか「退職勧奨セクション」とかいうものでしょうかね。
 そもそも、大阪市立大学経済学部出身で卒業年が1973年だとすると、相当過激なキャンパスライフだったと思いますが(私が法学部に入ったのは山口さんが卒業された後のことで、だいぶ落ち着いきていましたが、それでもたまに外人部隊同士の内ゲバで死人が出たりしていた)、よく「読売」の入社試験に通りましたね。
 そういえば、故・日隅一雄弁護士も、京大を出た後「産経」の記者になったのだった。

 ところで、主催の「第9条の会なごや」ですが、2004年に大江健三郎さん、井上ひさしさんらが呼びかけた「九条の会」アピールに先立つこと13年、1991年3月にチャールズ(チャック)・オーバービー博士(オハイオ大学名誉教授)によって米国で設立された「第9条の会」の精神を引き継ぎ、全国何カ所かに設立された「第9条の会」の一つではないかと思います(実は和歌山にも「第9条の会わかやま」がある)。
 http://page.freett.com/HEIWA2001/9JOU.html

 ところで、講演自体も非常に時宜に適ったもので、今夏の参議院議員選挙まで間がない中で、いかに「安倍〈壊憲〉政権」と闘っていくかについて、色々と示唆に富むお話を聴くことができます。
 特に、山口さんが「安倍政権がやろうとしていることは、オキナワ・フクシマを全土に広げていくことだ」という部分に「そのとおりだ」と頷きながら、どうすればそれを阻止できるのかという問いが1人1人に突きつけられているという思いが痛切に身にしみました。
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