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2012年01月17日
野田民主党政権との対決を宣言した小沢一郎
今度の内閣改造劇の裏を書いた1月14日の朝日新聞の読んで、私は「野田改造内閣の裏にある不透明なもの」と題して書いた。
ひょっとして今度の内閣改造の裏には野田、輿石、小沢の間でなんらかの了解があるのではないか、消費税つぶしより民主党政権維持を優先するという三者間のあうんの了解があるのではないか、と。
もちろんそれに確かな根拠があるわけではない。
その推測が外れることを願うばかりだ、と書いた。
消費税増税の可否をめぐって早期解散・総選挙が行われ、その前後に政策本位の政界再編が起きたほうが日本の政治のためによいと考えるからだ。
どうやら私の推測は見事に外れたようだ。
発売中の週刊朝日1月27日号に週刊朝日の「小沢一郎単独インタビュー第2弾」が掲載されていた。
小沢一郎の野田政権批判はエスカレートするばかりだ。
そのこと自体には私は驚かない。
私が仰天したのは、消費税増税不安を提出させないと小沢一郎が次のように語った事を知ったからだ。
すなわち小沢一郎は次のように言い切っている。
「・・・野田首相は3月末までに消費税増税法案を出すと言っています。でも、法案提出にさえ党内は反対するでしょう。私自身、反対します。」
これは物凄い発言だ。
この言葉の前後の小沢一郎の発言を何度も読み返してみたが、どう読んでも、小沢一郎は野田首相には消費税法案を提出させないと言っている。
しかもこのインタビューはその内容から見て明らかに内閣改造の後に行われたものだ。
野田首相は内閣改造後の発言で消費税増税法案の成立の意気込みをますますエスカレートさせている。
政治生命をかけるとまで何度も公言している。
その消費税増税法案を国会に提出させないと小沢一郎は言っているのだ。
野党との対立で消費税法案が成立できないのならわかる。
それなら解散・総選挙となる。
しかし、その前に、民主党の中から反対する、野田首相が消費税増税法案を国会に提出させない、と小沢一郎は言っているのである。
これは野田首相との全面対決を宣言したということだ。
ここまで言われたらさすがに野田首相も引き下がれないだろう。
民主党の分裂と解散・総選挙は風雲急を告げるということではないのか。
ついに小沢一郎は動き出すのか。
その時輿石幹事長はどちらにつくのか。
今度こそ小沢一郎には行動を起こしてもらいたいと私は思う。
了
☆中村隆市ブログ 「風の便り」
2012/01/17<緊急声明> 経済産業大臣 枝野幸男様 保安院長 深野弘行様
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「ストレステスト意見聴取会」について
傍聴者締め出しの撤回と「利益相反」委員の解任を求めます
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2012年1月17日火曜日
米韓FTAで搾取一方でも米国何等胸痛まない。異人種は搾取の対象。TPPで次は日本です。(孫崎 享)
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